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バレリーナの谷桃子さん死去
4月27日 21時57分

戦後の日本のバレエ界を支えてきたバレリーナの谷桃子さんが26日夜、敗血症のため川崎市内の病院で亡くなりました。94歳でした。
谷桃子さんは大正10年に兵庫県姫路市で生まれ、終戦直後の昭和21年、25歳のときにバレリーナとしてデビューしました。昭和24年には谷桃子バレエ団を設立し、「白鳥の湖」の舞台に1000回以上出演するなど日本を代表するバレリーナの1人として人気を集めました。
昭和49年に舞台を引退したあともバレエ団の監督として後進の指導に力を注ぎ、日本バレエ協会の会長を務めるなど戦後の日本のバレエ界を長年にわたって支えてきました。こうした功績から、昭和59年に紫綬褒章を平成5年には勲四等宝冠章を受章しています。
谷さんは最近までバレエ団の稽古に顔を見せていたということですが、今月に入って体調を崩し、川崎市内の病院に入院していました。

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