当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫月曜日の「報道ステーション」コメンテーターをご紹介します。
おなじみ憲法学者の木村草太さんです。
よろしくお願いします。
雑誌の先生の特集を読みましてすばらしい内容だったと思います。
今日は、よろしくお願いします。
ネパールのカトマンズそして、エベレストの雪崩。
死者3700人超というふうに伝えることに非常にもどかしさを感じます。
なぜなら人数はどんどん更新されるということを薄々感じながらなんとか現段階での情報を入れようとするあまりなんですけどもとにかく、非常に厳しい状況で被災の全容がつかめない。
ただ、伝わってくるのは支援が足りていない。
そして、当然避難場所も少ないだろう。
夜も冷え込むということばかりなんですね。
つまり、カトマンズとそしてエベレストの間にネパールを中心として周辺諸国を含めてさまざまな村落が大変な被害に遭っているだろうということなんです。
≫ネパールを襲ったマグニチュード7.8の大地震。
世界文化遺産に指定されている街首都カトマンズは壊滅的なダメージを受けた。
≫これは、映像投稿サイトYouTubeに投稿された地震発生時の映像だ。
マグニチュード7.8の大地震に見舞われたネパール。
空からも被害の大きさがわかる。
震源地は首都カトマンズ西80kmの地点。
震源の深さはおよそ15kmと浅い。
そして東にあるエベレストでは雪崩が発生した。
雪崩に巻き込まれた人が撮影した映像がある。
≫カメラを戻すと…。
≫雪崩にのみ込まれたあとようやく出た相手を気遣う言葉。
そのあとは荒い息遣いだけが続いた。
≫雪崩発生から2分弱。
ようやく立ち上がれた。
地表には石のような雪の塊がごろごろ転がっていた。
ネパール山岳協会によれば現在のところ17人の死亡が確認されたという。
その中には日本人の男性が1人。
千葉県出身のヤマガタ・ヒロシさん、56歳が含まれているということだ。
現地のツアー会社によればヤマガタさんは、中国のドキュメンタリー映画の撮影隊に技術者として参加していたという。
そして、雪崩に巻き込まれた。
昨日、病院で亡くなったという。
≫怪我人は現在のところ60人以上。
地震発生当日から懸命の搬送が続いている。
その中には日本人女性も含まれていた。
≫ベースキャンプで雪崩に遭遇した日本人ガイドに電話で話を聞いた。
≫アルピニストの野口健さんもヒマラヤにいた。
≫地震発生から3日目。
いまだ被害の全容はわかっていない。
ゴルカ郡の北部の集落。
山の斜面にある家々がほとんど倒壊してがれきの海のように見える。
地元メディアによればこの地域には政府の救助隊さえ到着できていないという。
世界文化遺産に指定されている首都カトマンズは壊滅的なダメージだ。
日本時間の午後9時現在地元メディアによれば死者は3725人に及んでいる。
負傷者は7000人に届く勢いだ。
被害は隣国にも広がっている。
死者はインドで67人。
中国のチベット自治区で20人が確認されている。
≫こちらはレンガ造りの住宅です。
このように、崩れたレンガが散乱しています。
完全に建物の半分程度が崩壊している状態です。
≫カトマンズの街には古いレンガ造りの建物が多く存在する。
それらでの被害は数多起きていた。
≫こちらには、レンガ造りの7階建ての建物が立っていました。
その中には会社などが入っていたということなんですけど当時いた8人のうち2人の死亡が確認されました。
≫今日、ネパールから帰国した人に地震発生当時の様子を聞いた。
≫これは、カトマンズの東8kmに位置する古都バクタプルの建造物が崩壊する様子を写したもの。
被害は広域にわたっている。
こちらの写真はカトマンズの中心地被災したダルバール広場にある観光スポット。
水の変化で揺れの大きさが推し量られる。
≫ネパールを含めヒマラヤ山脈は過去にも大きな地震に見舞われている。
そもそも、この地域はインドプレートが北上し南下するユーラシアプレートにぶつかっている地域でその力がヒマラヤ山脈を生み出した。
≫八木准教授によれば今回の地震はプレート同士が押し合うことでできる逆断層によって引き起こされたということだ。
地震を引き起こした断層面の大きさは東西150km南北に120kmの範囲でマグニチュード8クラスの地震では標準的な大きさだという。
≫この×印で描かれたところに位置しますカトマンズと約80km程度離れているわけなんですけれども断層のずれはカトマンズに向けて進行していきました。
