(城島)
「民謡魂」今回の舞台は…
(拍手)
(拍手)ありがとうございました。
「民謡魂ふるさとの唄」岡山県高梁市からご覧の歌手の皆さんとともにお送りして参ります。
皆さんよろしくお願いします。
(一同)よろしくお願い致します。
(拍手)そしてご案内は私城島茂と…。
アナウンサーの近藤泰郎です。
(2人)よろしくお願いします。
さあ近藤さん早速参りましょうか。
まずは森田彩さんに広島県の名曲「三原ヤッサ」を。
そして進藤聖子さんには島根県の「安来節」をうたって頂きます。
それではお願いします。
(ハヤッサヤッサ)
(ハアーラヨイヨイヨイヤナーヨンヤナー)
(ハアヤッサヤッサ)
(ヤッサヤッサヤッサモッチャソッチャセー)
(ハヤッサヤッサ)
(ハアーラヨイヨイヨイヤナーヨンヤナー)
(ハアヤッサヤッサ)
(ヤッサヤッサヤッサモッチャソッチャセー)
(拍手)
(拍手)
(拍手)
(拍手)ありがとうございました。
さあ近藤さん続いては?今度はですね日本の音楽界に大きな影響を与えました山田耕筰の唄をお聴き頂きます。
山田耕筰といいますと童謡から交響曲に至るまでホントにさまざまな音楽を世に送り出していますが実はここ岡山県で一番多感な時期を過ごしそのころに西洋音楽の手ほどきを受けているんです。
きっと岡山の地方のその風景が心の中にあったんではないでしょうか。
今年で没後50年になる山田耕筰ですが今なお愛されうたい継がれている唄がたくさんあります。
今日はその中から寺島絵里佳さんに「中国地方の子守唄」をうたって頂きます。
それでは唄の世界にじっくりと浸って頂きましょう。
それでは…。
(2人)どうぞ。
(拍手)ありがとうございました。
寺島絵里佳さんで「中国地方の子守唄」でした。
「民謡魂ふるさとの唄」。
岡山県高梁市からお送りしております。
高梁市のシンボル備中松山城
その起源は鎌倉時代に遡ります
標高430m雲海に浮かぶ山城です
城下町高梁
町を流れる高梁川は備中の水運の要
米や豆鉄銅など流域の特産物は船で運ばれていました
川の中流に位置する高梁は倉庫や問屋はたごなどでにぎわい物流の中継地として栄えました
でそんな高梁川を行き来していたのが高瀬舟です。
最盛期には300そうもが上ったり下ったりしていたという事なんですが城島さんその大きさというのがどのくらいだったと思いますか?まあ川舟ですからそう言っても…。
いやいやいや今多分思ってるよりねずっと大きいですよ。
そうなんですか?せっかくですから今日はそんな高瀬舟に乗って高梁川をクルージングしてみたいと思いませんか?乗る?クルージング?あ〜大丈夫です!心配しなくて大丈夫です。
心配しないでいい…?来ましたよ来ましたよ。
来ました?来ましたって何が?高瀬舟。
何か来ましたよ。
こんなに長いんですか?いえいえ実際の大きさのものはステージにちょっとねのりきらなかったのでこれで3分の2くらいのサイズと。
船頭さんも乗ってますね。
船頭さ〜ん!は〜い!船頭さん?どうぞどうぞこちらへ。
さあご紹介しましょう。
岡山生まれ岡山育ちの民謡研究家住宅正人さんです。
はいどうもこんにちは。
さあ船頭!こちらが高瀬舟で働きたいと言ってた若い衆でございます!僕ですか?若い衆だな!分かった。
ほんならちょっと仕事してもらうで。
さあ着替えますよ。
いきなりですか…法被…。
あそこに米俵。
米俵あ〜ありますね。
あれを船積むんじゃな。
ちゃっちゃと積んでもらわな。
ちゃっちゃと!さあさあ米俵運びますよ。
で1つ60キロありますから腰やらないように気をつけて下さいね。
あ〜こらこらこら黙って運んで終えるもんかそんなん。
そうですよ。
荷を運ぶ時には荷担唄って唄うたわん事には力が出んぞな。
唄ですか?唄分かんないですけど。
(住宅)知らんの?はい。
そんならしょうがねえから今日は代わりにうたうけどよう覚えときんせえよ。
(拍手)いや唄のおかげではかどりました。
ちゃんと積めたじゃろ。
よしほんならさあ乗れ乗れ。
さっと乗ってな。
休む暇はないですよ。
(住宅)よし船を出すぞ〜!
