≫60店も見えてますよねって言えば
(知佳)54321。
よっしゃー。
お疲れさまでしたー。
お疲れさまでしたー。
はいお願いします。
お疲れさまでした。
亜樹。
(亜樹)うん?
(知佳)亜樹。
帰ろう。
えっ?
(知佳)行こう。
お疲れさまでした。
失礼します。
(百合)お疲れさまでーす。
(受付)お疲れさまでした。
また今日も彼からラブラブ。
(知佳)百合!
(百合)もう遅いよ。
遅れるよ。
じゃあねお先に。
(知佳)はいどうも。
早く。
(百合)早く。
えっ?何?何?えっ?何かあった?ちょっと行こう。
(ワカバヤシ)痛い!痛い!
(百合)ウチのチームの選手だ。
(ワカバヤシ)痛い!痛い!痛えーっ!
(救急隊員)はい落ち着いて。
大丈夫ですよ。
大丈夫だから。
(ワカバヤシ)痛えよー!彼じゃなかった。
なかった。
すごーい!大和ー!すごくない?頑張れ頑張れ頑張れ頑張れ!
(歓声)〜
(ハル)バン!メイビー。
〜
(知佳)気にしてないのに。
(友則)えっ?この間が一夜限りだったとしても。
わたしもすごく楽しかったし。
(インタビュアー)あなたのパフォーマンスは例えば会場のどなたかに対する特定のものなんですか?いや特定じゃないですよ。
やっぱり少ないファンはこう大切に公平に。
ときにはスキンシップを図りながらみたいな。
こうイエーイ!イエーイ!イエーイ!イエーイ!
(喜ぶ声)
(大和)どうぞ。
あのこれ俺からのプレゼント。
何か信じられない。
何が?だってチームメートが救急車で運ばれたんでしょ?それなのにこんなドンチャン騒ぎして。
(真琴)アッハハハハ!
(大和)ああ!何がおかしいんですか?バカみたい。
うわっ!バカって言われた。
俺たちそういうの日常茶飯事なんですよ。
えっ?
(大和)確かにバカかもしれない。
俺たちはプロ野球やサッカーみたいに大金もらうわけじゃない。
人気だってあんまりない。
だけどみんなすぐ熱くなるから。
ケガとかそういうのパーッて飛んじゃうんですよね。
(友則)ああ特にハルのヤツはな。
(真琴)兄貴は怖いもの知らずだからみんなついつい乗せられちゃうんですよ。
(友則)何が楽しいんだかって聞かれればやっぱホッケー好きなんだよ。
大和なんかさ金持ちのボンボンなのにな。
えっ?やっぱり。
えっ!ううんどことなく上品だから。
(友則)上品か?お前!今夜決めろよ。
(亜樹)でも試合が終わればチームメートの心配ぐらい。
(友則)どいつもこいつも簡単にはくたばらないさ。
(ワカバヤシ)ウイーン!
(歓声)
(ワカバヤシ)ワカバヤシクリス。
ギプスのみで帰ってきました!
(歓声・拍手)ねっ?
(ワカバヤシ)ホントすいません。
心配かけました。
(ハル)大丈夫だった?異常なかったんであしたギプス取っちゃいます。
おおご苦労。
でも右手は大丈夫ね?全然大丈夫っす。
はいじゃあ大丈夫ね。
(笑い声)ああっ!
(インタビュアー)質問の続きのほうよろしいですか?はい?
(インタビュアー)じゃあ現在特定の恋人はいらっしゃらないってことですか?恋人ですか?恋人は。
(冴子)すいません。
そういう質問はちょっと。
いや大丈夫ですよ。
いいじゃないですか。
えっと。
あっ。
あっカメラさんこっち。
カメラさん。
ちょっとごめんね。
はいみんな注目!
(男たち)えっ?ええー今日は皆さんに紹介したい人がいます!