更に最大の断層のずれというのはカトマンズの直下で観測されました。
カトマンズ直下での断層のずれは4.1m以上になります。
≫困難を極める救出活動。
今も懸命の作業が続いている。
すでに現地に入っている中国をはじめアメリカ、ドイツイスラエルなど世界各国から救助隊がネパールに向かった。
日本の救助隊およそ70人も昨日出発した。
警察23人、消防17人海上保安庁14人医療関係者5人などで構成されている。
被災者の救護と行方不明者の救出にあたる予定だ。
現在、日本の国際緊急援助隊は現地の空港の混雑のためいったんインドのコルカタで給油を行い日本時間の午後7時過ぎに再びネパールに向かった。
≫現地に着いたばかりの山口豊アナウンサーが映し出されています。
カトマンズの市民病院前。
ちょうど日没が始まったところと思われます。
音声、映像、画像が非常に電波状況、厳しいのでもしかしたら、音声が聞き苦しい点あるいは、画像が落ちるとそのまま電話中継のみになる可能性もありますがご了承ください。
山口さん、5秒の時差がありますがこの声が聞こえていたらそちらで話し始めていただけますか。
≫私がいるカトマンズの市民病院なんですが病院の前の芝生の広場がご覧のようにたくさんのテントで覆われているんですね。
ここにいる方々というのはもちろん、被災した人たちです。
家は被災しているんですが無理をすれば入れるそうです。
ただ、やっぱり余震が怖いので皆さん、家から離れてこの公園この芝生の上でもう3日目の夜を今、迎えようとしているんです。
ここの場所、これだけでもたくさんのテントがあると思われるんですが実は、昨日までは座る場所もないくらいびっしりとテントが張られていたということなんです。
そのくらい、皆さん余震が怖いとおっしゃっているんです。
この地区ではこのカトマンズでは今から80年ほど前にやはりマグニチュード8を超える大地震がありました。
そういう話は、昔のおじいさん、おばあさんから聞いていたんですがまさか、それが急に今襲ってくるとは皆さん思わなかったということなんです。
その余震の恐怖から今夜になってこちら、寒くなる。
時々、雨も降るんですがそうした中でもテントで過ごす予定だということなんです。
今、皆さんにお話を伺いますと不足しているのはまずテント食料も水も十分ではないそうなんですね。
各国のNGOが水や食料を配ってくれるそうですがそれも十分には足りていないということです。
それから、ここから更に住宅密集地に入るとたくさんの建物が倒壊しています。
明日の昼で、こちらは地震発生から72時間を迎えようとしています。
生存率が急激に下がる時間といわれていますよね。
その時間に起きまして今夜も懸命の救助作業が手作業でそういう場所では続けられているということです。
≫山口さんもう1つ聞きたいのは背景に見えております市民病院ですが明かりがともっているのがわずかに見えます。
燃料が少ないので電気を得るために発電機を回すその燃料が不足している。
薬も不足していると情報も入ってくるんですが取材時間も短い中、後ろの病院がどういう状況かというのはまだつかめていませんか?≫概要は伺っています。
やはり電気がきてませんで今、電気がついているように見えますがジェネレーターです。
これで発電をして病院の中では治療行為も行われているようです。
薬などは十分ではないという情報がこちらには入ってきております。
それから、古舘さんこちらに入ってくるまでも各国の援助隊は大変な状況にありまして私どももつい40分ほど前に空港に着いたんですね。
今、何が起きているかというとカトマンズの国際空港は1つしかありません。
そこが余震によりまして閉鎖されることも起きているわけです。
それによって、各国の救援物資を積んだ飛行機が殺到しまして、その順番待ちになっているんですね。
実際、私たちの飛行機もシンガポール経由だったんですがシンガポールで3時間待たされてこの上空についてからも2時間半上空を旋回してそれからようやく先ほどこちらに降りられました。
空港には着いたばかりと思われる各国の援助隊がようやく今、準備を広げている。
そうした様子も見られました。
実際に日本の国際緊急援助隊は先ほど、VTRにありましたようにまだこちらには着けていない状況が続いているんです。
そして古舘さんもう1個心配なのがここは街中なんですけれどもここから山あいの地区に向かった場所ではまだ援助隊が入れていない場所もたくさんあるということなんですね。
