首相 米議会上院の有力議員らと懇談

4月30日 13時05分

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アメリカを訪れている安倍総理大臣は日本時間の３０日朝早く、アメリカ議会上院の有力議員らと懇談し、日米同盟の強化に向けて、集団的自衛権の行使を含む安全保障法制の整備や、ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の早期妥結に努力する考えを伝えました。

アメリカを訪問している安倍総理大臣は、日本時間の３０日未明、日本の総理大臣として初めて、アメリカ議会上下両院の合同会議で演説を行ったあと、マコネル共和党院内総務やリード民主党院内総務、それにマケイン軍事委員長ら上院の有力議員と懇談しました。
この中で、マコネル共和党院内総務は、「きょうの安倍総理大臣の演説はすばらしいものだった。きょう参加している上院議員は安倍総理大臣との意見交換を楽しみにしていた」と述べました。
また、マケイン軍事委員長らほかの出席者からも、安倍総理大臣の議会演説を称賛する声が出されました。
これに対して、安倍総理大臣は、「議会演説で日米同盟の重要性を強調できたことは、今回のアメリカ訪問の中で最も重要な機会だった」と述べ、議会演説の機会が得られたことに謝意を示しました。
そのうえで、安倍総理大臣は、日米同盟の強化に向けて、集団的自衛権の行使を含む安全保障法制の整備や、ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定の早期妥結に努力する考えを示しました。