ランラン☆カンカンのアンダーカバー大作戦

2008/09/22

ぼくらの西が丘◆高円宮1次ラウンド第3日[1]◆桐光-東京[レポ]

野洲が…ラウンド16で敗退してしまいました…(泣)が、今更ながらの高円宮1次ラウンド、西が丘にとうとう野洲がやってきた♪3日目、のレポです。

「国立スポーツ科学センター西が丘サッカー場」という正式名称をもつ1層のスタンドに囲まれたこのピッチは、1964年の東京オリンピックの際に作られた由緒正しいスタジアム。
地下鉄の駅から歩いて10分弱という好立地、J2時代のFC東京がホームとして使用していたこともあって、ちょっと蒸した曇天のもと集まったお客さんの数1500人以上!
もちろんFC東京ばかりでなく、おとなり神奈川県にある桐光学園からもたくさんの応援団がやってきています。

そして、それ以外の「期待で胸を膨らませた」人たちも。
そう、この日は野洲が、あの野洲が、西が丘にやってきちゃうのです(踊)

ということでキックオフの1時間前、午前10時前頃からすでにテンションの高いスタンド、そしてアウェーゴール裏下に現れたのは…

080915_yasukko.jpg

「これが西が丘かあ〜。へえええ〜。すごいなあ〜。こんなとこ来ちゃった〜。おっ、桐光の瀬沼も高いけど、東京のキャプテンめっちゃでかいやん。」(妄想のアテレコ)

…西が丘でこんなことしてる選手は初めて見ましたよ、ええ(爆)
野洲のキャプテンにしぐー@西口くんから率先しての覗き見、実は桐光と東京が練習を始めたときからずーーーーっとです。かれこれ20分。わくわくしすぎだろう、お前ら!(笑)

そんなキラキラおめめ野洲っ子たちの熱視線を浴びながら、第一試合が始まります。

*****
高円宮杯第19回全日本ユースサッカー選手権大会
1次ラウンド 第3日 グループF 第一試合@西が丘
桐光学園 対 FC東京U18
*****

1位 FC東京[1勝1分]
2位 ガンバ大阪[1勝1敗]※得失点差
3位 桐光学園[1勝1敗]
4位 サンフレッチェ広島[1分1敗]
2試合終わったところでグループFはこういう状況。高円宮は6グループ各2位以内+3位4チームが決勝トーナメントに進めます。
そしてグループリーグ最終戦の今日この試合、東京にも桐光にも引き分け以上なら勝ち上がるチャンスがあるのです。

080915_tokyo.jpg
FC東京U18**スタメン
22FW 重松健太郎[2] →89分19FW 三田尚央[2]
17MF 大貫彰悟[3]
7MF 山浦公裕[3]△元U16代表
3DF 藤原広太朗[3]
4DF 畑尾大翔[3]
1GK 井上亮太[3]
---
10FW 岩渕良太[3] →84分12FW 須藤 隆平[3]
15DF 廣木雄磨[1]☆U16代表
8MF 山崎侑輝[3] →88分28MF 星 暢哉[2]
29MF 平出 涼[3]
2DF 阿部 巧[2]

8月にクラセン(クラブユース選手権)で全勝優勝をした東京。その大会のMVPに輝いたボランチ・タマ@三田啓貴が今日はイエロー累積で出場停止。
今年トップ昇格をし先日の大宮戦で逆転弾となる直接FKを決めた大竹洋平に「僕がいたから去年まではあまり試合に出られなかったけど、本当にすごい選手」と言わしめた三田くんの不在は、どんな影響をおよぼしちゃうのでしょうか…

080915_toko.jpg
桐光学園高校**スタメン
11FW 瀬沼優司[3]
4DF 稲川裕馬[3]
5DF 岸本 準[3]
16DF 野辺翔太[2]
14MF 寺田俊介[3] 
25GK 峯 達也[1]
---
9FW 寺内 渉[3] →70分13FW 奥津直也[3]
10MF 西川聡一郎[2]
6MF 久保昌成[3] →70分21MF 篠崎拓也[1]
2DF 友澤剛気[3]
12MF 佐竹 陸[3] →76分7MF 岸本 伸[3]

2試合スタメンだった3番DF上坂文哉がベンチにも入っていません。
瀬沼くんとの差はマイナス10センチ!身長174センチのGK峯くんは去年まで「FC東京U15深川」に所属していた選手。人一倍顔に気合いがこもっています。

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ここまで1得点の「クラセン得点王」FW重松健太郎。最前線からずっとプレスをし続ける気迫は本当にすごいけれど、そろそろ爆発したいところ?試合前からアタマを冷やして、気合いの入れ直し。

