轟音とともに迫り来る巨大な雪崩。
地震は標高５０００ｍを超すエベレストのベースキャンプにも被害をもたらした。
日本時間２５日の午後３時過ぎに発生したネパール中部を震源とするマグニチュード７．８の地震。
これまでに３７００人以上の死亡が確認されているが地元紙は、死者が８０００人に達する可能性があると伝えている。
これは地震後のカトマンズ市内を上空からとらえた映像。
世界遺産のダルバール広場も大きな被害に遭っていることがわかる。
こちら、道路をふさぐようにして横の建物が壊れてしまっています。
道路には大きなひびが入り周辺は倒壊した建物の瓦礫が散乱している。
中でも被害が集中しているのは、首都カトマンズ。
道路に積もった瓦礫を手作業で取り除く。
崩れた建物の下には生き埋めになっている人も多いと見られていて救出活動が続いている。
世界中から観光客が訪れる世界遺産も被害に遭った。
高さおよそ５０ｍのダラハラ塔。
１９世紀前半に建てられたもので１９３４年の地震で一度倒壊し、再建されていた。
今回の地震では根元から崩れ落ちた。
当時、多くの観光客らが中にいたと言う。
ここでおよそ５０人が死亡したとの情報もある。
現地では今も断続的に余震が続いている。
ネパールの北東に位置する世界最高峰のエベレスト。
首都カトマンズからおよそ１００ｋｍ離れた標高およそ５３００ｍのベースキャンプを大きな揺れが襲った。
登山者がカメラを左手に向けた次の瞬間…巨大な雪煙が空を覆った瞬間に雪崩はキャンプに到達した。
雪崩は、速度が速いものでは時速２００ｋｍにも達すると言われている。
この雪崩に日本人の登山客２人が巻き込まれ５０代の男性１人が死亡、女性１人が重傷。
アルピニストの野口健さんは当時、エベレスト付近の山を登山中だった。
ＡＰ通信などによるとこの雪崩による死者は１８人に上り今も登山者２００人以上が足どめされていると言う。
なぜネパールで大地震が起き首都カトマンズでこれほどの被害が出たのか。
世界中の主な地震の発生場所を見るとその多くがプレートと呼ばれる地球の表面を覆う岩盤の境界で発生していることがわかる。
ネパールもユーラシアプレートとインド・オーストラリアプレートとの境界に位置する。
実は、ヒマラヤ山脈はこのプレート同士がぶつかり隆起してできたもの。
今回、地震を解析した筑波大学の八木勇治准教授は…２つのプレートが衝突する力により断層のずれが生じたと言う。
そのずれがカトマンズの直下まで広がったため甚大な被害を受けたと見られる。
さらに、カトマンズ周辺の住宅構造が被害を拡大させた可能性が高い。
これは地震の前に撮影したカトマンズの住宅街。
レンガづくりの家が路地の脇に並ぶ。
ネパールでは住民自らが住宅をつくるのが一般的だと言う。
カトマンズの繁華街です。
地震によってビルが崩れ中に取り残された人がいるということで救出作業が行われています。
先ほど、日本時間の午後８時…現地では生存率が急激に下がる７２時間の壁が明日迫っていて懸命の救助が続けられている。
拡大する被害、その全容は今も把握できていません。
インフラが壊滅状態になって山岳地帯も広がっていますから救助活動は非常に難航しているようですね。
そんな中、日本の救助隊、救助チームも動き出していますけれどもまだ現場で活動までは至らないようですね。
救助活動はもちろんなんですけれども、だけども復旧とか復興を見据えて民間も含めて国際的な協力は不可欠ですよね。
特に大震災を経験した日本の役割というのは非常に大きいと思いますね。
千葉県船橋市に住む１８歳の少女が遺体で見つかった事件です。
警察が司法解剖を行った結果、少女は窒息死したと見られ生き埋めにされた可能性があることが新たにわかりました。
千葉県船橋市に住む野口愛永さんが畑から遺体で見つかった事件。
警察はこれまでに井出裕輝容疑者、中野翔太容疑者、そして少女と少年合わせて４人を野口さんを車の中に監禁した疑いで逮捕。
