30日の東京株式相場は大幅反落し、
日経平均株価の下げ幅はことし最大となった。
米国1-3月期の国内総生産(GDP)の低調、
欧州を中心とした海外株安が嫌気され、
輸送用機器など輸出関連、情報・通信など内需関連業種が幅広く安い。
日本銀行が金融政策の現状維持を決めた午後に先物主導で一段安となった。
※ブルームバーグ引用
やはり日銀は金融緩和を見送り。
おそらく、日銀の金融緩和を見込んで
購入していた人々が売った結果だと思います。
30日に、さらに売り込まれるのかが焦点になりますが、
投資家の心理としては、買いより、売りが強いと思います。
【ロンドン外為:ユーロが対ドルで6日続伸、13年来の長期上昇】
ロンドン時間30日午前の外国為替市場で
ユーロはドルに対して6営業日続伸となっている。
これは2013年以来の長期連続高。
米利上げ開始時期が遅れるとの観測を背景にドルが下げた。
※ブルームバーグ引用
長期で見れば、ドルに対してユーロは
下落すると思っていたのですが、
こちらも行き過ぎたユーロの売りが、
買い戻されている状態です。
本当に、為替は難しいです。
くれぐれも、レバレッジはかけすぎず、
リミットを設定してFXは取引をすべきです。
【4月30日のマーケット】
【DOWリアルタイムチャート】
28日の東京株式相場は上昇。
配当性向を引き上げたファナック が買われ、
午後に入りアイシン精機 やジェイテクトが急伸するなど、
決算発表を受け自動車部品銘柄の上げも目立った。
ギリシャ情勢の進展期待や為替の安定もプラス要因で、
業種別では輸送用機器や精密機器など輸出関連、鉱業株が高い。
※ブルームバーグ引用
配当権利落後の売却、
売りが含まらなければ良いと思いますが、
円安のスピードが鈍化すれば、
日経平均の値上がりの速度も鈍化します。
この高値圏で株を購入するより、
まずは、アメリカの利上げを確認してからで、
焦らなくても良いと思っています。
【中国株:香港上場の本土株が1カ月ぶりに続落、商品関連安い】
香港市場に上場する中国本土株で構成される
ハンセン中国企業株(H株)指数が29日、1カ月ぶりに続落。
証券会社最大手、中信証券(CITIC証券)が
信用取引融資の担保対象銘柄数を減らしたことが嫌気された。
減益決算で商品関連株が安い。
※ブルームバーグ引用
香港マーケットの本土株の上昇が、
一時的な上昇なのか、それとも、
今後とも買いが進むのか考えると、
今までの流れを観てきた感じですと、
まだ、買いが続くような気がします。
一つ、言えることは、本土と香港、
両方のマーケットに上昇し、
その価格差が出ている銘柄は、
いずれ、その値を揃えることになるはずです。
【4月29日のマーケット】
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日本銀行が30日に示す物価見通しが
仮に下方修正されても、
下げ幅は小幅にとどまるとの見方が強く、
金融政策運営は現状維持を決定するとみられている。
ブルームバーグが実施した調査で明らかになった。
※ブルームバーグ引用
ブルームバーグの予想が当たるか
わかりませんが、日経平均が2万円を超えましたし、
この段階で、日銀が量的緩和のカードを
切るのは、まだ早いと思っています。
【追加利下げ迫る中国減速-米利上げ控えアジアの中銀は板挟み】
中国の景気減速に伴いアジアの各中央銀行に対し
追加利下げを迫る圧力が高まっている。
アジアの中銀当局者にとってはジレンマだ。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が2006年以来の利上げを決めれば、
新興市場からの資金流出につながるとみられることから、
積極的に利下げすればするほど、急激な転換が求められることになる。
※ブルームバーグ引用
香港マーケットの上昇は、
本土からの買いが大きな要因ですが、
中国銀行が金利を引き下げているのは、
やはり、経済が悪くなっているからです。
みんなが買うから上がるという勢いがありますが、
どこまで続くか・・・。
株がすでに高くなっているときは、
優良銘柄を長期で保有しすることが大事だと思います。
【4月28日のマーケット】
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中国の石油・天然ガス生産会社、
ペトロチャイナ (中国石油)の1-3月(第1四半期)利益は、
前年同期比で82%減少し、
少なくとも2007年7-9月(第3四半期)以来の低水準となった。
原油価格の下落が影響した。
※ブルームバーグ引用
本日は5%ぐらいの上昇していますが、
この結果を受けて、中国石油天然気の株価が
大きく下落するようなら購入したいです。
記事にある通り、利益は減少したものの、
これは原油価格の下落が一番の理由であって、
この価格が戻る可能性は、長期で見れば高いからです。
【自民・山本氏:日銀は反リフレの「伏魔殿」、総裁は初心に戻れ】
自民党の山本幸三衆院議員は、
