トップページ政治ニュース一覧首相 首脳会談前に歓迎式典に出席
ニュース詳細

首相 首脳会談前に歓迎式典に出席
4月29日 1時11分

安倍総理大臣は、アメリカのオバマ大統領との首脳会談に先立って、ホワイトハウスで行われた歓迎式典で、「日米同盟は力強く復活した」と述べたうえで、日米関係をさらに発展させ、世界が直面する課題の解決に向けて、先頭に立っていく考えを示しました。
アメリカを公式訪問している安倍総理大臣は、日米首脳会談に先立って、ホワイトハウスで行われた歓迎式典に参加しました。
この中で、オバマ大統領は、「アメリカ国民を代表して、世界の中で最も親しい同盟国の1つである、日本の安倍総理大臣と夫人をお迎えできることは大きな名誉だ」と述べました。そのうえで、オバマ大統領は、「1960年にアイゼンハワー大統領は、安倍総理のおじいさまである、岸総理大臣をホワイトハウスに迎えて安全保障条約に調印し、それは、こんにちまで続いている。日米同盟は、自由で公平な貿易を進め、それに世界中のすべての人たちが公平な機会と人権を与える、役割を果たしている」と述べました。
続いて、あいさつに立った安倍総理大臣は、「私が政権を担ってから、日米同盟の再生を外交政策の最優先事項としてきた。今、両国関係はかつてないほど強固になり、同盟は力強く復活した。この2年間の集大成としてアメリカを公式訪問することができ、大変うれしい」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は、「日米関係の発展は、長きにわたる両国の協力の歴史なくして成し遂げられるものではない。世界はこれまで以上に多くの課題に直面しており、日米関係を不断に発展させながら、アメリカとともに課題解決の先頭に立っていく」と述べました。

絵文字に感謝

歓迎式典では、19発の礼砲とともに両国の国歌が演奏され、両首脳はそろって閲兵した後、あいさつしました。
オバマ大統領は「今回の安倍総理大臣の訪問は日米の友情を祝う機会です。きょうはアメリカの、特に若者たちが、日本から学んだ大好きな空手やカラオケ、マンガやアニメ、それに絵文字の存在に感謝の意を示すチャンスでもあります」と述べ、アメリカでも「エモジ」と呼ばれ、若者たちの間で流行している携帯メールの絵文字について触れました。

関連ニュース

k10010064521000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