調べに対し、こう供述していると言う。
その後の捜査で野口さんの口には物が詰め込まれ、粘着テープでふさがれた上、手首を結束バンドで縛られていたことがわかった。
抵抗を封じた上で埋められたと見られる。
警察は今日、司法解剖を行ったが、死因はわからなかった。
一方で目立った外傷がなく遺体が土の中から見つかったことなどから野口さんは窒息死したと見られ生き埋めにされた可能性があることが新たにわかった。
事件が起きたとされる今月１９日。
逮捕された１８歳の少女はこの知人男性に電話でこう話したと言う。
計画的な犯行であることをうかがわせていた少女。
事件前に中野容疑者が千葉県内のスーパーで粘着テープや結束バンドを購入していたこともわかっていて、警察は４人が計画的に犯行に及んだと見ている。
野口さんと逮捕された４人はどんな関係だったのか。
逮捕された少女と野口さんは高校の同級生。
この少女は少年と交際していたと見られ井出容疑者とも知り合いだったと言う。
井出容疑者と中野容疑者が住んでいたというアパートです。
２人は事件のニュースを見て急いで逃げたと話しているということで、部屋のベランダには今も下着や作業着などが干されたままになっています。
関係者によると井出容疑者と中野容疑者は数年前から知り合いで、職場を通じての接点もあったと言う。
中野容疑者の祖母は取材に対し…警察によると、野口さんと面識があったのは少女と井出容疑者。
犯行については中野容疑者が少女に頼まれてやったと供述していると言う。
野口さんの父親は、捜査員にこう話したと言う。
なぜ野口さんは事件に巻き込まれたのか。
野口さんは去年１２月頃に家出し月に１回のペースで帰宅するなどたまに親と連絡をとっていたが、４月中旬から連絡がとれなくなったと言う。
野口さんは１９日夜、千葉市内を知人らと歩いていたときに車に乗った少年らに声をかけられ車に乗り込んだ後、連絡がとれなくなり２４日に遺体で発見された。
野口さんと親しかった男性によると野口さんは飲食店に通うため金の工面に困っていたと言う。
関係者によると、野口さんと少女の間に金銭トラブルがあったという情報もあり、警察は犯行の動機について慎重に調べている。
北海道知床半島の海岸で謎の現象が起きています。
突如、海底が盛り上がり１５ｍほどの高さの新たな陸地が出現しました。
原因はわかっておらず、町は今後も監視を続ける方針です。
町はこれまで経験したことのない奇妙な現象に大きく揺れた。
昆布やウニ漁が盛んな北海道知床半島の羅臼町。
２４日の朝、海岸で地面が大きく盛り上がっているのが見つかった。
翌日、羅臼町は一帯を立ち入り禁止にするとともに災害対策本部を設置。
北海道や町などが調査したところこの盛り上がった地面は幅３００ｍ、高さ１０〜１５ｍにもわたっていることがわかった。
発見から２日後、町の調査に同行した。
今、私が立っている、まさにここがおとといまで海底だったんです。
そのなごりか、今も海藻や藻がこびりついてます。
発見された当初は、地下でのプレートの活動の影響とも考えられていた。
しかし２４日、羅臼町付近で火山活動や地震は観測されていない。
隆起したと思われる内陸部分を見ますと地面がはっきりと割れているのがわかります。
その後の調べで、海岸の内陸側の斜面では大規模な地滑りが起きていたことがわかった。
地滑りを起こしたところと地面が盛り上がったところでくっきりと色が分かれているのが確認できる。
羅臼町は今季、観測史上最高となる１７９ｃｍの積雪を記録した。
山崎氏によると、このところの暖かさで大量の雪解け水が発生。
この雪解け水が土砂を伴って海底に押し出され地盤を押し上げたものと見られている。
今後、この盛り上がった地面が大きく変化する可能性は低いものの、まだ少しずつ動き続けていると言う。
