ようこそ、わが家へ #03【遂に捉えたストーカーの姿!原作・池井戸潤】 2015.04.27


(明日香)「ある日駅のホームで迷惑な男を注意したことから全ては始まった」「それ以来彼の家には嫌がらせが続くようになる」
(太一)《また花か》
(健太)《この写真を名無しさんが撮ってたとすると》
(明日香)《狙われてるのは家族全員だっていうことになるんですよ》
(明日香)「犯人はホームで注意したあの男なのか?」「それとも家族に恨みを持つ他の誰かなのか?」
(健太)《今度は車かよ》
(七菜)《防犯カメラあるじゃん》
(珪子)《映ってるかな?》
(摂子)《会社のファクスに大量に届いてたそうです》
(明日香)「これはごく平凡な家族とその家族を執拗に追い詰めたストーカーとの戦いの物語」
(明日香)いよいよ名無しさんの正体が分かりますね。
止めてください。
(健太)何ですか?これ。
(蟹江)あー?
(明日香)先も見ましょう。

(明日香)段ボールか何かで体を隠してるみたいですね。
あっ。
見た。
これってカメラのこと気付いてるんじゃないですか?
(健太)何で防犯カメラがあることを知ってたんだろう?
(明日香)カメラの位置は…。
(健太)見えづらい位置に設置しましたよ。
(明日香)取り付けてる間は私が家の周りを見ていましたしね。
(蟹江)あれじゃ…。
あれじゃないの?あの。
情報が漏れてるんじゃないの?
(健太)いや。
まさか。
(明日香)可能性はありますよね。
(健太)えっ?
(明日香)カメラのこと知ってたのは誰ですか?
(健太)うちの家族と明日香さんだけですよ。
(蟹江)まさかナスカちゃん!?
(明日香)明日香です。
もし私が名無しさんだったらそれはそれで面白いですけど。

(蟹江)アハハ。
それおかしい。
(健太)何言ってんすか?この映像ご家族には?
(健太)急いで出てきたんでまだ誰にも見せてません。
(明日香)今夜聞いてみてください。
カメラを取り付けたことを家族の誰かが第三者に教えてるかもしれません。
(健太)もしも教えた相手がいたとしたら。
(明日香)その人物こそここに映ってる名無しさんですよ。
名無しさんはミスを犯した。
防犯カメラの存在を知っている人間はかなり限定される
(明日香)続きも見てみましょう。
あっはい。
他には何も映ってなさそうですね。
(明日香)うん。
うん?何だろう?この車。
名無しさんが犯行現場に戻ってきたってことですかね?
(蟹江)これ怪しいなぁ。
(蟹江)俺の直…。
俺の直感がそう叫んでる。
このとき僕は確信していた
もうすぐ名無しさんの正体に手が届くはずだと
(持川)安心してください。
こんなものを信じるほど私はバカではありませんよ。
ただしこのような文章が出回り社内が混乱するのは困りものですね。
倉田部長。
何か心当たりは?
(太一)いや。
(持川)西沢さんは?
(摂子)いろんな人に恨まれてると思います。
離婚した夫ともケンカ別れでしたし。
(持川)まあとにかく何が原因だったのかよく考えて今後二度とこういうことが起きないようくれぐれも注意してください。
(太一)つまらないことでお騒がせして大変申し訳ございませんでした。
(摂子)誰がこんなことしたのか絶対突き止めてみせますから。
もしかしたら名無しさんの仕業かもしれないな。
(摂子)名無しさんって?
(太一)あっ。
ごめん。
うちを狙ってるストーカーのことをわが家でそう呼んでるんだ。
(摂子)ああ。
(太一)実はねけさもね車を傷つけられちまってさ。
(摂子)またそんなことされたんですか?
(太一)しかし職場にまで嫌がらせしてくるなんてまったく信じらんないけどな。
(摂子)むしろ職場の人間かもしれませんよ?その名無しさんって。
(太一)えっ?まさか。
(真瀬)おいおいおい。
お二人さん。
いちゃいちゃすんだったら外でやってくんねえかな?
(真瀬)ここは職場なんだよ。
(太一)お疲れさまです。
真瀬部長。
(真瀬)何だよ?怖い顔しちゃって。
フッ。
まさか俺を疑ってんじゃないだろうな?
(太一)いや。
とんでもない。
(真瀬)言っときますけど。
お二人の写真を盗み撮りして怪文書を書くほど俺は暇じゃねえんだよ。
なあ?平井。
(平井)ええ。
(太一)もちろん分かってます。
(真瀬)まっ火のないところには煙は何ちゃらとかいうから実際お二人の関係は私にも分かりませんが。
さて私は会社のためにひとっ働きしてまいります。
行くぞ。
(摂子)ますます怪しい。
えーっと。

