金城、大野トドメ打で初お立ち台!

2015年4月29日6時0分  スポーツ報知
  • 1回無死、右越え二塁打を放つ金城

    1回無死、右越え二塁打を放つ金城

 ◆巨人4―1中日(28日・東京ドーム)

 ボールに飛びつくようだった。金城は高めに抜けたボール気味のフォークに、野性的に反応した。2点リードの7回、3連打で無死満塁のチャンス。大野の動揺を見透かし、初球を狙った。「内野が前に来ていたので、最低でも外野フライを打つために、少々ボール球でも思い切っていこう、と。半端なバッティングはしたくなかった。腹をくくった」。右翼線に運ぶ2点二塁打。4連打で、サウスポーにトドメを刺した。

 初回にも貴重な仕事をした。先頭で右翼線二塁打を放ってチャンスメイク。2死一、三塁となり、ベンチが動いた。5番・アンダーソンの3球目に重盗のサイン。捕手が二塁に投げた瞬間に抜群のスタートを切り、先制のホームを陥れた。「結果的に、相手を揺さぶる攻撃ができてよかった」。この試合前まで防御率トップの0・56を誇る大野からもぎ取った大きな1点。「黙って終わるよりは、せっかくのチャンスをつくったわけだから」と原監督もしてやったりだった。

 チームを上昇気流に乗せている。1番で先発すると12試合で9勝3敗。打率も49打数15安打の3割6厘をマークしている。原監督も「キンちゃんが出ると勝率がいいんだよなあ」とその存在感を認めるが、本人は新人のように恐縮しきりだ。「使っていただいているので、何でもいいので貢献したい。本当に何でもいいので…」。必死で謙虚な姿勢が、ここぞの一打を生む。

 初めての東京Dのお立ち台で、大歓声に包まれた。「精いっぱい頑張ります。応援感謝しております」。律義すぎるあいさつに、またスタンドのボルテージが上がった。(太田 倫)

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