2015年4月28日15時54分
小渕優子・前経済産業相の政治団体をめぐる不明朗な資金処理事件で、東京地検特捜部は28日、群馬県中之条町の折田謙一郎・前町長(66)ら小渕氏の元秘書2人を政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で在宅起訴し、発表した。小渕氏は不起訴処分(嫌疑不十分)とした。
在宅起訴されたのは、折田前町長と、小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」の加辺守喜・元会計責任者(62)の2人。
発表によると、折田前町長らは2009年以降の未来研など小渕氏の四つの関連政治団体の収支報告書において、実際にはなかった政治団体間の寄付を、あったかのように装って記載したとされる。また、支援者が群馬から東京・明治座を大型バスで訪れる観劇会の収支においても、虚偽の記載をしたとされる。
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!