(七菜)お兄ちゃん。
ただいま。
ああ。
おかえり。
(七菜)どうだった?犯人映ってた?それがさちょっと変なことになっててさ。
えっ?あっ。
なあ?そっからカメラの位置見える?これ。
こっからは見えるけど。
こっち入る…。
あっ。
ごめん。
ちょっと電話。
どうした?非通知。
もしもし?はい。
そうですけど。
七菜。
えっ?七菜。
あっはい。
おい。
七菜。
分かりました。
もしもし?もしもし?誰?お兄ちゃん。
やった。
えっ?四次。
四次?四次面接通った!湾テレの!ああ。
アナウンサーの?そう!そっか。
よかった。
よかったな。
七菜。
うん。
イェイ。
お母さんに言ってこよう。

(バイクのエンジン音)・
(バイクのエンジン音)
(太一)あっいや。
何人前なんだよ?
(珪子)何だかパーティーみたいでしょ?
(太一)何のんきなこと言ってんのよ?えっ?えっ?4万!?車の修理代の後はピザの代金か。
(珪子)不思議よね。
嫌がらせなのにピザがたくさんあると何だかテンション上がっちゃうのよね。
(七菜)分かるそれ。
(太一)いたずらだっつって突っ返しゃよかったのに。
(七菜)うん。
(珪子)ピザ屋さんに泣き付かれちゃって。
割引券もくれるっていうし。
(太一)いや。
割引券って。
こんなに食べたらすぐには注文しないでしょ?もういいから親父も早く食べろよ。
もったいないから。
(七菜)そうだよ。
早く座って。
(珪子)これなかなかおいしいのよ。
ナスの味噌炒め。
(太一)えっ?味噌?
(珪子)うん。
(七菜)こういうの自分じゃ絶対注文しないからちょっとした発見はあるよね。
(珪子)ねえ?今チンするね。
(七菜)あっ。
そうだ。
お父さん。
(太一)うん?
(七菜)私四次面接受かっちゃった。
(太一)えっ?ホント?おめでとう。
すごいじゃないか。
ほーい。
(太一・七菜)イェイ。
(七菜)ねえ?どうする?お父さんが女子アナのパパになっちゃったら。
(太一)七菜の出てる番組は全部見るしビデオにもとっとくよ。
(七菜)イヒヒ。
(珪子)結婚するなら野球選手やめてね。
(七菜)えっ?
(珪子)引退後大変だから。
メジャーリーガーならいいわよね。
(太一)うん。
ヤンキース。
(七菜)お母さん。
気が早いって。
(珪子)でも30でフリーになったら婚期遅れちゃうんじゃないかな?
(七菜)だから。
ないないそんなの。
(珪子)うーん。
ねえ?心配。
(太一)あっ。
そういえば健太。
あの防犯カメラどうなった?
(七菜)そうだ。
(珪子)名無しさん映ってた?あの。
取りあえず一緒に見てみよっか。
(珪子)何だか家族全員でテレビ見るの久しぶりじゃない?
(七菜)防犯カメラの映像だけどね。
(珪子)うん。
(太一)昔は映画か何か借りてきてみんなでよく見たよね。
(珪子)うん。
あとあれ。
『土曜ワイド』とか。
(七菜)ああ。
結構一緒に見たよね。
(珪子)うん。
(七菜)あれ何でだろ?
(珪子)次の日休みだったからじゃない?
(七菜)エッチなシーンになるとさちょっと微妙な感じになったよね?
(珪子)そうそうそうそうそうそう。
(七菜)お兄ちゃんとか目泳いでたもんね。
(珪子)お父さんのがもっとそわそわして…。
もういい?もういい?できた。
見て。
(珪子)よく映ってる。
公園の方見てて。
(七菜・珪子)うん。
えっ?ねえ?何かあれ動いてない?うん。
(珪子)何?あれ。
たぶん段ボール。
(珪子)あっ。
見て。
今ここでたぶん車傷つけてるよ。
(珪子)何?これ。
名無しさん防犯カメラがあることを知ってて姿が映らないようにしてたんだと思う。
何で知ってたんだ?防犯カメラ設置したこと誰かに言った?
(一同)ううん。
いや。
おかしいな。
じゃなきゃバレるはずがないのに。
(太一)名無しさんいたずらする前に防犯カメラ見つけたんじゃないの?
(珪子)うん。
そうよね。
たまたま見つけちゃったのよね?
(太一)うん。
いやー。
確かに外から完全に見えなかったわけじゃないけど。
でも気付くかな?
(太一)これだけのことしてるんだから用心深くもなるさ。
(珪子)そうよね。
結局みんなそうやって必死なのよね。
(七菜)どっちの味方なの?もう少し分かりづらいところに付けたらどうなんだ?もうガレージの奥に付け替えた。
(太一)ふーん。

