才本淳子
2015年4月28日20時25分
テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」でコメンテーターだった元官僚の古賀茂明氏が生放送中に「官邸のみなさんにはものすごいバッシングを受けてきた」などと発言した問題で、同局の吉田慎一社長は28日の定例会見で改めて謝罪し、関係者の処分などを発表した。
吉田社長は「突然の発言だったとしても、混乱を防げなかった結果責任は当社にある。視聴者のみなさま、結果的に名前が出たみなさまに改めておわびします」と謝罪。報道ステーションの責任者3人を戒告処分に、早河洋会長、吉田社長、篠塚浩報道局長は役員報酬1カ月分の10%を自主返上する。
同局は番組放送直後から社内の常設機関「放送と倫理等に関する対策会議」で調査。原因は番組制作者とゲストコメンテーターとの意思疎通の不足などだったとして、報道局内にコメンテーター室(仮称)を新設するなどの再発防止策を取ることも明らかにした。
番組をめぐっては、放送直後から、菅義偉官房長官らが「放送法」に言及して問題視し、17日に同局幹部が自民党の事情聴取を受けた。会見で吉田社長は「いろいろな波紋が起きる中で、誤解があってはいけないし、きちっと説明をするいい機会だなと考えた」と説明。「事実関係の確認のため古賀氏に接触を試みたものの返答はない」とし、古舘伊知郎キャスターについては、「(今後も)期待している」と述べた。(才本淳子)
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