本日、新人戦に優勝し、昨年の滋賀県リーグ覇者の草津東への挑戦権を得た野洲高校が、プリンスリーグ2年連続出場をかけて再度草津東高校と戦いました。
2月10日(土)11:00キックオフ 45分ハーフ ビッグレイクCコート 晴れ
スタメンは、新人戦からの流れと同じ3?5?2で、一年生が11人中6人という相変わらずフレッシュな面子での戦いとなりました。(斜体が一年生)
キーパ17 横江
DF3 濱口 DF2青木 DF5西口
MF12上田 MF6内久保
MF21藤野 MF8木村
MF18潮入
FW9池田 FW10坂本
[交替]後半25分 9池田out 7松永in
後半44分 21藤野out 4松原in
試合開始時間が11時か12時か、よくわからなかったので、早い方の11:00に照準を合わせ、10時過ぎにビッグレイクに到着。 2月にしてはポカポカ陽気で、厚着をしていると汗をかきそうな天気です。 既に両チームが練習に入っていたので11:00試合開始だとわかり、センターライン付近にビデオをセットして試合開始を待ちました。 Aコートでは、城陽高校、守北、水口の3チームで練習試合、Bコートでは滋賀FCのセレクションが行われていました。
草津東高校は、新人戦決勝で野洲に完敗しており雪辱に燃えて気合十分ですが、決勝戦でレッドを受けた6番のボランチの選手が出場停止?で、キャプテン9番の怪我もまだかなりひどそうでベストメンバーでないところが不安要素。 対する野洲高校は恐らく現時点でのベストメンバーで臨みますが、45分ハーフということもありスタミナに若干の不安を抱えて試合が始まりました。
両チームとも最初から厳しいチェックと早い寄せでボールがつながりません。 一進一退が続きますが、思わぬところから野洲に先取点が入りました。
前半4分、左サイドセンターラインやや前寄りのところでフリーキックを得て、キッカーはDFの西口選手。 西口選手の蹴ったボールは強い追い風に乗ってゴール枠内へ飛んでいきます、キーパがキャッチを試みますが、前日の雨が残っていてボールがすべったのか、そのままゴールへ。 強い追い風によるラッキーな先制点でした。
そして、前半9分、追加点が入ります。 今度はカウンターです。 草津東の右サイドからの攻撃をしのぎ、キーパーから12番上田選手(たぶん)18番潮入選手につなぎ、右サイドへ。 潮入選手から右サイド前方を駆け上がった9番池田選手へ。 池田選手はドリブルでそのまま右サイド奥深くまで持ち込み、ディフェンダー2人をかいくぐって中央へ折り返します。 中央で待っていたのは10番坂本選手。 坂本選手の前には2人のディフェンダーがいたのですが、一人をフェイントでかわし(ビデオを撮っていた私もひっかかってしまい画像が大きく揺れてしまうほどキレのあるフェイントでした)、そのあと、すぐに左足でシュート! コースとスピードを完璧にコントロールしたボールは、ディフェンダー二人とキーパーの脇を抜いてゴールに吸い込まれました。 崩しとしてはカタチ的にはそんなにきれいではないですが、FWの二人だけでとったゴールは勝利を大きく引き寄せる得点となりました。
その後、草津東も盛り返して、お互いにシュートがキーパの好セーブに阻まれるなどして2:0で前半を終えました。 やはり、35分過ぎたあたりから野洲の選手の動きが止まった感じだったので、風下に立つ後半のスタミナがちょっと心配でした。
後半、野洲はメンバーチェンジなしで臨みます。 草津東は、後半アタマから7番平田選手を出し勝負に出ます。 (平田選手は前半から出場していたとのことです) 後半は草津東も決定的チャンスを何度も掴みますが、フリーのシュートを外してしまったり、キーパの好セーブ、間一髪ディフェンスが身体を入れる などなどギリギリのところで野洲が踏ん張り得点が入りません。 コーナーキックも立て続けに何本もありましたが、野洲の粘り強いディフェンスに跳ね返され、競り勝っても枠外という感じで結局最後までゴールを割ることが出来ませんでした。 逆に、野洲も、池田選手、坂本選手、松永選手のキーパーとの一対一など前半以上にチャンスがありましたが、ことごとくキーパの好セーブ&正面という具合でなかなか点が入りませんでした。 結局、後半フラフラになりながらも走り続けた野洲が2:0で勝ち、今年のプリンスリーグ出場を決めました。
プリンスリーグ出場 おめでとうございます! 野洲ファンにとってプリンス出場は春先に強いチームとの試合が観戦できるということでめちゃくちゃ嬉しいことでして、早速対戦チームを調べたりとワクワクしながらリーグ開幕を待つことになるでしょう。 野洲は、新人戦の最初の頃に比べて、判断スピードも速くなり、思いっきりの良さもだいぶ出てきてチームとして一試合毎に成長している感じがします。 昨年は、プリンス序盤で調子を崩してしまいましたが、今年のチームはどんなパフォーマンスを見せてくれるかとても楽しみです。
草津東も、今回はかなりいいところまで行きましたが決定力と運が少しだけ足りなかったようです。ベストメンバーだったら違った結果になっていたかも知れません。 後半15分?25分の波状攻撃は目を見張るものがありました。
試合後、すぐに野洲の選手は、明日からのミズノカップに参戦するため広島遠征に出発しました。 広島ユース等の強豪との対戦、思いっきりやってきて欲しいですね。
私は今回は追っかけできませんが、One of Yasu Mania の方が追っかけてくれるそうです。試合レポを楽しみにしたいと思います。

試合終了の笛 喜ぶ野洲高校イレブン
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