(珪子)あっ。
電話。
あっ。
ちょっ。
ちょっとごめんね。
・母さん。
ちょっと待って。
・・・
(アナウンス)ただ今電話に出ることができません。
ピーッという音に続けてお名前とご用件をお話しください。

(発信音)・
(ボイスチェンジャーの声)フフフ。
(珪子)うっ。

(ボイスチェンジャーの声)フフフ。
フフフ。

(ボイスチェンジャーの声)ああー。

(通話の切れる音)
(明日香)じゃあご家族はカメラのことを誰にも話してなかったってことですか?やっぱり名無しさんが防犯カメラに気付いたんですよ。
(明日香)うーん。
暗い夜の状況で軒下のカメラのことを発見することなんてできたんでしょうか?
(蟹江)あっ。
それ。
おい。
マリアノンの季節限定品。
ちょっと。
もうちょっと味わって食え。
この野郎。
明日香さんってホントに甘いの好きですよね?
(蟹江)ちゃうねんちゃうねんちゃうねん。
ナスカちゃんの場合脳に糖分を補給するためだけに食べてるからね。
(明日香)むしろ甘いものは苦手です。
えっ?そうだったんですか?ハァー。
お煎餅食べたい。
(蟹江)おう。
だから出せ。
今口に入れたもん出せよ。
どうしたんだい?急に呼び出したりして。
(摂子)内密にお伝えしたいことがありまして。
(太一)うん?内密?
(摂子)真瀬部長の裏ありの伝票をまた見つけました。
(太一)この間の怪文書の仕返しかい?
(摂子)それは…。
(太一)個人的な恨みで真瀬さんを狙ってるんだとしたら私は賛同できないよ。
(摂子)今まで何度も目をつぶってきたんです。
(太一)えっ?
(摂子)真瀬部長の営業力があるからこの会社は成り立っている。
大目に見ようって。
みんな真瀬部長の顔色うかがって。
私が何度指摘しても青葉銀行から出向してきた人は誰も一緒に戦ってくれませんでした。
真瀬部長にちゃんとぶつかってくれたのは倉田部長が初めてなんです。
(太一)西沢さん。
(摂子)確かに個人的な恨みかもしれません。
出向中の倉田部長が微妙な立場にいらっしゃることも分かってます。
でももう一度だけ一緒に戦っていただけませんか?君は何でそこまで?ただずるをしてる人が許せないだけです。
領収書デカは正義のために戦ってるんだ。
負けてばかりですけど。
(太一)うん。
分かった。
で今度は何ですか?
(摂子)毎年うちが春の電子部品商談会で販促ブースを出展しているのはご存じですか?
(太一)うん。
(摂子)うちは中小なので10年前からアサヒ電子さんと共同でブースを設置しています。
(太一)出展に掛かる費用を折半するためにね。
(摂子)はい。
これが商談会の実績報告書なんですが。
ブースの設置と運営は営業促進部が仕切っていて掛かった費用にもおかしな点は見当たりません。
(太一)うん?なら何が裏ありなの?
(摂子)問題はこのコンパニオンの人件費です。
商談会のために用意されるコンパニオンの人件費も両社が半分ずつ負担していました。
一人頭2万円。
5人が4日間働いて総額40万円になります。
(太一)それをうちとアサヒ電子さんと20万円ずつ出し合ってるんだよね?
(摂子)ええ。
そのはずなんですが。
実際は40万円全てアサヒ電子さんが払ってたんです。
(太一)えっ?
(摂子)アサヒ電子さんの経理に確認しました。
間違いなく向こうが40万円全額払ってます。
(太一)じゃあうちは払ってないってこと?
(摂子)いいえ。
うちからもコンパニオンの派遣事務所に20万円が支払われてます。
(太一)どういうことなの?
(摂子)ここよく見てください。
(太一)真瀬さん?
(摂子)コンパニオンの選定だけは10年間ずっと真瀬部長がやっていて同じ派遣事務所と取引をしてるんです。
(太一)また真瀬さんが会社の金を?
(摂子)真瀬部長はアサヒ電子にコンパニオンの人件費を全額負担させてうちから仮払いで受け取っていた20万円の費用は自分のポケットに収めてるんだと思います。
その額10年間で200万円です。
毎年仕事を発注する見返りとして架空の領収書を要求してるんだと思います。
(太一)架空の領収書か。
(摂子)はい。
(太一)あの人はどうしてそこまでお金に執着するんだろ?
(摂子)理由は分かりませんけど。
とにかく今度こそ不正を暴いてやりましょうよ。
(太一)しかしまた先方と口裏合わせされたら困るな。
(摂子)ええ。
ですから今回は社長と真瀬部長の前でいきなり事実を突き付けるんです。
その場でアサヒ電子さんに確認をすれば真瀬部長も対処できません。
(太一)社長の前でか。
(摂子)次の営業報告会議で春の商談会へ向けたプレゼンがありますよね?そのときに倉田部長から指摘されてみてはいかがですか?
(太一)君はそのタイミングまで考えてこのねた探ってたの?
