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かくいう私も青二才でね

知ってるか?30まで青二才でいると魔法が使えるようになるんだぜ?

いわゆる「みんなが大好き」が好きになれない



愚痴です。意味はありません。

「みんな大好き」が好きになれません。

ジャンプマンガで言えば、ドラゴンボールやワンピース・スラムダンクが好きじゃなくてNARUTOるろ剣デスノート暗殺教室が好き。

 

アーティストで言えば、浜崎あゆみ宇多田ヒカル的なところじゃなく、椎名林檎にドはまる!(一応、200万枚売り上げた大スターなのにサブカルだのメンヘラだの黒魔術だの呼ばれることにとても納得がいかない)

 

最近の深夜アニメでも原作を読んでて当たり前なニンジャスレイヤーやジョジョを読んでないくせに、ピンポンだの、それ町だの、デンキ街の本屋さんだの、電波教師だの…アニメ化したら注目株になるほどヒットしてるが、絶対にメインを飾らない作品ばかり予習してる。(ピンポンはともかく残りの3つは比較的初期、もちろんアニメ化前から目をかけてた)

 

究極はこの間公表されたふりーむコンテストだよ!

ふりーむ!(第10回ふりーむ!ゲームコンテスト公式ページ)

応募作の中から8作をプレイとレビューし、5作品は的中。的中させた5作品には健闘賞だ銅賞だというお茶を濁した賞にはノンタッチで各分野の金・銀が3つ、ふりーむ賞・審査員賞を的中させた!

 

kanose村長から「ラノベの表紙で作品を当てるなんて(ゲームのスクリーンショットで質を見抜くとかバカなことを言ってる)鯛のおかしらみたいなことをほざくな!」とからかわれて3年。

実際に、らのべどころか鯛のおかしらをかなり高い精度でやってのけた!(フリーゲームのダウンロードはスクリーンショットと説明文だけだから事実上のおかしら)

鯛のおかしらについて:タグ「鯛のおかしら」 - ARTIFACT@ハテナ系

 

…何が言いたいかというと、僕はコンテンツについてけっこう見る目はあるつもりだし、実際先回りできる。打率もいいからお金も手間暇もそれほどかけずにできる。

 

でも、僕は王道に没頭できない。僕が「レビューしたゲームの6割はヒットした」とか「熱中してレビューを書いた商用マンガや同人誌はその後フォロワーがガッツリ増えることになった」ことは実際に山のようにあるんだけど…一位が当てられない!

 

しかも、1位が決まった途端に、4位のぐらいの作品のほうがどう頑張っても感動できる・優れてるように感じられて「みんなどうかしてるんだ!」と思う始末。

しかも、1位まで来ちゃうとわかってないファンがファンの中に交じるから余計にイライラする。

 

「俺はこいつらが読めた時代を読めなかったのか」

「こいつらよりまともに作品解釈ができるはずだし、日々鍛えてるのにダメなのか」

と肩を落とすことが多すぎる。

 

いや、嫌いではないんだよ。ワンピースもアニメは空島編まで見てたし、ニコニコのゲームコンテストで一番になったHadというゲームはかなりやりこんだ。

…でもさ、それでもなお「あーこれはウケるわ。俺が説明しなくても、みんなこういうのが好きなんだろうなぁ」と思って、急に僕がコンテンツに対して、白々しいほどウケることに徹した(ように見える)作者にたいして興が冷めてしまう。

 レビューを書いたり、普及・弁明をすることに「俺が普及しなきゃ誰がやるんだ」とか「勘違い椎名林檎批判に正面から打ち合いに行けるのはファンだけ」という熱意がわかない。

 

 

 

こんなこと書いてると、きっとこんなツッコミに晒されるんだろうね。

別に僕の近くに椎名林檎がいたなんて一度たりとも思ってないし、商標化されたマンガが自分だけのコンテンツだとも思ったこともない!ましてや引き当てる自分が偉いと思ったこともない。偉いのは製作者だし、それができないからレビュアー・伝導師になるしかないという自覚ぐらいあるよ。そこまでうぬぼれちゃいないさ!

 

ただただ自分のエゴや美意識レベルの話で「こんなおもしろいものが理解されない世の中は生きづらくて、不幸だ」と思うからついつい物申してしまうだけ。一種の発作と気の迷い。綺麗に言えば、「臆病者による片思いの恋」なのかもしれないけど、デブから片思いされる方は迷惑極まりないわけで。

僕がいいといったものは6割以上は伸びるから座敷わらし的な何かと言えなくもないけど、座敷わらしというほど、体小さくないしなぁ…。178cmの座敷わらしは童子ではないよね。

 

一位が抑えられないレビュアー/キュレーターってどうなんだ?

だいたい、座敷わらしとしても、オタクとしても、レビュアーとしても「自分の4~15位ぐらいのライトサブカルや、ジャンルのトップを当てる能力程度の能力」って中途半端極まりない。

編集者で言えば、ワンピースもドラゴンボールも出せないジャンプを作る人なんだから、それって「特筆するほどのずば抜けた成功しない最近の週刊少年マガジン」なわけで…。はい、ダイヤのAも、ベイビーステップも僕は初期から抑えてたよ。あの時期のマガジン好きだったよ!でも、僕は一番感情移入したラインをワンピースや化物語に持って来られない自分に不甲斐なさを感じるんだ。

 

僕はオタクの中でもドラゴンボールマニアとか、ワンピースマニアには絶対になれないし、ああ言う人が一番すごいと思う。

同作品ファンからもキモがられ、オタクの中でもどちらかと言うとアウトローでサブカルでいたい人達からはミーハーに思われる孤独をさすらう存在!本物の孤高にして、真の目利き!

 

こればかりは感情の問題だから、「どうすればワンピースやドラゴンボールに熱狂できますか?」と聞くこと自体が野暮ったいのかもしれない。

ただ、オタク的なジャンルやブログを追いかけるときに「支持される程度のニッチを開拓する能力」ばかりで、一番人気を引き当てられない自分のセンスは中途半端だなぁ…と感じているから、一番人気を好きになる奴らの心理や思考を知らないと不安な自分がいる。

 

何が違うんだろうね?

カラー完全版 魚の目利き食通事典 (講談社+α文庫)  

昔、本屋で表紙買いして当たりの制度を上げる訓練したけど、野菜や魚みたいに人に言語化できるかと言われるとできないんだよなぁ…。自分の中でしかノウハウ化できてないんだよなぁ…。

 

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