(一同)おおーっ!えー彼女が。
(一同)うん。
俺の。
(一同)うん!ママ。
(笑い声)はいみんな!今夜のおかずはギョーザよ!
(一同)イエーイ!ニンニクの後は牛乳よりやっぱりアップルジュースよみたいなね。
(笑い声)『ボーン・トゥー・ラブユー』〜〜〜〜
(百合)大丈夫?あああれノンアルコールなんです。
俺とハルさんはシーズン中は酒は飲まないんです。
しらけるから飲んでるふりはしてるんですけどね。
ふーん。
あなたは多分女の子を大事にしてくれそう。
違う?あっ。
いやどうですかね。
浮気とかする?しっしませんそんなこと。
ホント?自分がされて嫌なことはしません俺は。
嘘もつかない?ええ。
よかった。
(大和)あの。
実は。
そのことで言っておかなきゃいけないことがあって。
あのこの車。
(百合)いっ痛い。
痛たたた。
あっすいません。
痛っ。
えっ?痛っ。
大丈夫?ああごめんなさい。
気は優しくて力持ち。
ああいやぁ。
あっこの車。
実はターボ付きで200キロ出るんです。
200キロ?はい。
すごい。
こいつがね。
ハハハハ!俺の車いいなぁ。
えっそっち?
(ハル)まだ怒ってんの?ママって言ったこと。
別に。
しょうがないじゃん。
あそこで恋人なんて言ったらさ周りにさいじめられちゃったりすんじゃん。
そんなことはどうでもいいの。
どうでもよくないよ。
俺らかりそめの恋人って契約結んでんだからさ。
そっちの彼氏が戻ってくるまで。
ああーバカな約束した。
納得したんじゃないの?いいことだらけだって。
むしろあなたのほうが都合がいいんじゃないの?俺?そう。
さんざん遊んでポイッてできて。
ティッシュみたいに?そうティッシュみたいに。
考えすぎだよ。
そうかな。
考えすぎ。
ちゃんと避妊はするから。
ねっ。
あっ冗句冗句冗句冗句。
冗句冗句冗句冗句。
何にもしない。
誓う。
誓います。
何にもしないんだったらこんな契約してる意味ないんじゃない?えっ?じゃあ何かする?何かって?こうチューとか。
最悪。
ああ嘘嘘。
ねえ。
あっ痛っ。
ねえじゃあ歌歌うわ。
歌。
邦楽と洋楽どっちがいい?
(亜樹)何にもしなくていいからもっと自分のこと大事にしたら?えっ?大事って?ホッケー。
ああなるほど。
気ぃ遣ってくれてんの?俺の体のこと。
でもしょうがないあれがホッケーだもん。
あんな激しいと思わなかった。
でもスポーツ観戦好きでしょ?だからって血とか痛そうなのは。
ふーん。
へえー。
まあ正直言えばそういう女の子のほうが好きだけどね。
何か殴り合いとか見てさギャーギャー叫んでる女たちより。
うん。
それでいい。
あっでも。
無理強いはしないけどできれば見てほしい。
目そらさないで。
そうすれば俺はもっと強くなる。
どうせみんなに同じこと言うんでしょ?いや。
(亜樹)ああ60キロ未満限定。
あの。
メイビー。
面白くない別に。
で?今日は泊めてくんないの?何?何?何?ああ熱はないようです。
お休みなさい。
プレゼントしてもダメ?プレゼント?うん。
手出して。
早く。
大丈夫だから。
はい。
奥歯。
今日試合でいっちゃったのほら。
うん?いらない。
じゃあ退散するわ。
(亜樹)ちょっと。
ちょっと。
ホントにいらないってば!何で?お守りにしなよ。
お守りになんかならない。
なるよ魂こもってるもん。
魂ってそんな大げさな。
プライド。
プライド?バイハル里中。
(エンジンの音)〜うーん。
あっ。
ゴール。
こんちは。
(容子)里中君。
意外と道すいてたんで。
どうぞ。
ああお邪魔します。
寒い。
(容子)はいこれ。
ああすいません。
失礼しまーす。
(兵頭)じゃあ僕はこれで。
(容子)今お茶いれますから。
(兵頭)いやお構いなく。
あんた何しに来たんですか?見て分からないか?