(摂子)まあそれもあります。
君を敵に回したら恐ろしいね。
ご安心ください。
今のところ味方ですから。
(太一)うん。
(松原)それは大変だったわね。
珪子さん。
(珪子)もう気持ち悪くって。
(中嶋)狙われてると思ったら私なんか怖くてうちにいられないわよ。
(松原)そうよね。
うちなんて旦那もほとんど家に寄り付かないから一人暮らしみたいなもんだし。
(珪子)やだ。
(中嶋)あら。
分かる。
でもさ毎日いられたらそっちの方が地獄よね。
(珪子)そうね。
(一同)アハハ。
(中嶋)あら。
やだ。
今何時?えっ?ちょっ。
あら。
ヤバい。
始まっちゃう始まっちゃう。
いい?
(珪子)いいいいいい。
新しいお茶入れますね。
(中嶋)ありがとうございます。
(松原)今日大事な回よね?
(中嶋)そうなのよ。
つけてつけてつけて。
今日見逃せないんだから。
早く早く。
早く。
よかった。
(松原)間に合った。
(中嶋)うん。
(民子)はい。
これプレゼント。
(珪子)えっ?何ですか?
(民子)珪子さんに渡してくださいって波戸先生から預かってきちゃったの。
えっ?
(民子)手作りの陶器のブローチですって。
この間珪子さん元気がなかったからって。
ああ。
お店に連れていってもらったときかしら。
(民子)波戸先生本気で心配してたわよ。
珪子さんのこと。
(民子)純粋よね芸術家って。
私応援しちゃおっかな。
何言ってんですか?やめてくださいよ。
(民子)とにかくちゃんと渡したからね。
ああ。
(民子)一度くらいは教室に着けてきた方がいいと思うわよ。
(民子)その方が先生も喜ぶと思うし。
あ…。
(珪子)うわっ。
カワイイ。
(太一)何だ?これ。
(珪子)ピザが余っちゃってるからアレンジしてみたの。
くるっと巻いて揚げた春巻きピザ。
ピザグラタン。
ピザスティック。
ピザののり巻き。
後ねピザの串焼き。
(太一・珪子)ああ。
どうぞ。
(太一)やっぱり普通の方がいいんじゃないのか?
(七菜)もうピザ飽きた!
(珪子)何言ってるの?イタリア人なんて毎日食べてるんだから。
(七菜)食べてないよ?パスタでしょ?主食は。
(珪子)でもナポリのあの辺の人たちはピザでしょ。
(七菜)どこ?
(太一)あっいや。
もういいから食べようよ。
(太一・珪子)うん。
(珪子)いただきます。
親父。
ビールでいい?
(太一)おう。
サンキュー。
ねえ?何?これ。
(珪子)あっ。
何かね陶芸の先生から頂いたの。
奇麗だね。
(珪子)結構有名な陶芸家さんらしいのよ。
波戸清治さんって。
波戸!?
(七菜)何よ?急に。
あっいや。
だって波戸だよ?珍しいなと思って。
(太一)うん。
確かに珍しいよな。
(珪子)ねえ。
どんな人なの?
(珪子)うーん。
何かねすっごく陶芸が好きなの。
(太一)ウフフ。
当たり前でしょう。
陶芸家なんだから。
(七菜)何か陶芸家の波戸さんってこう白髪でひげぼうぼうのおじいちゃんみたいな感じ?
(珪子)うーん。
それがねまだ若いのよ。
(七菜)えー?見せて見せて。
(珪子)うん。
この人。
ほら。
(七菜)ホントだ。
結構カッコイイね。
爽やか。
(珪子)でしょう?奥さまたちからねすごい人気なんだから。
そうかな?俺は親父みたいな渋い大人の方がカッコイイと思うけどな。
何だよ?急に。
気持ち悪いな。
(七菜)お母さんもさずっと主婦で家に引きこもってたんだから遅咲きのアバンチュール楽しんじゃえば?おいおい。
七菜。
駄目だよそんなの!
(七菜)何?
(太一)どうした?お前。
あっいや。
いや。
そういうのよくないなと思って。
(七菜)冗談で言ってるだけでしょ?あっ。
そうだ。
お母さん。
定期代ちょうだい。
(珪子)また?もうピザ代だけでいっぱいいっぱいなのに。
(七菜)お願い。
(珪子)今ですか?
(七菜)今。
(珪子)うーん。
あれ?どうしたの?無い。
(太一)何が?お金。
(七菜)あるじゃん。
(珪子)ううん。
10万円あったはずなのに5万しかない。
(七菜)えっ?ホントに10万あったのか?
(珪子)間違いないわよ。
今月の初めに下ろしておいたんだもん。
誰か使った?
(健太・太一)いや。
ううん。
おかしいな。
(七菜)お母さんがうっかり使ったんじゃないの?
(珪子)5万もうっかり使えないわよ。
(太一)ちゃんと調べてみたら?
(珪子)うん。
きちんとね封筒に入れてたんだけど。
あれ?
(七菜)ねえ?まさか家の中まで入ったりしてないよね?えっ?名無しさん。
やめてよ。
怖い。
(太一)さすがにそれはないだろ。
(七菜)うん。
一応いつものお巡りさんに連絡してみる?
(太一)うーん。
いや。
ちゃんと調べてからの方がいいんじゃないか?
(太一・珪子)うん。
(珪子)そうね。

