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僕は競馬が好きじゃないんだなと感じた話

4月26日 今年初の東京競馬場

 

晴天の日の競馬場は気持ちいい。青々と生い茂る草木を見て、春だなーと思いながら馬券を外す。内馬場の芝生で寝転ぶことが東京競馬場の醍醐味だと見ず知らずの大学生から教わった。5,6年前よりも可愛い女の子をよく見るようになった。彼氏や大学、職場の人と一緒に来ているのだろう。一人でいる女性はだいたいブスだ。馬券はもちろん負けた。いつものことである。僕の脳には、競馬場に行ったら必ず負けると刷り込まれているので、負けたことに関しては問題ない。

 

競馬が終わり、皆と府中駅近くの居酒屋へ飲みに行く。店内のテレビでは当日のレースリプレイが流れていた。そしてその空間には競馬好きな人間が集まっているので、話のネタは競馬のことが多い。至極当然だ。

 

飲み食いしながら当日のレースのことや、先々のレースのことを楽しそうに話す皆の姿を見て、みんな競馬が好きなんだなと思うと同時に、その話を素直に楽しめない僕は競馬が好きじゃないんだなと感じる。壁に掛けられたテレビでは、当日のレースリプレイが全て終わり、過去の春の天皇賞のレース映像が流れ始めたので、壁からテレビを外して大國魂神社の賽銭箱に投げ込んでやろうかと思った。

 

少し話を戻すと、僕は今までレース終了後の飲み会にあまり参加しなかった。その理由は、競馬を半日見た後にまた競馬の話をすることが苦痛だからである。僕は一般的な競馬ファンよりも競馬に対して否定的な考えを持つ人間だ。それどころかその辺の女性よりも競馬に対して否定的な人間かもしれない。そんな僕がなぜ、競馬好きな人間が集まる飲み会に今回参加したのか。それは、競馬に対する気持ちの再確認と、この先競馬とどう向き合っていくかを決めるためである。

 

僕はここ9年間、週末の競馬を生活の軸にして過ごしてきた。競馬のために土日はバイトを入れなかったし、友人からの誘いなど多くの予定をパスしてきたが、競馬を通して得られるものがたくさんあった。しかし今は競馬に時間を割いても得られるものがほぼゼロに近いと感じるようになった。それどころか失われていくものが多い。

 

眠いので続きはまた今度書きます。もしかしたら書かないかもしれません。続きを書かなかった場合はつまりそういうことです。ご想像におまかせします。