羅臼町は今日の対策会議で、引き続き現場付近の監視を続けることを北海道に要請する方針を示した。
日本の総理としては９年ぶりのアメリカ公式訪問をスタートさせた安倍総理大臣。
最初に訪れたのはケネディ元大統領ゆかり地、ボストンでした。
つい先ほどから地元ハーバード大学の学生との討論に臨んでいます。
ハーバード大学の学生らとの討論に臨んだ安倍総理。
韓国系だという学生から慰安婦問題について聞かれた安倍総理は…安倍総理が最初の訪問地に選んだのはワシントンから北東およそ６００ｋｍの地にあるボストン。
まずはケネディ元大統領のゆかりの品を展示したケネディ・ライブラリーを訪れた。
元大統領の長女で駐日大使のキャロライン氏が案内役を務めた。
キャロライン氏から記念として土産物のゴルフボールを手渡された。
この後、岸田外務大臣とともにボストン市内にあるケリー国務長官の私邸に招かれた。
今後の安倍総理の日程だが、日本時間の明日未明にワシントンに移動。
オバマ大統領との首脳会談に臨むほか、日本の総理としては初めてとなる上下両院での演説が予定されている。
こうした機会を通じて安全保障と経済の面での連携の強化を確認するとともに日米同盟の強い絆を強調していく方針。
また安倍総理は戦後７０年の今年を日本の大きな転換点にしたいという考えをアピールするものと見られる。
続いてはシリーズ「変わりゆく国」安保法制の３回目です。
安倍総理の訪米に合わせて日米の防衛協力の指針、いわゆる日米ガイドラインが改訂されます。
その中身は安倍総理が進めている安保法制と密接にリンクしているんですね。
大きな変化の１つが日本の防衛協力の場を日本周辺から地球規模に拡大することです。
それを可能にするのがこちら。
周辺事態法から重要影響事態法への改正です、詳しく見ていきましょう。
安倍総理がボストンを訪問しているそのとき、中谷防衛大臣はニューヨークを訪れていた。
日米の外務・防衛大臣会議、２＋２に出席するため。
この会議で合意される新しい日米ガイドライン。
現行のガイドラインは１８年前のもので今回大幅に書き換えられる。
果たして何が変わるのか。
その柱の１つはある法律の改正に見ることができる。
１９９８年、日本全土を震撼させた北朝鮮の弾道ミサイル「テポドン」発射。
日本の上空を横切り、日本海や太平洋上の３カ所に落下した。
こうした事態を受け、翌年朝鮮半島や台湾での有事を念頭にした周辺事態法が成立した。
周辺事態とは、日本周辺の地域で日本の平和及び安全に重要な影響を与える事態のこと。
こうした事態が発生した場合自衛隊がアメリカ軍に様々な後方支援を行うことができるようになった。
ただ、その後、北朝鮮による核実験や「テポドン」発射、韓国のヨンピョン島などに対する攻撃などが起きたが、周辺事態に認定される事態はいまだ起きていない。
その周辺事態法の制定から１６年…今回の安保法制で安倍政権は周辺事態法を重要影響事態法に変える方針。
重要影響事態とは、日本の平和・安全に重要な影響を与える事態。
周辺事態とそっくりだが、「日本周辺の地域」の文字が消えている。
では、中身はどう変わるのか。
最も大きな変化は、自衛隊が後方支援活動を行う場所。
周辺事態という言葉が消えるため、活動範囲は世界中、地球規模で可能となる。
また、後方支援の対象も拡大されるこれまではアメリカ軍に限られていたが、重要影響事態法では、条件次第ではアメリカ以外の国の軍への支援も可能となる。
さらに、後方支援のメニューも拡大され、これまでできなかった弾薬の提供、航空機への給油が可能になりさらに、保管、訓練などが加わる見通し。
野党側はこの法改正に強く反発しているが、安倍政権は既にこうした後方支援のあり方を新しい日米ガイドラインに反映させている。
国会での法案審議よりも前に日米の約束事が決まろうとしている。
法改正のポイントを確認しましょう。