(明日香)どうですか?特に誰も映ってないんですよね。
やっぱりお金は母さんが勘違いしてただけだなきっと。
(明日香)うーん。
それか名無しさんが付け替えられたカメラの位置を知っていて映らないように侵入したってことですかね?いや。
それはないと思いますけどね。
(明日香)うーん。
あれ?これあのときと同じ車?
(明日香)ここ拡大できます?あっ。
はい。
何ですかね?これ。
何だろう?この丸いの。
さあ。

(蟹江)あっ。
俺これ持ってた。
おっ。
(蟹江)うん。
これ。
あの。
あれじゃん。
あれあれ。
(明日香)あれって?ろくろ。
ろくろ?
(蟹江)陶芸に使う機械。
陶芸?
(蟹江)『ゴースト』『ゴースト』デミ・ムーア。
デミ・ム…。
あっ。
飲んじゃった!
(七菜)すごいじゃん万里江。
こんな大きく載ってるし。
(万里江)ありがと。
で七菜はどうだったの?面接。
湾テレだけ残ってて。
次が五次面接。
(万里江)えっ?五次面接って。
それどこまであんのよ?五次の次が最終なの。
(万里江)ああ。
じゃあもうちょっとじゃん。
えっ?すごい。
七菜だったら絶対合格できるよ。
何か人気出そうじゃん。
一見清楚な感じするし。
(七菜)ちょっと一見って何よ?
(学生)おっ。
万里江。
この前言ってた雑誌見たよ。
かわいかった。
(万里江)あっ。
ありがと。
(学生)えっ?本物?
(七菜)ねえ?
(万里江)うん?辻本君。
(万里江)えっ?
(万里江)あいつ。
ちょっと行ってくる。
えっ?ちょっと万里江。

(万里江)ちょっとあんたねいいかげんにしなよ。
七菜は今面接前で大事な時期なの。
大丈夫だった?
(万里江)ああー。
正直ちょっと怖かった。
(七菜)そうだよね。
ごめんね。
私のために。
(万里江)ああ。
いいって。
頑張ってね面接。
(七菜)うん。
(万里江)何かおなかすいちゃった。
食べよ。
(波戸)ことしも横浜市のアマチュア陶芸コンクールの締め切りが迫ってきました。
ご自分の作品を客観的に評価してもらうよい機会ですので。
皆さん。
気楽に応募してみてください。
(中嶋)はーい。
(松原)ことしも民子さんは金賞で間違いありませんね。
(中嶋)もう2年連続ですもんね。
もうすごいわ。
(民子)そんな。
たまたまよ。
(中嶋)えー?
(波戸)倉田さんも応募してみたらいかがですか?そんな。
とんでもない。
私はまだ初心者ですから。
でも素晴らしい素質を持っていらっしゃると思いますよ。
(松原)波戸先生。
珪子さんばっかりひいきしてずるい。
(中嶋)あっ。
ずるい。
(波戸)いや。
いやいや。
僕は。
やりましょうよ。
珪子さん。
一緒だと私も楽しいし。
ああ。
(民子)ねっ?やりましょ?はい。
(民子)うん。
(波戸)では今日もよろしくお願いします。
(明日香)波戸清治44歳。
港南美術大学を卒業後39歳のときに日本陶芸展で奨励賞を受賞。
以来青葉美術短期大学で非常勤講師として週に2回教鞭を執る。
女子大生たちには大人気。
そんな彼は実は熟女好きだった。
カルチャースクールで出会った主婦倉田珪子に一目ぼれしてストーカー行為を。
勝手に話を膨らませないでくださいよ。

