7時過ぎに家を出て11時20分くらいに会場である愛鷹広域公園に到着。
すごく暖かい日で上着が要りませんでした。
プレーをしている選手には少し暑かったかもしれないけれど、見ている方には快適な気候。
実はこのヤングサッカーフェスティバルは9時からスタートしていて、私が到着した時にはすでにU-12 とU-16の2試合は終わってました。そんなわけで、12時からの【清水エスパルスユースvsジュビロ磐田ユース】の試合と14時からの【静岡県高校選抜vs日本高校選抜】の2試合を観戦。 近かったら全部見られたのにな。
昨年のSBSカップの時も思ったけれど、こういった大会を県でやれちゃうあたり、さすが静岡。自分たちの地域で育った選手を応援するということが、すごく当たり前にできそうな空気がいいですね。
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まずは【清水エスパルスユースvsジュビロ磐田ユース】。
クラブユースの試合って、面白いです。全員技術的には高いから、ボールの持ち方が上手い。
見ていて、「あっ、今の上手いな」って思えるプレーが結構あって、小気味良いという感じ。
試合は全体的にジュビロ磐田ユースのペースで進み、2-0で終了。
ジュビファンということもあって余計に楽しめました。
注目は・・・23番の山本康裕くん。トップチームの試合にも出ていて、偶然その試合を観戦したのですが、トップチームでも見劣りしない体つきなので、ユースチームにいると、ちょっと目立つ。そしてガッシリしているのに足元も上手い。周りもよく見えている。身体能力、プレースタイル等を見ていると、昨シーズンまでジュビロのトップチームで23番をつけていたあの選手とだぶってしまいます。エルゴラに『23番を継ぐもの』と書かれていたけれど、なるほどって感じです。
あと、FWの押谷くんも身体は大きくないけれど、スピードや身体の使い方が上手いなぁと思いました。
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そしてその後に行われた【静岡県高校選抜vs日本高校選抜】。
メンバーは今年の高校選手権の優秀選手がベースになっているのですが、自分が見た選手権の試合が偏っているので、知っている選手半分、知らない選手半分といったところ。
まぁ、とり合えず野洲の二人と米倉くんを中心に見てました。(結局それかい(>_<))。
スタメンは次の通り。
11成田 18棗
10米倉 6荒堀
7岡田 19吉野
2田中 5鈴木 3塗木 4石崎
1増田
野洲の田中雄大くんも荒堀くんも、初橋の岡田くんも、八千代の米倉くんもスタメン。
※もうすでに高校は卒業してしまった彼らですが、高校選抜なので、ここでだけ高校名をひっぱることにします。
対する静岡高校選抜は、清商、藤枝東、静学、常葉橘、清水東、浜松開誠館等々、私でも知っている学校に所属する選手がずらり。
当然と言えば当然だけど、こちらは1,2年生のみで編成されたチームなので、3年生が半数以上占めている日本高校選抜の方が有利と言えば有利。
でも、昨年は静岡高校選抜が勝利してるんですよね。
お互いに寄せ集めのチームなので難しい面もある感じです。
日本高校選抜は4バックのシステム。4-4-2?
