2015年04月28日 (火)将棋!!
皆さん、こんにちは!
今年度からおはよう日本でリポーターを担当する長野亮と申します。
アナウンサー生活20年目に突入し、
まわりからは中堅~ベテラン的にみられることもありますが、
まだまだフレッシュな気持ちで元気に頑張っていこうと思っています。
さて、このブログ初投稿ということで、
何か「自分らしい」ことを書こうと決めて思いついたのが、
「趣味人」というキーワードです。
子供のころから、好奇心旺盛で「あれもこれもやってみたい!」性質でした。
スポーツでいえば、草野球からラグビー、サッカー、テニスなどなど、
大概の種目はある程度はまったことがありますし、
読書や映画は乱読・乱鑑賞、ダーツ、料理、音楽etc。
音楽に関してはまた別の機会に書こうと思うぐらいに趣味の大きな柱なのですが、
今回は季節的に「桜が咲いたら名人戦」ということで、
仕事にも活かされている「将棋」について書くことにしました。
将棋の最も伝統あるタイトル・名人戦は、毎年4月初旬に始まります。
NHKではBSプレミアムで中継放送を行っていますが、
私も毎年司会を担当しています。
子供のころから学校で休み時間に将棋を指すことはあったのですが、
本格的にはまったのは30歳ぐらいからでしょうか。
NHK杯テレビ将棋トーナメントなどの番組はもちろん、
新聞の観戦記や専門誌、定跡の解説書など、
とにかく将棋漬けになった時期があります。
「ここまで魅力的な将棋を仕事に活かせないか」ということで、
静岡局時代には将棋のタイトル戦をリポートしたり、
将棋の駒をつくる「駒師」の方を取材したり。
その時に譲っていただいたのがこちらの駒。
タイトル戦にも使われるような駒で、芸術品のような趣があります。
最近はインターネットでの対戦が流行っていますが、
やはり将棋は対面で指したいものです。
そんなときに活躍するのがこちらの「布盤」(ぬのばん)。
持ち運びも軽く、なんといってもパチパチと音がしないので、
居酒屋で一杯やりながら指しても、他のお客さんに迷惑になりません。
地域で将棋を通じて仲良くなった方々と
ワイワイやりながら指すための必須アイテムです。
そして将棋ファンなら必ず持ち歩いているのが扇子。
夏はもちろんのこと、放送で冷や汗をかくことの多い私は
冬も常にかばんに入っています。
ちなみにこちらの2本は手前が日頃から大変お世話になっている青野照市九段、
奥はたくさん署名が入っているトーナメント大会のものです。
最後の写真は、将棋の免状です。
すべて筆で書かれていて、私の名前が入っています。
アマチュア4段をいただきました。
当時の中原将棋連盟会長と羽生竜王名人の署名も直筆です。
これをいただいたときは、将棋ファンとしてとても感慨深かったことを思い出します。
本来のゲーム的な面白さだけでなく、
勝負の世界に繰り広げられる人間ドラマから、
芸術品のような盤や駒などの魅力にいたるまで、
様々な視点で楽しめる将棋。
おはよう日本でも、機会があれば伝えてみたいと思っています。
投稿時間:19:00