ユニクロ、自分でデザインしたTシャツを販売できる「UTme!マーケット」を開始 1枚売れると分配金300円が手元に

2015.04.28 14:32

UTme!マーケット

ユニクロは、オリジナルデザインのTシャツを作れるアプリ「UTme!」でデザインしたTシャツを、販売できる新サービス「UTme!マーケット」を4月28日より開始しました。

UTme!マーケットでは、UTme!で作成したデザインをTシャツやトートバッグなどにのせて販売することができ、出品した商品を他のユーザーが購入すると、1枚につき300円(消費税別、源泉税込)がデザイン費として出品者に支払われる仕組み。商品発送や注文後のやりとりはユニクロ側がおこなってくれます。

UTme!マーケット

デザインを初めて出品する際はクリエイター登録が必要になり、住所、氏名、電話番号、生年月日、性別、および売上を受け取るための振込先の情報を入力します。出品されたデザインはデザインガイドラインに照らし合わせ、問題がないかユニクロが審査をおこないます。審査を通過すると、デザインがUTme!マーケットに出品されます。

UTme!マーケット

UTme!の商品販売価格(消費税別、送料別)は1,790円からで、人気の高いデザインはランキング表示などでハイライトされ、サイト上で目立つように表示されます。また、買い手側は商品をその場で購入できるほか、お気に入りのTシャツやデザイナーをフォローすることも可能になっています(6月頃より公開予定)。

これに伴ってUTme!アプリも刷新され、選べるTシャツやボディカラー、各種エフェクトやスタンプのバリエーションなども拡充され、デザインの自由度もアップ。ボディタイプはウィメンズTシャツが、ボディカラーはブラック、ネイビーが、エフェクトはMoMAエフェクトが新たに選択可能になりました。なお、キャラクタースタンプを用いたデザインは出品できません。

UTme!マーケットの開始により、LINEクリエイターズマーケットのように、クリエイターにとって新たな活躍の場と収益化の道が提供されることになりそうです。ユニクロでは今後、より直感的にプロフェッショナルなデザインがおこなえる機能や、ユーザー同士のつながりが生まれていくような機能を追加していくとしています。