左の攻撃的MFの位置に米倉くん、右に荒堀くん。雄大くんは左サイドバック。
さて、実際の試合ですが・・・
出だしはいかにも寄せ集めって感じでチグハグ。最初の15分くらいは静岡高校選抜のペースでした。
荒堀くんもあまりボールに絡めず、少し孤立気味。監督の指示で?米倉くんと荒堀くんがポジションをチェンジします。
左のサイドに来てからは、荒堀くんの見せ場満載でした。
思い切りのいい上がり、ドリブルでの仕掛け・・・相手に止められることももちろんあるのですが、米倉くんのパスを受けてドリブルで中央突破してゴール前までボールを運んだシーンなんかはとても面白かったです。
押されながらもワンチャンスを生かして奪った前半20分の先制点(石崎くんのパスを受けた成田くんが、そのままドリブルで持ち込んで少し遠目からシュート)に続いて、その5分後にも日本高校選抜に追加点が入ります。
決めたのは何と荒堀くんでした。得点経過はしっかり見ていなかったのだけれど、セットプレーかセットプレー崩れかな。【3/16 訂正】スローイングから成田くんが右サイドを突破してセンタリング。ニアに棗くん、ファーに荒堀くんが入ってきて、荒堀くんの頭にドンピシャ。静岡県選抜の守備が全くついてこられていませんでした。 それにしても、荒堀くんはヘッドが強いですね~。身長は高くないけれど、空中でのバランスや距離の把握が素晴らしいです。
そして前半終了間際にはさらに追加点。相手ゴール前で細かくつないで、最後はゴールライン際からマイナスのパスを送り、ゴール正面で待ち受けていた成田くんがシュート。3点目が決まりました。これも展開をしっかり見られていないのだけれど、荒堀くんのアシストだったかも。
【3/16 追加】岡田くんからパスを受けた荒堀くんが左サイドをドリブルで突破。ゴールラインギリギリの深い位置まで侵入して、ゴール正面に入ってきた成田くんをよく見てマイナスのパス。成田くんは難なくゴールを決めてました。荒堀くんのアシストです。それも荒堀くんの得点といっていいほどの。
あっ、あと、荒堀くん、セットプレーのキッカーもやってました。いいボールを蹴ってましたよ~。 石崎くんにぴったりと合ってギリギリゴールマウスを逸れてしまったというのもありました。
野洲ではいろいろなポジションでプレーをしたという荒堀選手。2年生の選手権はDF。それ以降はボランチと、どちらかと言えば守備に比重をおくポジションだったわけですが、日本選抜では全く違う役回りのポジションでした。どんなポジションに入っても自然な感じがしてしまう・・・不思議な選手ですね。
【3/16 追記】
あと、米倉くんもすごく効いていて、次のプレー、次の次のプレーといった先の展開を考えたプレーの選択をしているところが、やはりこのメンバーの中にあってもスゴイ。
その米倉くんとの連携もすごく荒堀くんは良かったと思います。急造チームですが、お互いのイメージがしっかり合っているシーンも多かったです。攻撃では米倉くん、荒堀くん、成田くんがよく効いていたと思います。
前半は真ん中過ぎから圧倒的に日本高校選抜ペース。静岡県高校選抜は守備の連携ができてなかったようで、ちょっとした揺さぶりに対しても修正が追いつかない感じでした。3-0で前半を終了し、荒堀くんはここで交代。腰を痛めてたみたいで後半は試合を見ながらアイシングしてました。
※成田くんが2ゴール1アシスト。荒堀くんが1ゴール1アシスト。
その他の交代は次の通りです。
[後半0分]
11成田→21宮澤 18棗→16苗代 6荒堀→14林 1増田→12富居
[後半15分]
4石崎→13大久保 10米倉→8宮澤
[後半21分]
5鈴木→15梅井 7岡田→20小室
後半は、日本高校選抜にもチャンスはあったけれど、少し静岡高校選抜に流れが傾いてました。
クロスバーにあたったり、キーパーがナイスセーブしたり、雄大くんがギリギリでスライディングタックルして防いだのもありました。
そしてついに18分に1点返され、それ以降も危ないシーンが・・・でも、なんとか逃げ切り3-1で勝利。
雄大くんは先発フル出場です。お馴染みのロングパスもよく決まってましたよ。
キャプテンの石崎くんが交代してからは、キャプテンマークを引き継いで巻いてました。
荒堀くんのヘディングシュートが決まるところ
【3/6 追記】
この試合に登録されていた選手が全員、デュッセルドルフ国際ユースサッカーに行けるのだと思っていたのですが、そうではないらしい。3/2~3/4の今回の強化合宿は、二次選考とも兼ねてたんだって。
最終登録は18名。今回のメンバーから3名落選してしまいます(-_-;)。
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