日本銀行の黒田東彦総裁についてデフレと戦う姿勢が
「揺らいでいるのではないかと心配している」との懸念を表明。
物価上昇率2%の目標達成にあらゆる手段を講じるとの初心に戻り、
30日の金融政策決定会合で追加緩和に踏み切るよう促した。
24日のブルームバーグのインタビューで語った。
※ブルームバーグ引用
政治家は、こういった話をするべきではないと思うのですが、
実際に、日銀が4月30日に追加の金融緩和を実施するかは、
5分5分だと思っています。
また、こういったイベントがある日は、
ポジションは解消しといたほうが良いと思います。
長期で見たら、日銀が金融緩和をすればするほど、
そのツケは、あとの世代に回されると思います。
【4月27日のマーケット】
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2010年5月に株価が一時的に急降下した
「フラッシュクラッシュ(瞬間暴落)」を引き起こした
相場操縦に関与した疑いで英国人トレーダーが逮捕された。
相場操縦では最も注目を集めた事例かもしれないが、
市場関係者からは同様の行為はよくあることとの声が聞かれる。
※ロイター引用
政府が行う場合は、誰もつかまらず、
個人や一部グループが行っている場合は、捕まる。
「長い物には巻かれろ」という諺がありますが、
とても難しい問題です。
他の例で、最近のことでいえば、
少なくとも、原発の事故が起きて、
責任を取った人、誰かいましたかね・・・。
【ドラギECB総裁、ギリシャ銀行への支援継続を表明】
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は24日、
ギリシャの銀行は支払い能力があり
適切な担保を有している限り緊急流動性支援(ELA)を
利用できるとの見解を示した。記者会見で述べた。
※ブルームバーグ引用
とりあえず、第一のハードルは、
クリアというか、ECBのトップが発言すれば、
ユーロの値動きを牽制することができます。
もちろん、まだすべてが解決したわけではないですが、
何とかECB側は、ギリシャのユーロ離脱を
引き留めようとしていることが読みとれます。
【4月24日のマーケット】
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22日の東京株式相場は続伸し、
日経平均株価は終値で15年ぶりに2万円を回復。
世界的な金融緩和による景気の下支えや為替安定、
日本企業の業績・変革を見込む買いが幅広く入った。
銀行中心に金融株が強く、株高を受け証券・商品先物取引は業種別上昇率でトップ。
不動産、電力、建設など相対的に内需関連株が高い。
※ブルームバーグ引用
とうとう日経平均は2万円を突破。
気になるのは、外国人投資家が購入せずに、
国の資金が、株高を支えているということと、
5月に向けて、ヘッジファンドの
利益確定の売りが出てくることです。
一時的な2万円越えにならなければと思います。
【黒田異次元緩和の出口は「悪夢」、泥沼の累積債務で-内海元財務官】
「出口はまだ考える段階ではないというより、考えること自体が悪夢だ」-。
内海孚元財務官は日本銀行の異次元金融緩和からの
出口戦略についてこう指摘する。
巨額の国債購入で膨らんだ日本銀行のバランスシートを
民間部門が円滑に吸収する可能性は低いとみている。
※ブルームバーグ引用
さらなる追加の量的緩和が、
たぶん実施されると思うのですが、
かなり先の話にはなるとはいえ、
購入した国債を売るときがくるわけです。
まずは、アメリカのお手並み拝見ですが、
その結果が、悲惨だった場合、
日本は、さらに、厳しい結果を招くことになると思います。
【4月22日のマーケット】
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中国の変圧器メーカー、保定天威集団は
中国の国有企業として初めて
本土社債市場でデフォルト(債務不履行)状態に陥った。
市場の力の役割拡大を目指す政府が、
不履行容認の余地を広げていることが示唆された。
※ブルームバーグ引用
予想に反して、中国株は反発。強いです。
しかし、そんな中でもこういったニュースが出てくると、
株価だけが上昇していくのは、やっぱり違和感があります。
それでも、投資家心理が楽観的になり、
お金がマーケットに流れ込めば、
バブルが膨らむことになります。
【ギリシャは4月中の合意見込む、5月末までは資金確保-関係者】
ギリシャの当局者らは月内に同国救済で
合意できるほど交渉が十分進展すると考えている。
また、地方政府の資金を中央銀行に移管させる20日の政令によって、
5月末までは資金枯渇を避けられるとみている。
※ブルームバーグ引用
いつもの合意しないと見せかけて、
結局、ギリシャはEUから離脱することなく、
ECBの指示に従って財政再建をすると、
ほとんどの方は思っているし、
そうならないと大変なことが起こることがわかっています。
