沖縄県:辺野古制限区域内の調査提示

毎日新聞 2015年04月29日 23時53分

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設作業で沖縄防衛局が沈めた大型コンクリート製ブロックがサンゴ礁を損傷したとされる問題で、沖縄県は29日、日米地位協定に基づく立ち入り制限区域内での調査を5月11〜25日に実施したい考えを外務省と沖縄防衛局に文書で郵送した。

 県は2月26日に制限区域の外側で調査を実施したが、制限区域内での調査を米軍に拒否された。3月に改めて立ち入りを申請し、4月22日に米軍から外務省を通じ具体的な調査内容を防衛局と調整するよう連絡があったため調査計画を提示した。【佐藤敬一】

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