【光州聯合ニュース】韓国旅客船セウォル号の沈没事故で、乗客を救助せずに船を脱出したとして殺人罪などに問われた船長のイ・ジュンソク被告(69)ら乗組員15人の控訴審判決が28日言い渡される。光州高裁が27日明らかにした。
修学旅行中に事故に遭った檀園高校のある京畿道安山市内の水原地裁安山支院でも公判が中継される。
控訴審ではイ被告が脱出直前に乗客に対し、退船命令を出したかを中心に審理が進行し、一審で無罪とされた乗客に対する殺人罪が認められるかに注目が集まっている。
一審で同じく無罪とされた水難救護法と特定犯罪加重処罰法(逃走船舶)違反の罪に対する判断にも注目が集まる。
イ被告は一審で遺棄致死罪などで有罪とされ、最高刑となる懲役36年を宣告されたが、殺人罪が認められれば最高で死刑、逃走船舶罪が認められれば無期懲役となる可能性がある。
一審では機関長が乗務員に対する殺人罪が認められ懲役30年、その他の乗務員は懲役5~30年、同船運航会社の清海鎮海運は罰金1000万ウォン(約111万円)を宣告され、それぞれ控訴した。
検察はイ被告に対して死刑、機関長など3人に対して無期懲役、残りの11人に対しては懲役15~30年を求刑した。