周辺事態法は事実上、日本の周辺で起きたことに対するものでしたけれども地理的な制約がなくなり、いわば地球規模で自衛隊が後方支援を行えるようになります。
また、日米安保条約を軸にしたアメリカへの後方支援だったものがアメリカ以外の国を支援することも条件次第では可能になります。
もともと日米安保条約を軸にして後方支援というための法律だったんですけどそれが大きく拡大されて、今回の法整備では後方地域という考え方もなくなっているんですよね。
より実際の戦闘地域に近づくおそれがある。
この法律の改正１つだけでも大きな変化なんですよね。
これに加えまして、先週詳しくお伝えした国際平和支援法では戦争をしているアメリカ軍や多国籍軍への後方支援が可能となります。
また、集団的自衛権ではアメリカの船の護衛や機雷の除去などもできるようになります。
こうした考え方というのはいずれも日米ガイドラインに盛り込まれる見通しですけれども、２＋２がたった今、映像が入ってきました、行われている様子ですね。
今回のガイドラインというのは、見直しと言っているんですけれども、もはや全面的な書き換えなんですね。
日本のいわゆる今までの後方支援が大きく変化しているわけですね。
日米同盟の強化、そして集団的自衛権の行使ということになりますから安倍総理の訪米に合わせて２＋２をやってそれを世界にアピールする、そういう演出をしているということだと思いますね。
アメリカ側もケリー国務長官が安倍総理を私邸に招くなど歓迎ムードを演出していますよね。
それはそうですね、国防長官の言葉ですけれども、これからは自衛隊に世界中どこにでも協力してもらえるということでアメリカにとっては非常に喜ばしい、うれしい安保法制なんですね。
だけど問題は日米の協議が先行して、国会審議はこれからですからね。
私はどうも順序が逆な気がしてしようがないんですね。
自民党の小渕優子前経済産業大臣の政治資金をめぐる事件で東京地検特捜部が小渕氏本人から複数回任意で事情を聞いていたことがわかりました。
小渕氏は、政治団体間の資金のやりとりについては把握していないなどと関与を否定したということです。
小渕氏が関連する自民党群馬県ふるさと振興支部など複数の政治団体をめぐっては、収支報告書で支援者らが参加した観劇会の支出が収入を大幅に上回るなど不自然な記載が明らかになっている。
特捜部は去年１０月に政治資金規正法違反などの疑いで後援会事務所など関係先の一斉捜索を行い捜査を続けているが、今日までに小渕氏本人から複数回、任意で事情を聞いていたことが関係者への取材で新たにわかった。
小渕氏は、国会答弁などで収入と支出が乖離している点は指摘を受けて初めて知ったなどと説明していて特捜部の聴取に対しても、政治団体間の資金のやりとりについては把握していないなどと同様の説明をしたとのこと。
特捜部は、収支報告書を作成した責任者とされる小渕氏の元秘書で群馬県中之条町の折田謙一郎前町長の事情聴取も進めていて小渕氏本人の認識を見極めた上で折田前町長の立件について判断するものと見られる。
小渕氏が任意の事情聴取を受けていたことに対して野党側からは、説明責任を果たすべきだという声が上がっている。
維新の党の松野幹事長も政治とカネの問題はしっかりとけじめをつけなければいけないと強調した。
この件に関しては与党からも説明責任を果たすようにという声が上がっているということなんですけれども捜査が続いているとはいえ不透明な部分がまだまだ多く残されたままですね。
小渕さんも第三者を入れてちゃんと調査すると言っていたわけですからここからは「２３ＴＯＤＡＹ」、まずはこちらです。
いわゆる大阪都構想の是非を問う住民投票が今日、告示されました。
朝８時過ぎ、大阪市役所前に住民投票を告示する紙が貼りだされた。
今回の住民投票は、大阪市民が市を廃止し、５つの特別区にすることに賛成・反対を判断するもので結果には拘束力がある。