(容子)今コートを。
(兵頭)ああ。
(容子)はい。
(兵頭)ありがとう。
(容子)あのう。
(兵頭)それじゃあ。
(ドアが閉まる音)
(大和)すいません。
あのご飯。
痛っ!あっ。
ああー。
こんにちは。
こんにちは。
おウチこの辺なんですか?最近独身寮から出まして。
いいですか?ああどうぞどうぞ。
あっアジフライだ。
(店員)いらっしゃいませ。
あっわたしも一緒のをください。
(店員)はい。
ご近所ですか?はい。
すぐそこなんです。
2階建てアパート。
フフフ。
いやウチもそうですよ。
(亜樹)またぁ。
分かった。
角の白いマンションでしょ?すごくすてきな。
いやぁ。
ふーん。
こんなところでご飯食べたりもなさるんですね。
そうですね。
(亜樹)あのう。
はい?里中さんとは?俺高校の後輩なんですよ。
何でも聞いてください。
ハルさんのことなら何でも聞いてください。
わたしたちゲームみたいな契約したんです。
あっあなたも。
いろんな女の子にもそういうことするんだやっぱり。
いやぁ。
ああ別にいいんです。
実はわたし遠距離恋愛してる彼がいるんです。
だからどっちもどっち。
どうしてそんな人がいるのにハルさんと?もう2年も連絡ないの。
もちろんだからといってこんな契約するのおかしいとは思うんだけど。
ハルさん格好いいっすからね。
ううんそんな理由じゃないんです。
じゃあどうして?寂しさなんて感じたことない。
一度も。
(店員)お待たせしました。
ありがとう。
いただきます。
(大和)ありがとう。
(容子)もともと兵頭さんとは知り合いなの。
安西とも学生時代同じチームで。
ライバルだったのよ当時はね。
それは容子さんとの関係も?えっ?すいません。
あのねえ。
わたしそんなにもてないわよ。
はいどうぞ。
ありがとうございます。
兵頭さんが来てくれたのは昔の仲間の焼香に来てくれただけ。
パートしてるって言ったらちゃんとした就職の相談に乗ってくれるっておっしゃってたけどね。
今は何だかぼんやりしちゃうの。
憎しみっていうとちょっとオーバーだけどわたし安西にはそういう気持ちと失った寂しさと二つあるわ。
憎しみ?わたしは安西をみとれなかった。
彼はわたしのそばじゃなくて里中君のそばで死にたかったのよ。
いやそれは。
愛されてなかった。
そんなことないですよ。
あなたはとても彼を尊敬してくれてたから。
多分盲目的に。
それほどの人でしたからね。
女には意味がないわ。
愛されていたかそうじゃないかそれ以外はほとんど。
ずっと思い続けるのって無理ですか?ずっと安西さんのことを思って生きてくってできないですかね?俺嫌なんですよ。
これから先容子さんが誰かと恋愛するのって。
もちろん渉とか容子さんのことは俺がこれからも守って。
里中君。
いやだから。
だから誰にも心許してほしくないんです。
厳しいのねあなたの愛情って。
(大和)ハルさん子供のころテレビ番組に出たことあるんですよ。
(亜樹)テレビ?
(大和)尋ね人っていうかバラエティーとかで時々あるじゃないですか。
(亜樹)ああ。
お母さん蒸発しちゃったらしいんです若い男の人と。
幼稚園から帰っていつも待っててくれるはずのお母さんがある日突然いなくなったらしいです。
待っててくれるはずの?
