2015年4月28日12時56分
核不拡散条約(NPT)再検討会議が始まった米ニューヨークの国連本部で、原爆展が開かれている。被爆直後の広島、長崎の様子などをとらえた写真のパネルが展示され、27日からは被爆者が来場者に体験を語る活動に取り組んだ。
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が主催し、パネルは50枚が1階ロビーに展示されている。広島で被爆した斎藤政一さん(90)=岩手県花巻市=は約20人の見学者を前に背中や両腕の皮膚がはがれた体験や被爆者が受けた差別について話した。終了後、取材に「熱心に聞いてくれて感激した。一人でも多くの人に伝え、共鳴してもらえれば」と語った。
被爆者の証言を初めて聞いたフランス人弁護士のマリエ・バレンティーニさん(27)は「これまで欧米側の視点で戦争を見ていた。原爆の暗い側面を知った」とし、スペイン人パイロットのアルマンド・グロメロさん(52)は「核なき世界へ何かをしなければ」。米国人のロンダ・レイダンドロフさん(54)は「原爆投下は恥ずべきことだ。被爆者の体験が若い人に受け継がれてほしい」と話した。
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