(2人)はい。
え〜こんな調子じゃ。
お〜…。
櫓をこぐにも唄があるんですね。
船頭!そろそろ昼飯にしませんか?
(住宅)ええのを言うたな。
あ〜…。
城島さん米俵と一緒に鍋釜と籠一緒に積みましたよね?積んでません。
今日の荷は米俵と聞いたんで…。
あの…あれっすか…それに鍋と釜を何に使うんですか?え〜!さあという事でここからは高瀬舟解説コーナー!という事で高梁川のねちょうど中流ほぼ真ん中にこの高梁というとこありますね。
河口の玉島からは大体50キロぐらい。
これをね高瀬舟で下りは1日上りに3日はかかったと。
で船頭さんは船を離れませんから当然御飯を食べるのも寝るのも全部船。
だから鍋釜が必要という事。
は〜人力で?
(住宅)そうなんです。
距離にすると50キロですが標高でいうと70mぐらい上がっていきますからこれは「船が山へ登る」と昔はね言われるぐらい高瀬舟は大変だった。
船頭とそれから河原で曳く曳き子とが呼吸がぴったり合わないと船が上りませんね。
だから上り唄というのがあるんです。
は〜そうだったんですね。
まあ掛け声みたいな唄ですね。
さあという事で城島さん曳きますよ!若い衆がやらないと!若い衆と言われたらやりますよ!張り切りますよ。
という事で船頭あっしらが曳きますんで上り唄お願い致します!よいしょ!上がりましたか。
上がりましたか…。
それにしても鍋釜と籠どこにあるか分かんないですね。
あ〜どこにあるんだろう。
ずっとここにあったじゃないですか。
あった〜!鍋釜に籠だ!ずっとありましたよ。
いやいやいや船頭これで昼飯にありつけますね。
(住宅)みんなあさって方ば見よる。
ほんなら船を出すぞ〜!さあそれにしても船頭川の流れもこれ良くなってきましたよ。
っていう事はこれ遅れも取り戻せそうですね。
そうじゃな。
もうこの流れに乗りゃなもうすぐ今日中には玉島へ着く。
落ち合い場所も見えてきましたよ。
あ…こりゃ調子がええ。
新入りの船頭さんあーやんにな今日はな一曲…余興?余興がなぜ必要なんですか?余興…。
はい!という事でここで再び高瀬舟解説コーナーパート2!高瀬舟というのはこれ本来貨物船です。
つまり荷物を運ぶ船なんですね。
ところが明治以降はねお客さんを乗せて人を運んだという記録があります。
だから昔は修学旅行とかそれからこんぴらさん参りとか船でね高瀬舟で出かけていったという事ですね。
ただお客さんを乗せますとお客さんがね退屈しないように船頭さんが周りに見える景色そういったものを即興でうたってきました。
下り唄でね。
これが余興の唄とこういう事になりますね。
ただ今はね民謡なんかの舞台では尺八の伴奏がついてでちゃんと民謡らしいうたい方になってますけどもこんな船の上にはねそんな尺八なんかはないでしょ。
ないでしょないでしょ。
何か…。
え…。
ちょ…ちょっと待って下さい。
これちくわじゃないですか。
(ちくわ笛の音)笛になりました。
(ちくわ笛の音)
(拍手)いやいいですね。
川の流れに沿ってこういういろんな景色を見ながらこういう唄を聴く。
すてきですね。
というわけで無事玉島まで着く事ができました。
高梁川を行く高瀬舟船頭を務めて下さったのは民謡をこよなく愛する住宅正人さんでした。
船頭今日はありがとうございました。
(住宅)ありがとうございます。
(拍手)さあ近藤さん続いては?「備前太鼓唄
(こちゃえ)」を今日は成世昌平さんにうたって頂きます。
(2人)それではどうぞ。
(拍手)息を合わせ重い木を動かす木遣唄。
気温と状態を読み時を計った酒造り唄。
この国には先人の知恵によって生まれた唄や風習文化があります。
なくしたくないもの「ジャパニーズソウル」。
今日は石切唄をお聴き頂きます。
瀬戸内海の沖合に浮かぶ…
この島で採れる石が日本の近代化に重要な役割を果たしてきました
北木島は島全体に花こう岩が露出していて質の良い石が採れる日本有数の産地です
その石は北木石と呼ばれています
明治以降石造りの建築物が増え数多くの北木石が使われるようになり北木島の名前は日本中に知られるようになります