(大和)小学生のお兄ちゃんと一緒にテレビに出て画面で呼びかけてくださいって言われたときお兄ちゃんは泣いてたんだけどハルさんは泣かなかったらしいです。
どうしてですかね?俺は聞きましたよ。
そしたら…。
そしたら?多分心が凍っちまったんだなってハルさんそう言って笑ってました。
寂しさなんて感じたことない。
一度も。
(大和)それはきっと一生分の寂しさを使っちゃったんですよ。
一生分の寂しさ?
(大和)だからコーチの…。
ハルさんが尊敬してたコーチがいたんですけど。
アイスマンやってるうちは守りに入るからまじめに恋愛するなって言われてたんです。
(大和)でも別にハルさんそんなこと言われなくてもできないんですよ。
ゲームめいた恋愛しか。
おっかないんですよ。
母親でさえいなくなるのに赤の他人の女なんかたやすく自分の前からいなくなるんだって。
(亜樹)多分彼はわたしが待ってる女だからいいと思ったのね。
2年も連絡のない彼を待ち続けてる女だから。
うんもしかしたら。
でもホントはねもう待ってるわけじゃないの。
もうとっくにあきらめちゃってるの。
わたしそんないい女じゃないんだ。
そんなことは。
(亜樹)でも彼あなたにはそんなことまで話すのね。
もっと軽くて格好つけた人だと思ってた。
(大和)ハルさん俺には何でも話しするんですよ。
アハッ。
何でかはよく分からないんすけど。
(亜樹)あっ。
はい。
それわたし分かる。
(大和)えっ?あなたが古き良き時代の男だから。
何すか?それ。
フフフ。
じゃあ。
えっ?
(亜樹)でもいいなぁ。
(大和)あっ!アハハハ。
それじゃあ。
(亜樹)それじゃあ。
おおーっ!あっ。
はあー。
(女)はい。
ああっ!あっあのいや。
〜ワカバヤシ。
ノブタ。
ヤブ。
(三人)はい。
(三人)はい。
コーチ。
5分前です。
シマムラ!タカギ!モリ!〜
(大和)ハルさん!
(兵頭の指示)
(兵頭)簡単なもんだな里中。
お前の動きは単純明快。
最短距離でゴールを目指すだけだ。
なあ?相手のチームも毎年研究してきてるんだよ。
ほかの人間にはマークを付けずお前のラインをつぶすことだけに集中してくる。
自分だけでゴールを決めようとせずにもっと周りを活用してみたらどうだ?そうすればお前ももっと生きる。
マークが付いたらそこ突破すりゃいいでしょ?狭いスペースこじ開けんのが俺たちのホッケーなんすから。
俺たちの?俺のじゃないのか?安西さんの。
(友則)ハルよせよ。
コーチの言うのももっともだよ。
俺たちがお前のスピードについていけるようにすればさ…。
あんたは安西さんに嫉妬してたんでしょ?稲妻みたいなあの人のプレーに嫉妬してた。
観客はみんなあの人のもの。
何かしばらくウチのチームにもいたらしいっすけど俺全然覚えてないっすからねあなたがいたこと。
(真琴)ちょっとハルさん。
よせよハルさん。
本場のテクニックを勉強しに行った。
でもあなたの言うことって技術論ばっかりでここが全くないんですよね。
(冴子)ハルさんいいかげんにして!構わんよ。
それで?結局逃げただけでしょ?何年かかってもあの人に追っつかねえから。
それで?容子さんに近づくな。
フッ。
(友則)ハルお前何言ってんだよ。
近づいたら容赦しないっすよ。
お疲れ。
シャンプーねえよもう。
(選手)はい。
(真琴)ハルさん。
(兵頭)子供だなまるで。
(大和)あの。
お任せします。
(ウエーター)かしこまりました。
(百合)すてき。
値段も見ないで。
よく分からないだけです。
またぁ。
よく来るんでしょ?このお店。
だって席だって真ん中のいちばんいい所だし。
(大和)いやそれは。
(百合)あの。
はい。
(百合)お父さまはお仕事何してるんですか?