ギリシャ政府ができるのは、ECBから、
良い条件の財政再建案を引き出すかにかかってきます。
しかし、借りた金は、やっぱり返してほしいです。
【4月21日のマーケット】
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中国株式市場の過去最長の上昇局面の後、
投資家は相場が青天井でないことを思い知らされた。
※ブルームバーグ引用
やっぱりジェットコースター相場になった中国マーケット。
金利の引き下げよりも、カラ売りがしやすくなった環境を受け、
マーケットは下落。
あれだけ、上昇相場が続けば、やはりその反動は出てくるわけです。
どこまで、下げてくるか、予想はつきませんが、
もう少し下げてもおかしくないと思います。
いつも、B株が急上昇した後は、同じくらい下落する、
というパターンが見られます・・・。
【円が対ユーロで上昇、ギリシャ懸念でリスク回避-ドル一時118円半ば】
東京外国為替市場では円がユーロに対して上昇。
ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念を背景にした
リスク回避の動きから、ユーロ売り・円買いが優勢となった。
※ブルームバーグ引用
為替(FX)は、短期で利益を出すのは、
とても難しいと思っています。
長期の見通しはあっていても、レバレッジをかけすぎると、
リスクが高くなるので、やるのであれば、レバレッジ1~3倍にし、
長期でポジションを保有するのが良いと思います。
【4月20日のマーケット】
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17日の米株式相場は世界的な
株売りの流れを引き継ぐ形で下落、
ここ3週間で最大の下げとなった。
経済指標でインフレ加速の兆候が示されたことや、
中国での証券会社に対する規制強化が嫌気された。
アメリカン・エキスプレス(アメックス)が安い。
※ブルームバーグ引用
アメリカ株がかなり下落したことで、
来週のマーケットの動きが気になりますが、
下げるのであれば、ゆっくり下げてほしいです。
特にDOWは、リーマンショック以降、
右肩上がりだったこともあり、投資家の心理が
弱気になると、売りが売りを呼ぶことになり注意が必要です。
【ブルームバーグでシステム障害、世界に「前例なき」影響】
米大手情報会社、ブルームバーグの取引システムに17日、障害が発生し、
世界金融市場で広範な影響が出た。
英国債入札が延期されたほか、欧州株式市場のボラティリティーが高まった。
※ロイター引用
そして、ブルームバーグのシステム障害が、
下落を後押しした感もあります。
自然災害もそうですが、人々が構築したシステムにも、
障害がでるのは、防ぎようがありません。
【中国人民銀行、預金準備率を引き下げ-景気刺激で追加緩和】
中国人民銀行(中央銀行)は19日、
市中銀行に求める預金準備率の引き下げを発表した。
預金準備率引き下げはここ3カ月間で2度目。
李克強首相は経済成長の押し上げが必要なら
行動を取ると公約しており、景気刺激で追加措置が取られた。
※ブルームバーグ引用
この発表と、アメリカマーケットの下落、
どちらがマーケットに影響を与えるか・・・。
中国マーケットの上昇が一時的なものなのか、
これからさらに上昇していくか、
中国政府の力の入れようを見ると、
一時的に下落しても、何となく上向くような気がします。
【4月17日のマーケット】
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16日の中国株式相場は反発。
上海総合指数が約3カ月ぶりの大幅高となった。
原子力発電所や消費に関連する銘柄がけん引した。
当局が一段の景気押し上げ策を講じるとの観測が広がった。
※ブルームバーグ引用
もう少し調整すると思ったのですが、すぐに反発。
中国政府の政策にかなりの期待がかかっているようですが、
この期待だけで、ばしばし株価があがっていくと、
逆に怖いですね。
もちろん政府から何かしらの発表があれば、
株価が上昇する裏付けがとれるので少し安心できますが、
あるていど利益がでたら、利確しておくことがベストです。
【米ゴールドマン:1-3月利益5年で最高、全事業が予想以上】
米ゴールドマン ・サックス・グループの
1-3月(第1四半期)利益はここ5年で最高となった。
主要事業部門全てで業績がアナリスト予想を上回った。
収入から報酬に割り当てる比率は縮小した。
※ブルームバーグ引用
株を買うべき時は、
こういった企業が最高利益をあげているときではなく、
最低利益をあげているときが良いのですが、
それだけ、アメリカマーケットは、好調だということです。
大方の予想として、利上げは9月と言われていますが、
日本は、4月30日の日銀の発表が注目されています。
【4月16日のマーケット】
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