(波戸)お気を付けて。
(明日香・健太)あっ。
失礼。

(一同)さよなら。

(波戸)お疲れさまでした。
(明日香)ああ。
(明日香)ハァー。
でどうするつもりですか?あっいや。
どうするって。
(明日香)ハァー。
あっ。
ちょっと。
(明日香)波戸清治さんですよね?はい。
えっと。
あなた方は?
(明日香)彼は倉田珪子さんの息子さんです。
(波戸)ああ。
(明日香)ハァー。
彼から波戸さんにお話があるみたいですよ。
14日の早朝うちの前に来てましたよね?あなたがうちに嫌がらせをしてたんですか?
(波戸)嫌がらせ?花壇の花抜いたりポストに猫入れたり。
(波戸)いや。
そんな。
知りませんよ僕は。
じゃあ何しに来てたんですか?けさだってうちの前に車で来てましたよね?ちゃんと説明してくださいよ。
僕は好きなんです。
君のお母さんが。
えっ?
(波戸)だから倉田さんの家まで行ってしまいました。
ストーカーのような行為をしたことは謝ります。
すいませんでした。
でもただそれだけです。
あなたや家族の皆さんに嫌がらせをしたことは一度もありません。
営業報告会議の時間だ。
(摂子)今度こそ不正をただしましょう。
(太一)うん。
(摂子)いってらっしゃいませ。
(太一)うん。
(真瀬)春の商談会ですがことしもまたアサヒ電子さんと共同で出展します。
例年どおりコンパニオンはSランクを揃えますのでご期待ください。
(一同)ハハハ。
(真瀬)以上です。
(太一)あっ。
あのう。
ちょっとよろしいでしょうか?
(持川)どうしました?倉田部長。
(太一)あっ。
すいません。
その商談会のコンパニオンの人件費のことなのですが。
(社員)それ確か真瀬部長の仕切りでアサヒさんとうちで折半してるはずですよね?
(真瀬)ええ。
そうです。
(太一)報告書によるとコンパニオンの人件費は4日間で総額40万円。
これで間違いありませんよね?真瀬部長。
ああ。
(太一)確認なのですがその40万円をアサヒ電子さんとうちで20万円ずつ負担してるというわけですよね?そうだと言ってるでしょう。
(太一)それがおかしいんですよ。
あっ。
ちょっとこれを見ていただけますか?はい。
(太一)これはアサヒ電子さんに送ってもらった領収書のコピーです。
毎年コンパニオンの人件費として40万円全額が支払われております。
(真瀬)フッ。
何かの間違いでしょう?これは。
(太一)いいえ。
これはアサヒ電子の経理部米田経理部長に直接私が確認を取りましたので間違いではありません。
(持川)つまりうちはコンパニオンの人件費を払っていなかったってことですか?
(太一)先方の経理上はそうなります。
しかしなぜかわが社からも人件費が支払われたことになっております。
(一同)うん?それは。
(太一)毎年20万円。
過去10年間で総額200万円。
コンパニオンの派遣事務所に支払われたという10年分の領収書がここにございます。
(持川)どういうことですか?真瀬部長。
(真瀬)そ…それは領収書があって当然ですよね?私はその派遣事務所に20万支払ってたわけですから。
(持川)しかしアサヒ電子さんが全額支払っているんですよね?計算が合いません。
(真瀬)ですからそれは何かの間違いで。
(太一)真瀬部長は派遣事務所カクテルフラワーの矢部社長と大変仲が良いそうで。
毎月のようにご一緒にゴルフをなさってるそうですね。
だから何だ?
(太一)真瀬部長が仲良しの矢部社長に頼んで架空の領収書を作ってもらったのではありませんか?勝手なことを想像で言うな!
(太一)ではこの場でアサヒ電子の経理部に再度確認を取ってみたいと思いますが。
よろしいですね?真瀬部長。
(太一)持川社長。
よろしいでしょうか?はい。
(真瀬)フフフ。
どうせまた西沢さんでしょう?そういうこと言いだしたのは。
えっ?
(真瀬)西沢さんと話をさせてください。
(太一)あっ。
ちょっ。
ちょっと待…。
(真瀬)ハァー。
(真瀬)営業の真瀬だけど。
西沢さんいる?あっ。
西沢さん?倉田部長から聞きましたけど。
コンパニオンの人件費何か勘違いしてるんじゃないかな?もう一度アサヒ電子さんに連絡を取ってちゃんと聞いてみてくれる?確認したらこっちに来て直接君が皆さんに報告してください。
じゃあ待ってるから。
(真瀬)さあ彼女を待ってる間会議を続けましょう。
時間がもったいない。
(社員)えー。
じゃあこの間にですね次に使うこちらの資料をご覧になっておいてください。

