【ボストン=永沢毅】安倍晋三首相は27日午前(日本時間同日深夜)、米ハーバード大で学生らと質疑応答に応じた。旧日本軍による従軍慰安婦問題で韓国系の学生から質問を受け、「人身売買の犠牲となって筆舌に尽くしがたい思いをした方々には胸が痛む」と表明した。「これまで現実的な救済の観点から様々な努力を積み上げてきた」と述べ、アジア女性基金を念頭に日本の取り組みを訴えた。
首相は「日本は先の大戦に対する深い反省の中で平和国家としての歩みを70年続けてきた」と強調。「中国や韓国との関係改善にさらに努力する」と述べた。一方で中国について「南シナ海、東シナ海での振るまいに日本を含めてアジアの多くの国々が懸念を持っている」とも指摘した。
安倍晋三、ハーバード大