そして全国各地から石を切り出す職人石工が北木島に集まります
最盛期には130の石切り場があり多くの優秀な石工がハンマーとのみを巧みに駆使して大きく重い石と格闘していました
この作業に欠かせないのが石切唄でした
今日は北木島で石切唄をうたい継ぐ皆さんにお越し頂きました。
どうぞお願いします。
(拍手)よろしくお願いします。
(鶴田)よろしくお願いします。
まずは代々石材業を営む4代目鶴田康範さんに伺います。
この石切唄なんですがどんな作業をしながらうたうものなんでしょうか?大きな石を山から切り出す時に火薬を使うんですけれどもその火薬を仕込む際に穴を開けます。
その穴を開ける時にうたう唄がこの石切唄でございましてその際に3人1組になって作業を行います。
で真ん中の人がこの石のみというんですけれどもこれを持ってで両サイドから交互に大きなハンマーで石のみを打っていきます。
そうすると徐々に石に穴が開いていきますね。
で交互にたたくものですからそのリズムをとるのに大事なのがこの石切唄なんですね。
うたうのうまい石工さんとかだとどうなんですかね?唄のうまい方だとリズムに合わせやすいという事で徐々にテンポがアップテンポになってって作業効率まで上がってくると。
で逆にリズムが合わないとお互いにゴッツンコといいますかけがをしたり持ってる人の手をたたいたりとかあるいはこの先がこう外れてですねチップしたものが目に入って失明するという事もよくあったそうです。
危険を伴う重労働を支えていた石切唄
しかし機械化が進むとともにうたわれなくなってしまいました
そして昭和の終わりごろから海外の安い石が大量に入ってくるようになり日本の石材産業は衰えていきます
北木島もその例外ではありませんでした
そうした時代の流れの中鶴田さんの父親は息子が石材業を継ぐ事に反対
鶴田さんはふるさとを離れ東京の商社で働いていました
しかし10年前石材業を継ぐ事を決意
島に戻ります
父が病気で倒れましてそれがきっかけで石の勉強をする事になり地元に戻る覚悟をしてですね一から北木島の石の歴史を勉強していったと。
でそこで島の先人の方々がですねプライドを持って日本の近代建築を支えてきたとそういう事を知りまして石工のプライドこそその男気こそがこの石切唄にはあると思ってですねそういった先人が残してくれたものをやはり後世につなげていくためにもこの石切唄の中にもう皆さん…皆そうだと思うんですね。
命懸けで我々を育ててくれたそういったおやじたちの思いがこの中には詰まってると思いますんで大事に守っていきたいと思っております。
それでは唄のご準備をお願いします。
(拍手)たかが石されど石。
子の幸せを考えあえて自分の仕事を継がせようとしなかった親の思いがありました。
しかし息子はそんな父の背中をしっかりと見ていました。
そして今では当時の唄さえも守ろうとしています。
この世に生を受けた以上人は次につなげるという責任があると男たちの思いがここにあるのではないでしょうか。
なくしたくないもの「ジャパニーズソウル」。
今日は北木島でうたわれてきた「大割石切唄」をお聴き下さい。
・
(アアヨイトショーヨイトショー)・
(アアヨイトショーヨイトショー)・
(ヤレコリャヨーヨーヨーホイヨ−)・
(アアヨイトショーヨイトショー)・
(アアヨイトショーヨイトショー)・
(ヤレコリャヨーヨーヨーホイヨ−)・
(アアヨイトショーヨイトショー)・
(アアヨイトショーヨイトショー)・
(ヤレコリャヨーヨーヨーホイヨ−)
(拍手)ありがとうございました。
北木島の皆さんで「大割石切唄」でした。
ありがとうございました。
さて続いては剣持雄介さんにうたって頂きます。
近藤さんお願いします。
はい今日はですね剣持さんがこちら客席でうたって下さるんですよね。
はい。
民謡はまあ聴くだけっていうのもいいんですけど皆さんと一緒にうたえるっていうのも魅力の一つであります。
という事で今日は何をうたって下さるんでしょうか?いろいろ迷いましたけども北海道の「北海盆唄」なんて皆さんいかがですか?