(ノック)
(摂子)失礼します。
(太一)西沢さん。
(真瀬)西沢さん。
どうでした?
(摂子)大変失礼いたしました。
私の勘違いでした。
(持川)どういうことか説明してもらえますか?
(摂子)アサヒ電子さんが派遣会社に支払っていた人件費は確かに40万円でした。
そのためうちと折半をせず全額をアサヒ電子さんが払っていたのだと思ってしまいました。
(持川)そうではないのですか?
(摂子)よくよく確認するとアサヒ電子さんでは商談会の後お得意さまを招いたパーティーでそのコンパニオンたちをホステスとして雇っていたそうです。
(太一)そんな。
(摂子)そのためアサヒ電子さんは商談会の人件費とは別にさらに20万円パーティーのための人件費をコンパニオンの派遣会社に支払っていました。
(持川)つまり先方は商談会に掛かる人件費として20万だけ払っていたと。
うちときちっと折半していたってことですね?はい。
真瀬部長は会社から預かった20万円を領収書どおりちゃんと支払っていました。
(真瀬)フフフ。
何だ何だ。
そんなことで勘違いされてたのか。
(太一)西沢さん。
君がそんな簡単なミスするわけがない。
(摂子)倉田部長にもご迷惑をお掛けしました。
全て私の責任です。
(太一)西沢さん。
(真瀬)彼女も反省していることですし。
私にきっちり謝ってくれるのならこの件は水に流しましょう。
(摂子)すみませんでした。
(真瀬)ちょっと。
待ってくださいよ。
役員たちが集まる中で私は会社の金を横領しているというぬれぎぬを着せられたんですよ?下手したら首になってたかもしれない。
もう少し誠意というものを見せてもらえますかね?西沢さん!
(摂子)申し訳ございませんでした。
(真瀬)倉田さん。
あなたも監督者としてもっとしっかりやってもらわないと困りますよ。
あら?部下にだけ頭を下げさせておいてまさかご自分はだんまりですか!?
(真瀬)どうなんです?倉田総務部長!私の監督不足でご迷惑をお掛けしました。
今後このようなミスがないよう誠心誠意善処いたします。
ということですので。
皆さん。
会議を続けましょうか。
もういいよ。
行って。
チッ。
秋山さん。
お願いします。
(秋山)は…はい。
(秋山のせきばらい)
(秋山)えーっとですね。
そうしましたら。
あの。
資料の5ページを開いていただけますでしょうか?
(太一)何を言われたんだい?真瀬さんに。
君があんな重要な情報を聞き漏らしてたわけがない。
(太一)電話で何か言われたから嘘の証言したんじゃないの?
(摂子)いえ。
私が間違ってました。
(太一)どうしたんだよ?一緒に戦おうって言ったのは西沢さんだろ?
(摂子)倉田部長のメンツをつぶしてしまい本当に申し訳ございませんでした。
(蟹江)面白いじゃんそれ。
面白くないですよ。
お母さん好きだって言われてどうリアクションすればいいんですか?あれだけはっきり言われたら逆にすがすがしいですけどね。
全然すがすがしくないですって。
(蟹江)おうおう。
あのさ。
じゃあさ。
あのな。
連載記事書いてみるか?息子がつづる母の不倫観察日記。
これいけそうじゃん?それ面白そうです。
もうやめてくださいよ。
(蟹江)おっ。
シルビアちゃん。
待ってたぴょん。
もう遅刻厳禁。
支払いも現金。
ハハハ!おう。
笑え。
すみませんでした。
初めまして。
(蟹江)おう。
そうそうそう。
えーっとね。
えー。
こっちが。
えー。
いつも話してる僕の部下のナスカちゃん。
(明日香)明日香です。
(摂子)どうも。
(蟹江)んで。
えー。
こっちがお母さんが絶賛不倫中の倉田ちゃん。
いやいや。
ちょっと。
そんな紹介しないでくださいよ。
すいません。
倉田健太です。
シルビアです。

(従業員)すいません。
シルビアさん。
ご指名です。
(蟹江)おい。
待て。
店員。
えっ?もう?早くない?
(従業員)申し訳ございません。
どうしてもというお客さまがおりまして。
じゃあお願いします。
(摂子)すみません。
またすぐ戻りますから。
(蟹江)えっ?待って。
えっ?座りに来ただけ。
えっ?僕はどうしてもじゃないの?ねえ?僕はどうしてもじゃ…。
(従業員)すいません。
お待たせいたしました。
シルビアさんです。
(真瀬)シルビアちゃん。
待ってたぴょん。
フフフ。
驚いた?いつから知ってたんですか?
(真瀬)ずいぶん前からかな。
切り札は取っておかないとな。
(真瀬)《じゃあ待ってるから。
頼むよ。
シルビアちゃん》
(真瀬)お酒作ってよ。
お客さんなんだから。
知ってると思うけど。
うちは就業規則で派遣社員でもアルバイトは禁止だから。
バレたらこれだよ?これ。
(真瀬)これからは仲良くやろうよ。
(真瀬)頼むね。
シルビアちゃん。
フッ。

(摂子)《もう一度だけ一緒に戦っていただけませんか?》《倉田部長が初めてなんです》
(摂子)《申し訳ございませんでした》
(蟹江)なれなれしいな。
何者だ?あの海坊主。
(明日香)ライバル出現ですね。
(シャッター音)ちょっと。
勝手に撮っちゃまずいですって。
(蟹江)構わないさ。