今日は都構想を推進する大阪維新の会と反対する自民党市議らそれぞれが都構想の是非を訴えた。
政令市の存続か廃止かを決める初の住民投票は来月１７日。
総理官邸にドローンを侵入させた疑いで逮捕された山本泰雄容疑者が放射性物質を載せたドローンをアメリカ大使館に飛ばす計画を立てていたと見られることがわかった。
山本容疑者は動機について、原発政策への抗議だと話しているが、自身のブログに去年１１月、六本木で撮った写真とともに、今回は六本木の偵察、アメリカまで敵なのかとの書き込みがある。
山本容疑者はこちら六本木にある駐車場からドローンを飛ばすことを計画していました。
ブログに掲載された写真の方角の先にはアメリカ大使館があります。
六本木の駐車場からアメリカ大使館までの距離はおよそ９００ｍ。
ブログには、場合によっては官邸ではなくこっちでまけるように離陸地点を確認しておくという記述もあり警視庁公安部は、詳しい動機などをさらに調べている。
今日は全国的に好天に恵まれ各地で真夏日となった。
昨日、桜が開花したばかりの北海道の帯広では最高気温が３０度を超えた。
福島県浪江町では３２度を記録し４月の観測史上最高を記録している。
この気温上昇は北海道上空の真夏並みの暖気とフェーン現象によるもので全国的に明日以降も気温がバーンというような、ドーンというような音がしたんですよね。
住宅の屋根を直撃した。
警察によるとおよそ１３０ｍ離れた木工所の屋外にシンナーなどの廃液およそ１６０リットルが入った状態で置かれていたもので木工所には底の部分だけが残っていた。
警察は破裂した原因を詳しく調べている。
おととしの３月、自宅で３歳だった次男を監禁して死亡させ、遺体を捨てた疑いが強まったとして警視庁は皆川忍受刑者と妻を近く再逮捕する方針を固めた。
皆川受刑者らは次男をペット用のケージに監禁していたとのことで荒川の河川敷でこのケージも見つかったとのこと。
皆川受刑者らは次男について、気がついたら死んでいたと供述しているが、遺体は見つかっていない。
テニスのバルセロナオープンで錦織圭が快挙達成。
連覇をかけ順当に勝ち上がってきた錦織。
決勝の舞台でもこの強烈スマッシュ。
実はこの大会、連覇を達成した選手は全員、全仏オープンでも優勝している縁起のよい大会。
最後はバックハンドのリターンエース。
クルム伊達公子を超える日本人最多のツアー９勝目。
恒例のプールダイブで喜びを爆発。
全仏オープンの優勝へ弾みをつけた。
こちらの１０種目を２日間ですべて行い総合得点を競う陸上の十種競技。
勝者はキング・オブ・アスリートと呼ばれるこの過酷な競技に規格外の日本人が現れました。
右代啓祐選手。
彼を世界レベルへと押し上げたコーチはなんと７０歳のおじいちゃんなんです。
走って、跳んで、投げる。
陸上競技で最も過酷な十種競技。
デカスロンと呼ばれる外国人全盛のこの競技に風穴を開ける日本人。
右代啓祐２８歳。
身長はウサイン・ボルトと同じ１９６ｃｍ。
その恵まれた体格を武器にこれまで日本人が超えられなかった８０００点の壁を突破。
去年のアジア大会では、金メダルに輝いた。
この日本最強の男を世界の舞台まで押し上げたのがスプリント種目を担当する青木誠一コーチ、御年７０歳。
実は青木コーチ、トップアスリートを指導するのは右代が初めて。
２人の出会いは運命だったのかもしれない。
青木さんの本職は、陸上とは無縁の布団職人。
都内で布団店を営んでいる。
実は取材の前日に階段から落ちて腕を骨折してしまった青木さん。
それでも職人は１人だけ。
休むわけにはいかない。
お店には布団と一緒に陸上雑誌がズラリ。
そして、こんなものまで。
これは、選手が練習で使う青木さんお手製のパラシュート。
青木さんが陸上の魅力に取りつかれたのは４０歳の手前になってから。
独学で研究を重ね、近所の子どもたちのために陸上教室を開いた。
そして３年前、陸上大会で偶然目にしたのが右代だった。
