安倍晋三首相は３０日放送の日本テレビの番組で、今夏に発表する戦後７０年の首相談話について「アジアの発展に貢献した７０年でもある。その誇りを胸にさらにアジアや世界の平和に貢献するメッセージを国内外に出したい」と語った。

　米議会の上下両院合同会議で先の大戦への「痛切な反省」を表明したことについては「第１次政権の時からずっと『痛切な反省』の上に今日の日本の繁栄があると申し上げてきた。今回も新しいことを述べたのではなく、今まで私が述べていたことを率直に話したということだ」と説明した。

　インタビューは３０日未明（米国時間２９日午後）に収録された。【小田中大】