東電会見といえば「おしどり」
東日本大震災の東京電力福島第一原子力発電所事故以来、東電の記者会見にどの社のどの記者より数多く足を運び、東電社員を含め、会見場で最も古株と言えば、「おしどり」だ。
とはいえ、「おしどり」は生粋のジャーナリストではない。今も吉本(正確には、よしもとクリエイティブ・エージェンシー)に所属している芸人さんだ。
妻のマコさんはアコーディオンを弾きながら「エロシャンソン」を歌う。夫のケンさんはその横でパントマイムをやりながらペンチでカラフルな針金を曲げ、動物や、人物画を作り出す。「男勝りの妻」が「弱気で素直な夫」を突っ込みまくる「夫婦漫才」だ。
先日お二人にネット動画番組「梶原放送局」にご主演いただいた。
ドイツ・フランクフルトで行われた「<エネルギー転換>を求める宗教者国際会議」に「ジャーナリスト」として出席し、帰国した直後のことだった。
「東電会見といえばおしどり」と言わしめるに至った背景には「丸ごと書き取るノート術」の存在があった!
「要点を書き抜くノート術」に比べれば「丸ごと書き取る」は「ダサイ」「非効率」などと予断を持たれそうだが、この力の凄さをこの先実感していただく。