米議会前で米韓国系団体がデモ

4月29日 1時28分

安倍総理大臣とオバマ大統領の日米首脳会談に合わせて、首都ワシントンでは、韓国系の団体がデモを行い、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡って日本は歴史的な責任を認め、謝罪すべきだと主張しました。

安倍総理大臣とオバマ大統領の日米首脳会談に合わせて、２８日、首都ワシントンの連邦議会の議事堂の前に、韓国系の団体、およそ１３０人が集まりました。集まった人たちは、「日本政府は公式に謝罪しろ」などとシュプレヒコールを上げ、安倍総理大臣が議会で行う演説でいわゆる従軍慰安婦の問題を巡って歴史的な責任を認め、謝罪するべきだと主張しました。
元慰安婦という８６歳の女性は、「安倍総理大臣は本当の歴史や罪を認めるべきだ」と訴えていました。
この団体は、２９日にも、安倍総理大臣が議会で行う演説に合わせて、議事堂の周辺で謝罪を求めるデモを再び行うとしています。