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米軍幹部 南シナ海での自衛隊の活動期待4月27日 10時27分
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南シナ海の監視活動にあたっているアメリカ海軍の司令官は、中国が南沙諸島で行っている埋め立てについて、「一方的な行動で地域の混乱を招く」と懸念を示したうえで、自衛隊が将来的に南シナ海での監視活動に乗り出すことに期待を表明しました。
アメリカ海軍第7艦隊でアジアの海域を飛行し監視活動を行っている哨戒偵察部隊のマイク・パーカー司令官がNHKなどのインタビューに応じました。
この中でパーカー司令官は、アジアの海域で監視能力を高めるため、最新鋭のP8哨戒機をおととし沖縄県の嘉手納基地に6機配備するなど、日本配備の哨戒機の数を3年前に比べて25%増やし、南シナ海などをほぼ毎日飛行していると説明しました。
そのうえで、南シナ海の南沙諸島で、中国が複数の浅瀬を埋め立てて滑走路とみられる施設を建設していることについて、「領有権を主張するほかの国々と協議せずに中国が一方的に行っているものでアメリカ海軍は懸念している。地域の混乱を招き誤算が生じかねない」と述べました。
そして、「アメリカと日本は南シナ海でも共通の利益が存在する」と強調するとともに、海上自衛隊の哨戒機が南シナ海での監視活動に乗り出せば「大きな助けになる」と歓迎し、自衛隊の活動拡大に期待を表明しました。
この中でパーカー司令官は、アジアの海域で監視能力を高めるため、最新鋭のP8哨戒機をおととし沖縄県の嘉手納基地に6機配備するなど、日本配備の哨戒機の数を3年前に比べて25%増やし、南シナ海などをほぼ毎日飛行していると説明しました。
そのうえで、南シナ海の南沙諸島で、中国が複数の浅瀬を埋め立てて滑走路とみられる施設を建設していることについて、「領有権を主張するほかの国々と協議せずに中国が一方的に行っているものでアメリカ海軍は懸念している。地域の混乱を招き誤算が生じかねない」と述べました。
そして、「アメリカと日本は南シナ海でも共通の利益が存在する」と強調するとともに、海上自衛隊の哨戒機が南シナ海での監視活動に乗り出せば「大きな助けになる」と歓迎し、自衛隊の活動拡大に期待を表明しました。