地元のラジオ局の放送によりますと、8割方建物が倒壊して、それぞれの家で犠牲が出ている。
そういう地区もあるそうです。
今後、この全体の被害がどのくらいになるのか明日以降徐々に明らかになるものと思われます。
≫わかりました。
山口さんはじめスタッフの方々も気をつけてください。
そして、今の話につなげればがれきの中で声がする。
72時間以内に救出したい。
救助隊が行ったとしても重機が足りないのでそのがれきを外すことができないという状況もあるようです。
さて、ここで木村さんに伺いますが木村さんからぜひここを指摘したいという点お願いいたします。
≫早川和男先生建築学者の方が「居住福祉」という本の中でこういう指摘をされております。
阪神大震災の犠牲者のほとんどが家が倒れなければなかったであろう犠牲と指摘されています。
家屋の倒壊等が犠牲者の大半だということですね。
やはり、安全な住居は人権であり、福祉の基礎だとおっしゃっていてそうだとすれば例えば世界人権宣言にいう生命、自由安全への権利というのはこの中には、当然住居の安全というのも含まれてくると思うんですね。
アジアは地震が非常に多い地域ですけれども政治の不安定でありますとかあるいは貧困の関係で十分に地震に強い建築ができていない状況もありこれは、やはり国際社会の強い支援が必要だというふうに思います。
また、それが人権なんだということを意識してこの問題に向かい合っていくべきだろうとこの様子を見て感じました。
≫シニカルに捉えてしまえば世界人権宣言があったって世界中、格差があって不平等じゃないかって考えちゃうんですけどだからこそ現実があまりにもそうだからこそ本当はこうなんだというところから始めないと事は進みませんよね。
≫やはり住居の安全も人権の1つだということですね。
≫なるほど。
そして、決して豊かではないネパールから東日本大震災のときには5000枚の毛布が届けられた。
そういうことも忘れちゃいけないんだと思いますね。
小川さん。
本当に恩返しをという思いですけれどもお知らせです。
≫テレビ朝日ではネパール大地震で被災された方を支援するためドラえもん募金を行います1回のお電話で108円を寄付できるシステムです。
ご協力いただける方はこちらの電話番号にお電話ください。
お寄せいただいた募金はネパール大地震の被災者の支援に充てられます。
ご協力よろしくお願いいたします。
≫携帯が使えないんですよね。
本当に不自由をかけますけどどうぞよろしくお願いいたします。
それでは小川さん次のニュースいきましょう。
≫かわりまして。
安倍総理アメリカを訪問していますがやはり、注目なのは日本時間のあさっての夜中に行われます日本の総理大臣としては初めて、アメリカの議会で演説することになっています。
そして、その前の明日の夜はオバマ大統領との日米首脳会談を控えています、安倍総理です。
そしてそれに先立ってなんですがこちらも非常に重要なんですね。
こちらは日米合同演習の様子ですけれども日本とアメリカの防衛協力の在り方を規定する日米ガイドライン改定の合意に向けて、今夜日本とアメリカの外務・防衛のトップ日本からは外務大臣と防衛大臣ですけれども4者が今夜会談することになっています。
≫まもなく始まる日米の外務・防衛トップ会談。
自衛隊とアメリカ軍の役割分担を決めた日米ガイドラインについて自衛隊の役割を大幅に拡大する内容で合意する見通しだ。
その8時間ほど前日本国内では自民党・公明党が集団的自衛権を認めるなどの新しい安保関連法案について実質合意。
今後の微修正は議論を主導してきたこの2人に一任された。
≫公明党の山口代表はこう胸を張った。
≫だが、実際は何を歯止めとしたのかあいまいな点を残したままの合意だ。
例えば、集団的自衛権を使って停戦前に中東で機雷掃海をすることについて。
≫公明党は集団的自衛権を使うのはほかに適当な手段がない場合のみと法案に明記させたことで実際は行えなくなったとする。
しかし、政府と自民党はその文言が足かせになるとは考えておらず停戦前の機雷掃海はできるとの立場だ。
歯止めの解釈は異なったまま法案が作られる。
国会での審議が始まるのは来月後半。
その前に、アメリカとの約束が先行する。
まもなく合意する新たなガイドラインでは日本が集団的自衛権を使って中東などで機雷掃海できることが明記される。
自衛隊が、いつでもどこでもアメリカ軍を支援できるようになることも盛り込まれる。
≫新ガイドライン合意翌日明日の日本時間深夜に安倍総理はオバマ大統領との会談に臨む。
