思いつきのメモ帳

2015-04-28

[][]まじめに読書感想文を書こうと思えば、その本を読まなきゃ書けないよね


まあ、本を読まずに体裁だけ整えた読書感想文なんかも作ろうと思えば作られるんだけど、それは「残念」なことではないだろうか。

hima-ari 具体的な事例を出してください。印象論ではなく。/人前で行われた発言の根拠を求めたらなんで言論の封殺になるんだ?
http://b.hatena.ne.jp/entry/248501294/comment/yasugoro_2012


このブコメから本気で何が悪いのか分かってません。のコメント欄までの一連の議論において、私がhima-ari氏の感想の根拠となる事例を問いただしたことについて下記のようなブコメがあった。

はてなブックマーク - 本気で何が悪いのか分かってません。 - チラシの裏の走り書き はてなブログ版

どうみても「感想文ならご自由に」案件なので、(感想文に対して「ソース出せ」的に)噛みついてる方の思考が残念ですね、で終了。

2015/04/27 18:59


「感想文に「ソース出せ」って思考が残念」とか言われてしまったのだが、私は感想文の根拠やソースを求めることはおかしなことであるとは思わない。感想とは何もインプットが無いところに生まれてくるものではない。「感想」の語義について辞書を引用すると

かん‐そう〔‐サウ〕【感想】
物事について、心に感じたことや思ったこと。所感。「―を述べる」「読書―文」
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/48882/m0u/


とある。そして、ブクマ先エントリのコメント欄で私は次のようにも言っていた。

「感想」というのは、人が見聞きしたり体験した事柄に対してどう思ったのかということであり、私が聞いた具体例というのはその「見聞きしたり体験した事柄」は具体的に何かということです。それを述べるのがことさら難しいと思いませんし、「すぐ回答出来る人間は非常に限られている」ってそれは太宰メソッドでしょう。


そこで

謝罪の否定発言の有無にかかわらず、ずーっと謝罪を要求されてると思うけどナ。


 という感想をhima-ari氏が持つのであれば、その感想を持った事柄があると考えるのはおかしなことではない。だがもしそのような事柄がないのであれば、それは誤った事実認識を根拠にした感想であるか妄想や捏造の類と言って差し支えないだろう。
 読書感想文に例えると、その感想文の内容に疑問を感じたとしたら(例えばその本に書いてない内容についての感想だったり、通常想定しづらい新奇な感想だったり、単に自分とは違う感想だったり)、その本のどの箇所を読んでそのような感想に至ったのかを問いただす、つまり感想文のソースを問うのは何も不思議なことではない。
 「慰安婦」問題についても「謝罪の否定発言の有無にかかわらず、ずーっと謝罪を要求されてると思うけどナ。」という感想を持つ人も中にはいるのだろう。だとすればそのような感想を抱くきっかけとなった事象があると考えてもおかしくない。例えば過去の謝罪否定発言が元「慰安婦」、支援団体、韓国他被害者の居住国等の謝罪を要求する声に影響を与えていなかったことを示す事例があるのであれば、それはまた新たな議論の対象になっただろうと思う。

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