機能性枕を手がける韓国のベニーグッドが、頚椎のカーブを支えて深く眠れるようにした新概念の枕を開発した。人体工学に基づいて設計され、一つのパーツからなる一般的な枕とは違い七つのパーツで構成されている。
五つの三角柱のパーツを扇形にして首の部分を柔らかく、しっかりと支える。横になっているときも体重で変形せず、頚椎のラインを正常な状態でキープする。
ベニーグッドのチョ・スンヒョン代表はこの枕について「肩から頭部まで隙間ができず、体重が均等に分散される。パーツごとに詰め物の量を変え、頭の形に合わせて枕の高さを調節できるのが特徴だ」と説明した。ベニーグッドの枕は首の長さに応じて種類を選ぶことができ、カスタマイズ枕の時代を開いたと評価されている。
昨年に続き今年4月にも東京で開かれた韓国商品展示・商談会に出展し、注目を集めた。日本のほか、米国や中国、欧州連合(EU)など約20カ国・地域で特許を登録している。