≫意見が分かれるところですが順番逆でいうと憲法改正の前に集団的自衛権ができるようになるというのはあべこべじゃないというふうに思う方も多くいらっしゃるのではないかと思いますが。
そういうことも全部含めてか今回、木村先生が強調される部分をここからお願いいたします。
≫これが今回去年の閣議決定で決まった武力行使の新三要件でVTRにも出ていましたけれどもこれは、政府はまず、機雷掃海の要件であるかのように説明しているんですがこれはあくまで武力行使の要件なんですね。
武力行使の中には機雷掃海だけではなくて当然、空爆ですとか地上軍の派遣これも当然に含まれるのでここに書いてある条件。
特に、我が国の存立が脅かされる危険がある場合という条件はこれは機雷掃海だけではなくて日本が空爆をしたり地上軍を派遣したりといったそうした武力行使を制限するとても大事な条件設定だというのがまず重要だというふうに思います。
普通に読むとかなり厳しい条件になっていて国の存立が脅かされなくてはいけない。
ですから外国に武力攻撃が発生してかつ日本の存立が脅かされる。
これは普通に読むと日本と外国が同時に攻撃を受けたときなんだというシチュエーションを示しているような意味になっているんですけれどもしかし首相の説明の中には、時々日本が攻撃をされていないのにこの条件を満たすんだというふうにそのような説明をすることもあるので非常に今あいまいな状況にあって公明と自民の間でも、説明が合致していない面があるというそういう状況です。
このような状況でしかも、国民の関心がこれについて非常に高まっていない状況ですとなし崩し的に武力行使つまり、空爆や地上軍の派遣が無責任に行われてしまう。
条件付けを無視してこんな条件はどうでもいいやというふうに無責任な武力行使がどんどんなし崩し的に進んでいってしまうという非常に危険な場所に我々は今いるんだということをまず自覚する必要があると思います。
≫先生の見解とお立場と正反対というか反対側の1つの意見としては違うんだと、空爆や地上軍の派遣はしないんだと。
こういうメニューのようなものを設定することで抑止力が生まれていわゆる抑止論ですね。
抑止力が生まれることによってそういうことを行使しないで相手側も警戒するというというような意見に関しては、どうですか。
≫まず、抑止力というのは何か問題があったときに具体的に、ここでこういう武力行使をするということを宣言し、だから相手もじゃあ、やめておこうと思うわけですね。
ですから、何を抑止するのかということが非常に重要だと思うんですが。
ただ、何をするのかについてほとんど何も話していないわけですね。
ですから、この国がこういう攻撃を受けたときにうちからは、これこれこういう部隊をこの規模で派遣しますといわないと抑止力の議論というのは本当はできないはずなんですけれども予算の話もしていないしこれは非常に大事なことなんですけども日本の自衛隊というのは日本を自衛、防衛するための必要最小限度の装備しか持っていないはずなのでそれ以上のことをやろうとするとこれは、日本の装備を割いてしまうかあるいは、純増する予算をつけてそして、装備を増やさなければならないという話になるはずでそれについて具体的な話をもっと政府は、それをやるならしなければいけないのにそれをせずにむしろ隠すかのようにして話を進めているのが懸念されます。
≫具体的な話をもっと聞きたいですね。
難しい言葉の羅列だとわからないですからね。
≫わからないですね。
いくら使って何を買うのかまで議論しないと抑止力論は意味がないというふうに思います。
≫興味のあるご家庭は覚悟家庭に1人ずつ先生がいなければだめですから。
もうちょっと具体論を詰めるべきだという発想でこの番組でもなるべく伝えたいと思います。
では、次にまいりましょう。
≫今日は全国的に本当に暑かったですね。
まず、こちらの写真ご覧ください。
子どもたちが水遊びを楽しんでいますが、これ北海道なんです。
帯広市では30度を超えました。
一方、こちらは今日の熊本の様子なんですが4月なのに熱中症です。
男性が1人搬送されました。
≫北海道では、水遊び場が盛況だった。
帯広市で4月に30度を超えたのは史上2度目だ。
雪が残る蔵王。
だが、ふもとの街では30度。
≫今日、日本で最も暑かったのは福島県だ。
午後2時に福島市では30度を突破。
浪江町では32度まで上がり4月としての観測史上最高の気温を更新した。
アイスクリームをほおばっている映像は兵庫県豊岡市。