(大和)あの。
お父さまは佐賀の田舎で獣医を。
…とか。
あっいやあの。
いろんな商売を手広くというか。
いずれは家のお仕事継ぐんでしょう?さあ。
それは。
兄弟は?一人っ子です。
(百合)じゃああなたしかいないじゃない。
フフッ。
まあ。
あっいや。
ごめんなさいわたし。
ん?そんな質問責めずっと。
あっいや。
いいよ別に。
不安なの。
不安?あ…。
母がいろいろとお金で苦労した人だから。
離婚したんだけど父からは慰謝料もわたしの養育費も。
ああ。
だからね嫌な女だなって思われるかもしれないけどそういうのってわたしには重要なの。
はい。
(百合)もちろん生理的に嫌な人だったら無理よ。
最低限ストライクゾーンにはいてくれないと。
最低限?つきあったり結婚したりすると男の人ってガラッと変わるって言うでしょ。
俺は変わらないよ。
みんな最初はそう言うと思う。
それでねそのうち愛情がなくなったりされたとしても若い愛人をつくられたりしてもいい。
でも生活まで失うのはつらいわ。
超うける。
(亜樹)何がおかしいの?えっ?いやいや。
そんな作り話にそんな簡単に引っかかるんだなと思って。
えっ?両親は今も健在です。
それにこっちが見てて恥ずかしくなるぐらい仲よしこよし。
フフッ。
何?そんなジッと見て。
目でディフェンスの動きを読んでるの。
グリンピース出そうか?ねえ。
もしホントなら紹介して。
紹介?ちょっと待てよそれ。
親紹介するような間柄じゃねえじゃんだって。
ゲームだから?そう。
いないからじゃなくて?そう。
そんな絵に描いたような理想の両親なんてどこにもいないからじゃなくて?ゲームだからっつってんじゃん!ごめんなさい。
何で謝ってんの?大和さんの話が本当でも作り話でもどっちでもいいの。
ああどっちでもいいの。
(ため息)同情はしたわ。
確かにそういうことがあったらなるほどそうなっちゃうかなぁって。
かわいそうだなって思った。
涙全然出てませんけど?でもどうしようもできないの。
多分あなたはわたしが音さたのない彼を2年も待ってるバカな女だから関心を持ったのよ。
でもねホントはもうとっくにあきらめちゃってるの。
きっともう戻ってくるはずなんてないんだってそう思ってるの。
別に待ってるわけじゃないの。
ただその間特別いい出会いがなかっただけ。
その程度のことなのよ。
だからその程度のわたしに待っててくれる見守っててくれるそういうあなたの理想のお母さんを重ねられても酷な言い方だけど重いし迷惑なの。
オッパイ吸わせてなんて言いましたっけ?これから言うつもりでしょ?それ違う意味じゃないの?もう知らない。
すぐちゃかすんだから。
じゃあ何で俺なの?多分ほかの子と一緒よ。
あなたはやっぱりリンクの上ではとってもキラキラして見えたから。
じゃあ引退して色あせたらその分みすぼらしく見えんのかな。
これ一緒に見ようと思ったけど何かそんな感じじゃないね。
返しといてこれ。
バイバイ。
とにかくわたしそんな女じゃないの!普通のOLなの!仕事に燃えてるわけでもないし何かやりたいことっていうか追いかけてる夢があるわけでもなくてとにかく普通のOLなのよ。
はあー。
古き良き時代の女なんかじゃなくて今どきのナウオンセールの女なの!合コンにだって行ったりもするしクリスマスや誕生日には彼と一緒にいたいなぁってそういうごくありきたりな普通の女なのよ!人の話聞いてる?〜
(真琴)ジャーン。
海賊です。
はい。
あっそうだ。
友さんから紹介されたお店どうでした?何か予約取るの大変らしいっすよ。
目ん玉飛び出るほど高かったっす。
えっ?それで元取らずにバイバイですか?