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タマ@三田くんの代わりに選ばれた29番・平出くんと隣の17番・大貫くん。この2人のコンビネーションに今日はチームの行方がかかっています。キャプテンも思わずアタマぐりぐり。

080915_toko_enjin.jpg

一昨日は「うさみん♪」宇佐美貴史に翻弄されちゃったけれど、前向きな気持ちを確認し合う円陣での瞑想。

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「静」の円陣・桐光に対して「動」の東京。「っしゃあ!」どちらのチームも絶対に負けられません。

そして始まったグループリーグ最終戦。雲ってはいても決して涼しくはない今日の西が丘、じわっとくる湿度のせいなのか両チームとも出だしからあまり動けない状態が続きます。
特に東京は1,2戦目ともクラセンの時からはほど遠いパフォーマンスだったので、そろそろエンジンも温まり出すのかなと期待していたのですが、状況は全く逆。あと1歩のふんばりも寄せもできなくて、中盤を作れません。
対する桐光は「エース瀬沼」の存在感が明確なので、彼にボールを渡すことができれば試合を動かせる状態。序盤東京の攻撃をかわした桐光、瀬沼くんがドリブルで持ち込んだり、彼とは17センチ差の身長167センチ・凸凹コンビの9番FW寺内くんが突っ込んできたりとカウンターが効き始めます。

それでも…この日は両チームを疲労が蝕んでいたのか、桐光もだんだんペースダウン。
前半はお互い「相手にもたれかかるような押し込み合い」で0-0のまま終了しました。

天気も試合展開もどんよりした中で始まった後半。
直後から東京が停滞ムードを払拭する連続攻撃!シュート!…桐光堅守!
出だしこそこれは☆と思わせられたのですが、結局また試合は重たい感じになってしまいます。

ボールをなかなかコントロールできなかった東京に、16分チャンスがやってきました。CK。
動いてダメならセットプレーで状況を変えたいところ…左から2番・阿部くんが蹴り込んだボールをど真ん中で22番・重松健太郎のアタマがとらえます。

ゴール!0-1。東京先制!

080915_jump.jpg

ゴール裏で彼らを後押ししてくれている「メンバー入りの叶わなかった仲間たち」のもとへ、歓喜の報告!
東京の選手5人とも地に足がついてません(笑)
2番・阿部巧165センチは「ドクター中松のジャンピングシューズ」装着!?すげーな、おい。

彼らから目を背けるように集まり出した桐光イレブンは、なんと円陣を組んでいます。前の試合ではやっていなかったと思うんだけど…バラバラでしょんぼりするより、全員で即反省即切り替えっていうのはいいかも。

ところがここから流れはぐっと東京に傾きます。「得点」と「反省会」どちらがよりチームに活力を与えるかと言ったらやっぱり得点。連続したチャンスを迎えネットを揺らすまであと一息…という後半30分、これまで動きに冴えがなかった8番パブロくん@山崎侑輝が右サイドで軽快にドリブルを始めました。
追いつめて行く桐光。コーナー付近で足裏の攻防ののち、桐光はパブロくんに当ててボールをサイドにクリアしようとします。ところがこのボールはラインを割るどころかパブロくんを救出に来ていた7番・山浦くんの元へ。
あ!っと思った時にはすでに山浦くんがクロスを放ったあとでした。
ボールめがけて突っ込んできていたのは、オレンジシューズの憎いあいつ…22番・重松健太郎ダイビングヘッド!ゴール!

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0-2。東京追加点です。
アシストの山浦くんが抱きついているのは、もちろんこの日2点目の重松健太郎。
この間にも桐光イレブンはまた円陣の反省会をゴール前で開いていたのですが…

結局、桐光の後半はシュート0。
そして終了のホイッスル。
苦しみながらもじっくり耐えて流れにしがみついた東京が、グループリーグ1位通過を手にした瞬間でした。

080915_hi_ball.jpg

今年の東京はクラブユースならではのスキルとスマートさというより、「全員で戦う力」を信じている強さみたいなものが前面に出ている気がします。
住むところも通う学校も別々な彼らが、率先してミーティングを重ねお互いを補完し合って「一緒にいられる時間を無駄にしないように」とチームを作り上げている結果が、関東プリンスの優勝・クラセンの優勝、そして高円宮グループリーグ1位通過。

ピッチの仲間を見つめる視線の中には、出場停止だったタマ@三田啓貴の姿もありました。
1年から3年まで、合わせて40人。
全員が「同じ時」「同じもの」を見ているのだろうな…なんて想像させられた、クラブユース対高校部活の対戦でした。

******
9月15日(月)西が丘サッカー場 11:00キックオフ
桐光学園 0-2(0-0,0-2)FC東京U18
[得点]61分:22番 重松健太郎(東京)、75分:22番 重松健太郎(東京)
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