(真瀬)おい。
おあいそ。

(従業員)こちらになります。
(真瀬)領収書頼むわ。
(従業員)お宛名は?
(真瀬)前株でナカノ電子部品。
(従業員)はい。
(真瀬)ちょっと待って。
(従業員)えっ?
(真瀬)ナカノは片仮名でよろしく。
(従業員)かしこまりました。
(明日香)あれ?ナカノ電子部品って確か。
はい。
(シャッター音)
(蟹江)かあー。
くっ…。
(シャッター音)
(蟹江)あっ。
おーい。
開けて。
(七菜)待って。
入って入って入って入って。
何?何?何?
(七菜)ハァー。
もう。
お兄ちゃんよかった。
どうしたんだよ?
(七菜)もう一人で超怖かったんだよ。
母さんは?
(七菜)何か陶芸教室のお友達とご飯食べてるって。
それホントに友達か?もう何言ってんのよ?それよりさ私の靴がないの。
靴?そう。
あっ。
これこれ。
帰ってきて見たらさ片方だけなくなってたの。
どっかにあんじゃないの?そん中とか。
捜したけどなかったんだよ。
ほら。
お母さんがどっかにしまったとかさ。
片方だけしまうわけないでしょ。
じゃあ何で?名無しさんだよ。
えっ?名無しさんがやっぱり家に忍び込んでるんだよ。

(物音)お兄ちゃん。
うん。
見てくるよ。
えっ!?
(七菜)何でこんなとこにあるの?
僕は勘違いをしていた
もうすぐ名無しさんの正体に手が届くはずだって

(物音)
(七菜)えっ!?
(ガスの鳴き声)
(七菜)何だ。
ガスか。
もうこんなとこで何してんの?おいで。
ああー。
まさかガスじゃないよね?お兄ちゃん。
うん?これ。
でも本当はまったく逆だった
名無しさんの手が僕らのすぐそばまで近づいていたんだ
2015/04/27(月) 21:00〜21:54
関西テレビ1
ようこそ、わが家へ #03[字][デ]【遂に捉えたストーカーの姿!原作・池井戸潤】

「遂に捉えたストーカーの姿!」
原作・池井戸潤 相葉雅紀 沢尻エリカ 有村架純 佐藤二朗 堀内敬子 竹中直人 南果歩 寺尾聰 ほか

詳細情報
番組内容
 倉田家の自動車が深夜、何者かに傷つけられた。健太(相葉雅紀)は、『円タウン出版社』で神取明日香(沢尻エリカ)と、自宅に取り付けておいた防犯カメラが捉えた映像を検証する。すると、深夜に自動車に近寄る人物が映っていた。しかし、その人物はカメラの存在を知っていたかのように体を隠している。明日香は倉田家の誰かが、カメラのことを第三者に話したのではないかと疑う。そのまま映像を見ていると、明け方に不審な車が
番組内容2
倉田家の前に停まっていた事も判明した。
 太一(寺尾聰)は、会社にFAXで送られた西沢摂子(山口紗弥加)との密会をほのめかす怪文書を社長の持川徹(近藤芳正)に釈明。持川は怪文書の内容は意に介さなかったが、太一と摂子に注意するようにと伝えた。社長室を出た2人は真瀬博樹(竹中直人)が怪文書の犯人ではないかと疑う。
 その夜、倉田家に新たな嫌がらせが行われた。七菜(有村架純)がアナウンサー試験の
番組内容3
4次面接に受かった事を健太に報告していると、自宅前にバイクが止まる。宅配のピザが大量に届いたのだ。珪子(南果歩)が受け取りを拒まなかったため、家族の夕食はピザに。そんな夕食を食べながら、健太は防犯カメラの映像を家族に見せる。そして、カメラの話を他人にしたかと聞くが、妹の七菜を含め誰も心当たりがない。すると、倉田家の不安を見透かしたかのようにリビングに無言電話が…。
出演者
相葉雅紀 
沢尻エリカ 
有村架純 
佐藤二朗 
山口紗弥加 
眞島秀和 
堀内敬子 
足立梨花 
藤井流星(ジャニーズWEST) 
高田純次
 ・ 
竹中直人
 ・ 
近藤芳正 
南果歩 
寺尾聰 


スタッフ
【原作】
池井戸潤「ようこそ、わが家へ」(小学館文庫) 

【脚本】
黒岩勉
(『上流階級〜富久丸百貨店外商部〜』『ストロベリーナイト』『謎解きはディナーのあとで』など) 

【プロデュース】
羽鳥健一
(『信長協奏曲』『東京にオリンピックを呼んだ男』『高校入試』など) 

【演出】
中江功
(『若者たち2014』『海の上の診療所』『Dr.コト—診療所』シリーズなど)
スタッフ2
谷村正樹
(『ラストホープ』『最後から二番目の恋』『全開ガール』など) 

【主題歌】
嵐『青空の下、キミのとなり』(ジェイ・ストーム) 

【制作】
フジテレビドラマ制作センター

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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