≫気温30.7度。
道路は、かげろうでゆらゆらと揺れ外を歩く人は水分補給を欠かせなかった。
九州も今年一番の暑さ。
熊本県では路上に倒れていた80歳の男性が熱中症の疑いで病院に搬送された。
東京でも今年初めて25度以上になるなど全国で6割以上の地点が夏日になった。
これほど気温が上がった原因は2つの暖気だ。
1つは、日本の東にある高気圧を回って入った南風。
もう1つは真夏並みの異例の暖気が中国大陸から北海道上空まで流れ込んだからだ。
先週末、中国では北京で32度を記録するなど極端な暑さでそれが風で日本に運ばれてきた。
この暑さはゴールデンウィークの後半まで続く予想だ。
≫3日前の国会内の写真ですが統一地方選の影響ということを考えて、今日ババッと新聞などが書いたのかなと勝手な想像をしてるんですが小渕優子議員。
東京地検が複数回事情聴取をしていたというニュースが流れました。
≫先週、衆院本会議に出席した小渕優子前経済産業大臣。
統一地方選挙が終わった今日わかったことがある。
東京地検特捜部からこれまでに複数回任意で事情を聞かれていたのだ。
特捜部が小渕議員の関連団体などへ強制捜査に入ったのは去年10月。
事実上の会計責任者とされる元秘書の折田謙一郎氏から事情を聞くなど捜査を進めている。
問題は小渕議員の関連政治団体が主催した観劇会をめぐり収支報告書の記載に少なくとも5100万円ものずれがあることなどだ。
去年10月、小渕氏は経済産業大臣を辞任。
≫去年12月の総選挙。
小渕氏は11万票以上の得票を得て6回目の当選を果たした。
≫その後、4か月以上が経った。
いまだ明確な説明はない。
小渕議員は特捜部の聴取に対して自らの関与を否定したという。
≫今日、一部新聞では新たに架空の資金の移動の疑いがあるというふうに書いてあるんですが、私ども調べてみますとそれは違うというような情報も≫大阪市の方じゃないとちょっと遠くて大阪都構想というとえ?今度の住民投票いかんではこれは、大阪都ができるの?と早合点しちゃう方が多いんじゃないかと思うんですけれども結果が、仮に住民投票で上回ったとしてもそれは大阪府と大阪市がなくなって5つの特別区になるということでここにあるように特別区設置住民投票の告示があったということなんですね。
大阪市役所の前に大きなこういうものが出てここ、重要だと思うんです。
自分のまちのことやから自分で決めなアカンと。
これはどういう重要性があるのかVTRを見ていただいて木村さんに最後、伺います。
「CHANGEOSAKA!」対するは「WeSayNO」。
いわゆる、大阪都構想の賛否を問う住民投票が今日、告示された。
≫橋下市長が実現を目指す大阪都構想は人口およそ270万人の大阪市を解体し24の行政区を5つの特別区に再編するものだ。
そもそもの都構想の始まりは5年前にさかのぼる。
≫大阪市のような大きな市には特例制度によって都道府県並みの権限と財源がある。
橋下氏らは大阪市と大阪府が水道事業や高層ビルの公共施設の建設など同じような事業を重複して行ってきたと二重行政の問題を指摘してきた。
先の市議会議員選挙では橋下市長率いる大阪維新の会が第1党を維持。
対する自民・公明民主・共産の各党は都構想に反対の立場だ。
二重行政に関しては橋下市長側は都にすることで、将来市長、知事が変わっても無駄を生み出さない仕組みが必要だとする。
一方、自民党は府知事と市長の連携でわざわざ都にしなくても解消できるとしている。
更に新しくできる区に関しては橋下市長側は選挙で選ばれた区長、議会のもと独自の予算編成権を持ち住民の声を反映した住民サービスを実現できるとしている。
一方、自民党は予算規模の小さい特別区では独自色を出すような金銭的余裕はなく地域間に住民サービスの格差が生じることになると指摘している。
今回の住民投票の結果には法的拘束力がある。
投票率に関わらず賛成多数となれば再来年4月に大阪市の廃止と特別区の新設が決定することになる。
≫橋下市長は住民投票で負けたら政治家を辞めるとまで発言している。
有権者およそ211万人はどの道を選ぶのか。
投票は来月17日に行われ即日開票される。
≫木村さん、いかがですか?≫私はもちろん賛成、反対ということではなくてこれはぜひ大阪の皆さんでしっかり決めてほしいと思いますが憲法は特別に地方公共団体の組織を変更する場合には地域の住民投票が必要としていてこれは、この番組でも紹介させていただいた95条という条文です。