さらに、偶然にも右代の妻、ちほさんは青木さんの陸上教室に通っていた教え子だった。
これに運命を感じた青木さんは意を決して右代のもとへ。
当時の右代は円盤投げややり投げなど投てき種目は世界トップレベルだったが１００ｍなどのスプリント種目は苦手としていた。
偶然が重なり、出会った２人。
二人三脚の特訓が始まった。
これまで小さくまとまっていた右代のフォームを体格を生かしたダイナミックな走りに大改造。
さらには、布団を使ってスタート練習。
右代のスプリント力はみるみる向上。
練習で行う５０ｍのタイムはこの３年間でなんと１秒近くも縮まった。
苦手なスプリント種目を克服し十種競技全体の得点も世界レベルに到達。
このまま記録を伸ばし続ければ世界陸上のメダルも夢ではない。
日本最強の男と布団職人のコーチ。
偶然の出会いから始まった２人の物語は８月、世界陸上へと続く。
ホント、奇跡的な出会いですね。
それもびっくりですけど、お布団に飛び込んでいるこの練習もまたびっくりしますね。
痛くないのかちょっと心配になりますけれども、ただ青木コーチの練習、このお布団以外にもユニークなもの、多いですのでこの後も番組の中てお伝えします。
ホームベースの横で笑顔で寝そべるイチロー。
昨日、王貞治さんの日本最多得点記録を更新した記念のホームベースをチームからプレゼントされた。
この粋な計らいに感激しますねとコメント。
味方のタイムリーで１９６９得点目。
チームは５連勝。
来年のリオオリンピックの予選も兼ねた直接対決にも期待。
女子マラソンの世界記録保持者、イギリスのラドクリフ選手が昨日、現役を引退しました。
本当にお疲れさまでした。
天気予報です。
今日、暑かったですね？この時期にしては気温、上がりましたが、明日も同じく日差しとともに気温、上がっていきます。
誕生が間近に迫りましたウィリアム王子とキャサリン妃の第２子についてイギリスの新聞「サンデー・タイムズ」が世論調査を行ったんです。
気持ちはわからなくないけど、これはちょっと…。
ダイアナさんでしょ、ちょっとロイヤルファミリーにとってはつらいですよね。
（ナレーション）今夜の「明石家電視台」は…。
2015/04/27(月) 22:54〜23:53
ＭＢＳ毎日放送
ＮＥＷＳ２３[字]【ネパール地震被害拡大 1000人超の邦人は？１８歳少女殺害の動機】
ネパール地震被害拡大 １０００人超の日本人は？▽１８歳少女殺害の動機▽十種競技・右代啓祐師匠は７０歳布団職人 桐生世界リレーへ出発
詳細情報
お知らせ
※番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。
番組内容
メインキャスター膳場貴子が最新のニュースをお届けします。
出演者
【アンカー】
岸井成格
【メインキャスター】
膳場貴子
【キャスター】
古谷有美（ＴＢＳアナウンサー）
蓮見孝之（ＴＢＳアナウンサー）
関連ＵＲＬ
■番組ＨＰ
http://www.tbs.co.jp/news23/
■ｔｗｉｔｔｅｒのアカウントはこちら！
@news23_tbs
https://twitter.com/news23_tbs
■ｆａｃｅｂｏｏｋ
http://www.facebook.com/news23.tbstv
ジャンル :
ニュース／報道 – 定時・総合
ニュース／報道 – 天気
ニュース／報道 – 特集・ドキュメント
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード（ステレオ）
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32722(0x7FD2)
TransportStreamID:32722(0x7FD2)
ServiceID:2064(0x0810)
EventID:2792(0x0AE8)