韓国保健社会研究院は26日、2010-12年の国民健康栄養調査結果を基に女性のうつの様相を分析したところ、所得・学歴が低い女性や無職の女性ほどうつ病を多く経験していることが分かったと明らかにした。
所得水準を4段階に分けたとき、所得が最低水準の女性のうつ病経験率が24.8%と、最高水準の女性(13.8%)の約1.8倍に達した。学歴別では、中卒以下の女性のうつ病経験率(31.7%)が大卒以上の女性(14.0%)の2.3倍だった。また、職業別では主婦を含めた無職の女性のうつ病経験率が17.1%で最も高く、事務職が最も低かった。
女性のうつは喫煙や過度な飲酒につながる。うつ症状のある女性の喫煙率は9.7%で、症状のない人(4.8%)の2倍以上だった。