その趣旨からしても、今回住民投票が行われるのは大変好ましいことだと思います。
ただ、住民投票というのは提供される情報量やタイミングをコントロールすることによって権力者を権威付けてしまう道具になる危険があるのでぜひ、十分な情報を得てから投票してほしいと思いますしこれはもちろん府知事の方、市長の方の情報発信、賛成派、反対派の情報発信も大事なんですがやはり、市民自らが積極的に賛成、反対の情報を集めて、審査する。
それによって全国の皆さんにお手本を示してほしいと思いますね。
≫どうでしょうね。
私なんかは怠慢だなと思うんですが本当にわかって、この件を伝えているのかと思うんですね。
忘れたころにね。
告示だからって。
でも、スタッフだってどれだけわかっているかと思うんです。
大阪の方はよくわかってると思うんだけど。
だから、やっぱり、それだけ遠いということもあるので特に大阪でこういうふうに告示があったというときだったり今の先生のお話でつくづく思うんだけどもやっぱり、こっち側のなんとかと構想を進めたいという方は大いなるメリットと若干のデメリット。
それからこちらの反対側の方々も大いなるメリットと市が存続したほうがいいという場合の≫18歳の女性が連れ去られる前から穴が掘られていたことがわかりました。
こちらのニュースからお伝えします。
≫千葉県船橋市の野口愛永さんの遺体が見つかった事件で発見現場の畑に野口さんが連れ去られる前から深さ1mほどの穴が掘られていたことが捜査関係者への取材でわかった。
野口さんは19日夜に監禁されその後、千葉県芝山町の畑に掘られた穴から手足を結束バンドで縛られ口に粘着テープが貼られた遺体で見つかった。
井出裕輝容疑者と中野翔太容疑者ら4人が監禁した疑いが持たれている。
井出容疑者と中野容疑者は結束バンドなどを購入する姿も県内の防犯カメラに映っていて警察は、井出容疑者らが野口さんを計画的に殺害した可能性が高いとみて調べている。
≫核軍縮などを話し合うNPT・核拡散防止条約再検討会議が27日からニューヨークの国連本部で始まるのを前に日本の被爆者らが核兵器の廃絶を訴えてデモ行進を行った。
デモには広島市長や広島と長崎の被爆者らおよそ7500人が渡米して参加した。
≫5年に一度のNPT再検討会議はおよそ4週間にわたり来月22日まで行われる。
≫中国が設立を主導しているAIIB・アジアインフラ投資銀行の創設メンバー57か国が北京に集まり初の首席代表会議が行われた。
≫各国の代表たちはこちらの迎賓館の中で今会合を行っています。
警備が大変厳しい場所で私たちは近づくことができません。
≫57か国の代表は国名のアルファベット順に振り分けられたバスに乗り込み会場入りした。
会議は今日から2日間行われ組織運営のルールや出資比率などが話し合われる予定だ。
中国は各国の代表が宿泊するホテルの警備を強化し会議資料をメディアに公開しないよう注意書きをした紙を配るなど情報漏れに神経を尖らせている。
≫小説をまねした可能性が出てきた。
ドローンを総理官邸に放置した疑いで逮捕された山本泰雄容疑者が人気作家のサスペンス小説を参考にした疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。
小説は、テロリストが爆発物を積んだヘリを遠隔操作して高速増殖炉の上空に飛ばし全国の原発停止を求めるという内容だ。
山本容疑者は官邸サンタを名乗る自身のブログでこの小説を参考書に挙げている。
一方、政府は総理官邸屋上と内閣府屋上でそれぞれ警察官1人による警備を始めた。
≫今日はこの時期としては異例の暑さとなりました。
気温が平年より大幅に高くなったところが北海道から西日本にかけて広がっています。
全国で928の観測地点がありますがこのうちの712地点で今年の最高気温を更新しました。
このように今日は各地で夏のような暑さとなりましたが明日はというと、帯広は今日より10度も下がって極端な暑さは収まりそうです。
一方で、館林や福島は明日も30度の予想なんですね。
東京も26度と今日と同じくらい暑くなりそうです。
明日も広く日差しが降り注ぎそうですが関東周辺では夕方ににわか雨の可能性があります。
そして、那覇では雨。
鹿児島でも夜になると雨が降り出しそうです。
≫土日は晴れそうですが4日は雲が広がりそうです。
登山などは注意が必要です。
≫スポーツまいりましょう。
青山さんお願いします。
≫お願いします。
まずメジャーリーグからお伝えいたします。