(たたく音)おおっ!元も子もねえよ。
ああ。
あれ?大和さん。
それお酒!?ハルさんだってそうさ。
(真琴)嘘嘘嘘。
あっホントだ。
たまにはいいかなぁと思って。
俺だってだったらたまにはいいじゃないっすか!いいんじゃない?飲めば。
俺がおごってやっからよ。
当たり前でしょ!タクシー代渡したら40円しかないんだから。
それちょっと。
分かったよもう。
帰りも送ってくださいよ。
オッケーオッケーオッケーオッケー。
何がオッケーだよ。
何かやけに絡みますね今日は。
いいだろ40円しかねえんだから!はい!どうでもいいけどさお前余計なことしゃべりすぎだよ。
余計なこと?何?何?何言ったんですか?彼女ひいちゃったじゃねえかよ。
ふられたんすか?聞くな。
(真琴)嘘!ハルさんが!?何でそんなうれしい顔してんの。
ああごめんなさい。
いや。
うれしいだろ?いやうれしくない。
いいじゃないっすか!ホントのハルさんを知って離れてく女なんかどうでも。
ホントの俺?バカじゃねえのお前。
俺がガキのころの話引きずるわけねえじゃん。
そんなことはねえ。
いいかい?ハルさん。
(テーブルをたたく音)恋愛はゲームじゃないのよ。
お前俺に説教してんの?
(大和)誰も言わねえから言ってやってんの。
感謝しろっつーの。
ちょっと大和さん。
いやここに正座しろよ。
お前ふざけんなよ。
おめえの説教なんか立ちションしながらで十分だっつーの。
せっかくなんだから楽しく飲めばいいじゃないですか。
うおおっ!だったらここでチンチン出してみろ。
おめえ出したら出してやるよ。
お前出せ早く。
やめましょうよホントにね。
ねっ?楽しく飲みま…。
うるせえんだよお前。
この野郎。
勝負しろよ。
やってやるよ40円。
おう。
海賊です。
(友則)何やってんだよ?お前ら。
(真琴)ああ友さん。
あの。
あれ?彼女とまた?こんばんは。
この子ねなかなかポップで楽しいのよ。
(真琴)ああそうですか。
ポップ。
ウフフフ。
(真琴)二人とも飲んでるんですよ。
(友則)えっ?飲んでるの?ちょっと上がってるよ。
上げてねえよ!上がってんだろうがよ!ちゃんとまっすぐしろよ。
レディ。
ゴー。
〜
(客たちの声援)クソーッ!〜
(客たちの声援)うわあーっ!
(テーブルが落ちる音)
(足で押さえる音)痛え。
これお前だかんな。
俺じゃない。
こっち飛んだんだからおめえじゃねえかよ!そんなの関係ないでしょ!痛え。
ちょうどいいのいるじゃん。
あっ。
友さん弁償よろしく。
はい?俺ら40円しか持ってねえからさ。
悪ぃね。
いやお…俺?あっ痛えー。
いいの?格好いい。
それではこれからの楽しい時間は友君いただきまーす!
(一同)イエーイ!オーダーオーダーオーダーオーダー。
(一同)生。
生。
生…。
〜
(観客たちの歓声)
(百合)ねえ?亜樹は?あっ今日日曜日でしょ?うん。
あそこしかないでしょ。
ああ。
グッバイブリッジね。
そう。
今日も行ってると思うんだよね。
あっ始まった。
大和!頑張って止めて!お願い守って!大和!