(拍手)あ〜いいですね。
では剣持さんお願い致します。
(剣持)よろしくお願い致します。
まず3つの言葉を覚えて頂きたい。
ちょっと一度私のあとに続いてやってみて下さい。
それではまず1つ目でございます。
さんはい。
すばらしい!
(拍手)
(剣持)教えた以上にすばらしいですね。
そのまま「ドーシタ」やって下さい。
2つ目でございます。
さんはい。
・「ハァーこれからドウシタ」お父さん「ソレカラドウシタ」でございます。
これからどうするわけではございません。
「ハァーソレカラドウシタ」もう一回。
「ハァーソレカラドウシタ」さんはい。
さん…。
お父さん緊張されているようでございます。
お父さん2つ目は「ソレカラドウシタ」でございます。
さあ3つ目がこれ大変でございます。
さんはい。
(剣持)ありがとうございます。
皆さん今のようにやって下さい。
そして今の100倍元気によろしくお願い致します。
さあそれでは北海道民謡「北海盆唄」皆さんと楽しみたいと思います。
皆さんお手拍子をよろしくお願い致します。
(手拍子)さんはい。
すばらしいもう一つ!さあお父さん!
(剣持)どうもありがとうございました皆さん。
「北海盆唄」ですこれが。
覚えて帰って下さい。
ありがとうございました。
さあ番組もいよいよ大詰めです。
最後は早坂光枝さんにうたって頂きます。
唄は広島県の名曲「敦盛さん」です。
この唄には平家の武将敦盛と玉織姫の物語が描かれています。
出会いから明暗を分ける合戦そして死後も敦盛が生きているといううわさを聞きその地を訪ねと展開していきますが今日はその中の一部をお聴き頂きます。
それでは…。
(2人)どうぞ。
(拍手)
(拍手)ありがとうございました。
岡山県高梁市からお送りして参りました「民謡魂ふるさとの唄」。
そろそろお別れのお時間です。
次回は徳島県阿南市からお送りする予定です。
暮らしの中で生まれた民謡。
阿南ではどんな唄が聴こえるのでしょう。
次回もどうぞお楽しみに。
さあ最後は高梁市民なら踊れない人はいないと言われるくらいご当地で愛され続けてきた「松山踊り」で締めくくります。
それでは皆さんお願いします。
・
(アリャーサーヨイサヤー)・
(チョイト)・
(アーリャーサーヨイサヤー)・
(チョイト)・
(アーリャーサーヨイサヤー)・
(チョイト)・
(アーヤトサーコラサードショカイナー)・
(ドッコイショー)・
(アーヤトサーコラサードショカイナー)・
(ドッコイショー)・
(アーヤトサーコラサードショカイナー)・「そろそろ時間もそりゃきたようで」・
(ドッコイショー)・「はいここら辺りで失礼します」・
(アーヤトサーコラサードショカイナー)
(拍手)
(拍手)
(文)覚悟して見送ります。
夫を。
2015/04/29(水) 15:05〜15:50
NHK総合1・神戸
民謡魂 ふるさとの唄「岡山県高梁市」[字]
今回は岡山県高梁市から。えっ?リーダーが船に乗って高梁川をクルージング??ジャパニーズソウルは北木島の「石切唄」。「下津井節」ほか岡山の名曲も!司会・城島茂
詳細情報
番組内容
今回は備中国・岡山県高梁市から。えっ?リーダーが高瀬舟に乗って高梁川をクルージング??そこで見つけたものとは?ジャパニーズソウルは県南西部・北木島に伝わる「石切唄」。国内有数の石の産地、北木島でうたわれてきた「石切唄」と職人たちの思いに迫ります!「下津井節」「中国地方の子守唄」「敦盛さん」ほか名曲もたっぷり!エンディングは「松山踊り〜ヤトサ踊り」!会場全体で盛り上がります!【司会】城島茂
出演者
【司会】城島茂,近藤泰郎,【出演】早坂光枝,成世昌平,進藤聖子,剣持雄介,寺島絵里佳,森田彩,西英輔,西峯輔,正田麻盛,美波駒和美,美波駒てる美,西田美和,西田和希代,住宅正人,北木島有志の皆さんほか
ジャンル :
音楽 – 民謡・邦楽
音楽 – 民族音楽・ワールドミュージック
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