こちらはマーリンズの公式サイトの写真ですが寝そべっているのはイチロー選手隣にあるのはホームベースです。
日米合わせてこのホームベースを踏むこと1968回。
王貞治さんが持つプロ野球最多得点記録を上回ったことへのサプライズ演出だったんです。
≫マーリンズのイチローは7番、レフトで先発出場。
4回、第2打席。
内野安打で出塁。
その後、味方のタイムリーでホームイン。
実は、イチローが踏んだホームベースはこの試合から新調されたもの。
試合前、こんなことが…。
昨日、王さんの最多得点記録を超えたイチロー。
そのとき踏んだホームベースは引き抜かれイチローへプレゼントされていたのだ。
≫そして、試合は6回。
ノーアウト3塁のチャンス。
≫今シーズン初のタイムリー。
6試合連続ヒットを放っている。
≫そして、先ごろ理想の上司ナンバーワンに選ばれました松岡修造さんです。
よろしくお願いします。
≫そんなことがあったら日本がどうにかなっちゃうというかそれはまさに錦織選手のおかげだと思うんですが見事、バルセロナ・オープン2連覇達成しました。
これで優勝の通算が9勝目ということで今まで伊達さんが8勝。
日本最多優勝ということになりました。
このバルセロナ・オープンというのは赤土、クレー。
土のコートなんですね。
その中で、本当に圧倒的な強さを見せてきました。
今回見ていて感じたこと。
このクレーのテニスの常識が本当に変わってしまった。
そんなテニス、決勝戦。
みんな一緒に見ていきましょう。
≫錦織選手にとってこの決勝の相手はいやだったはずです。
アンドゥハール。
地元スペインしかもノーシードできている最も勢いに乗ってる選手です。
乗ってるんですよ、古舘さん。
最初から。
いきなり錦織選手はサービスゲームを落とします。
これは、今大会自分で最初にサーブを落とすのは初めてのことなのですね。
そして…。
打ってくる、打ってくる。
どこまで打つんだよ!もう見ててこっちもイライラするくらいすばらしい。
人生最高のテニスをしています。
これはどうしようもない。
もう錦織選手、耐えて耐えて耐えている状態なんですね。
そして迎えた第1セット第10ゲーム。
このゲームを取ると錦織選手は第1セットを取ります。
最もギアをチェンジができる錦織選手、得意なゲームともいわれています。
圭、乗ってきた。
打ってきたよ。
その勢いが止まらないんですよ。
流れは、相手。
踏ん張る。
やった!このポイントはこの試合で一番のプレーでした。
これによって完全にギアが1つ上がってく。
フィフティーンオール。
圭です。
これが圭です。
完全に相手一歩も動けない状態。
フィフティーンサーティー。
これ、相手もしぶといんです。
ガッツポーズを作りながらしぶとく絶える。
相手のミス出ました。
これでセットポイント。
これを取ればこのセットを取れる。
圭、攻撃してくれ。
いけ!相手、見えないところにいる。
最後は攻めて、攻めて第1セット、6−4のスコアで錦織選手が取ります。
第2セット、これも圭がすんなりいくと思ったんです。
ただ、第1ゲームでの圭のサーブ。
地元スペインということで勢いが止まらない。
俺は人生最高のプレーをしているんだというそんな感覚。
ただ、耐えるんです。
いろんなポイントを混ぜて。
第1セットと同じ状況になりましたね。
5−4。
このゲームを取れば錦織選手、優勝になるという。
出だしのときと全く違ってライトがつきました。
雰囲気も変わってきました。
一番緊迫する、このゲーム。
圭も得意とするこのギアを上げるゲームです。
いった。
攻撃した。
どこにあったんだこんなテニス。
66位の選手がと思いたくなるぐらい攻めています。
だって、それ錦織選手のおかげだろと。
自由自在にプレーができてる。
30−0、追い詰められてきた。
攻撃する、攻撃する。
ちょっとこれは古舘さん勝負を急ぎましたね。
これ、リードしてるのに焦った。
じわじわ攻める。
圭、わかってます。
経験がそうさせます。
30ー30。
プレッシャーは完全にアンドゥハール。
圭の心を言います。
エース、取りにいくぞ!これがテニスなんですね。
完全にプレッシャーによって自滅、ダブルフォールトでマッチポイントを迎えるんです。
セカンドサーブ。
いった!このショットはあり得ない…。
2年連続優勝。
6−4、6−4のスコアでした。
≫うれしいうれしい、古舘さん優勝でした。
ただ、僕、1つ驚いたことがあるんです。
錦織選手のテニスクレーコートでのテニス。
世界の選手、世界のメディアが感じているはずです。