(ぶつかる音)
(冴子)予想どおりハルさんにマークを。
でもコーチの指示どおりにバックパスを。
つまらんな。
えっ?〜
(ハル)《帰ってくるよ。
バッテリー充電させてくれる女ってなかなかめったにいないからさ。
最後には必ずそういう女のところに。
電池が枯れるまで戦ったら必ず》
(観客たちの歓声)
(ハル)ゴーゴーゴーゴーゴー!〜
(冴子)キャプテン。
友さんがフリーになってる。
もっとパス回して。
(大和)あの野郎わざとチャージかけてきやがったな。
ちくしょー。
あっそこでいいよ。
よし。
応援頼むぞ。
(選手)任してください。
おう。
(冴子)ご苦労さま。
エナミ先生のほうに連絡取るから待ってて。
おう。
あー痛っ。
(足音)亜樹さん!
(亜樹)わたしね思い出したの。
(大和)えっ?わたし彼と遠距離になったときずーっと待ってようって最初はずっと信じて待ってようって思ってたときもちろん寂しいときもあったけどそれでも幸せだったの。
あのちょっと。
会えなくても思ってる自分って強いな偉いなかわいいなって。
そのときね自分のことも好きだったの。
だけどいつか自信がなくなっちゃってあきらめちゃって寂しさにどんどん負けちゃい始めたらどんどん弱くなって。
もう彼のこと待てないって思ったときだんだん自分のことも嫌いになってっちゃったの。
(大和)あのちょっと。
何言ってんのかよく分から…。
(亜樹)だけどねビデオ見てたらそんな強かったときの自分思い出したの。
ビデオ?わたしはいつまでも自分のことを好きでいたいの。
強くて偉くてかわいい女でいたいの。
寂しさなんかに負けない。
目をそらさない。
それがわたしのプライドなの。
あっ。
ちょっと亜樹さん!
(係員)お客さんお客さん。
チケットチケット!あっいいんですか?…と思います。
(冴子)何なの?あの子。
さあ。
ああ。
でもこれできっと今日のゲームはもらったよ。
(冴子)えっ?
(友則)おいハル!
(ハル)《できれば見てほしい。
目そらさないで。
そうすれば俺はもっと強くなる》〜〜
(観客たちの歓声)〜オーケー?サンキュー。
バン!えっ?ん?メイビー。
〜スッチャーンサンキュ!2015/04/28(火) 14:55〜15:50
関西テレビ1
プライド #02[再][字]【オールスターキャストの最強ドラマ!木村拓哉 竹内結子】
「孤独に負けない強さ」
木村拓哉 竹内結子 坂口憲二 中越典子 佐藤隆太 MEGUMI 石田ゆり子 市川染五郎 佐藤浩市ほか
詳細情報
番組内容
実業団アイスホッケーチーム『ブルースコーピオンズ』のキャプテン、里中ハル(木村拓哉)とOLの村瀬亜樹(竹内結子)は恋人の“契約”を交わした。
“恋愛はゲーム”と公言して憚らないハルが持ち出した“契約”とは、亜樹の恋人が海外から帰って来るまでの期限付き。しかも、お互いに本気にはならないというものだった。亜樹には、ハルの真意が分からない。
また、恋人を待ち続けている自分自身にも
番組内容2
少なからず疑問を感じている。
一方、ハルの後輩、堀田大和(坂口憲二)は池上友則(市川染五郎)に促されて相澤百合(中越典子)との交際を進めていた。大和は、自分を金持ちだと思う百合の誤解を解きたいのだが、なかなかうまくいかない。
そんな時、亜樹は大和からハルの過去を聞くことに。
また、ハルは尊敬する前コーチ安西健吾(時任三郎)と兵頭雄一郎(佐藤浩市)の関係を容子(石田ゆり子)から知らされる。
番組内容3
そのことで、新たな反感を抱いたハルは、またしても兵頭とぶつかることに。また、ハルの過去を聞かされた亜樹とも…。
出演者
木村拓哉
竹内結子
坂口憲二
中越典子
佐藤隆太
MEGUMI
石田ゆり子
市川染五郎
佐藤浩市
ほか
スタッフ
【脚本】
野島伸司
【プロデューサー】
大多亮
杉尾敦弘
牧野正
【演出】
中江功
【音楽】
「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」QUEEN
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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