クレーコートのテニスを変えたと。
じゃあ、何を変えた?僕、やってみました。
クレーコートというのはハードコート芝生とは違って土のコートです。
地面がやわらかいのでボールの勢いを吸収して球足が遅くなるんです。
だからこそ厳しいところでも届く。
ラリーが続くんです。
選手たちはこのベースライン上よりもだいぶ下がる。
ここがクレーコートの定位置となります。
そして、クレーならではの動きというのがあるんですね。
それが、スライディング。
見てください。
ここから、こんなに1歩でいけてしまうんです。
だからこそ普段厳しいところでもクレーは届く。
ボールがつながる。
クレーコートならではの動き。
スライディング。
これを最も得意としているのがナダル選手。
クレーのスペシャリストの動き見てください。
画面手前がナダル選手です。
ナダル選手の立っている位置見てください。
相当後ろにいる。
だからこそ、しっかりボールを返していますよね。
そして、サーッとスライディング。
どんなボールでも届くこれがクレーのテニスなんです。
では、圭はどうやってプレーをしているのか。
ここじゃないんですよ。
前にいくんです。
ベースラインの本当に近く。
この場所で、クレーコートプレーをしているんですね。
実際、圭のプレーを見てください。
深いボール。
下がらない。
そして、これほとんどスライディングをしない中でヒット。
エースを決めた!ほとんどスライディングしない。
しかもライン上でのプレー。
これが圭のクレーコートのテニス。
この位置のよさというのはだいぶ後ろですから相手のボールがくるまで時間があるんですね。
そして、スライディングをしっかりできたときには相当広い範囲のボールを返すことができます。
ただ、スライディングしていくとどうしても、ボールに力が伝わらないところがあるんですね。
錦織選手の場合は相手との距離がすごい近い。
本当に時間がないんですよ。
でも、その中でスライディングをしない。
しっかり構えて打つことができればとんでもないパワフルなショットが打てる。
相手が想像できないようなクレーのプレーができるということですね。
じゃあみんなできればいいじゃん。
できないんです。
錦織選手は、予測力が早い。
そして脚力が飛びぬけているのでここにくる位置が早いんですね。
錦織圭にしかできないクレーのテニス。
これこそが、クレーコートの常識を変えてしまったテニスなんです。
自分で説明していていやになっちゃいました。
なぜならできっこないんですよ。
それぐらい、今錦織選手のテニスというのはクレーコートの常識を変えました。
全員が錦織選手のまねをするでしょうね、これから。
≫みんな前にいって勢いを増したいんだけど前にいくデメリットがあるから下がる人もいるのにやっちゃってるわけですね。
≫そして、今後やってくのが…。
≫こちら、ご覧ください。
マドリード、イタリアそして全仏オープンとずっとクレーコートでの≫ネパールの大地震に関連いたしましてネパールに向かっていた日本の緊急援助隊を乗せた航空機はやはり再びインドに引き返したということです。
ネパール・カトマンズの空港が開いたり、あるいは閉鎖になったりということを2015/04/27(月) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
死者2500人以上にネパール大地震…余震続く現地の様子は▽安倍総理が訪米…日米ガイドライン改定へ▽錦織圭、バルセロナ2連覇達成!いざ全仏へ
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
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◇おしらせ
☆番組HP
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放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
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ニュース/報道 – 定時・総合
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ニュース/報道 – 経済・市況
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