ニュース詳細
黒人死亡で暴徒化 州知事が非常事態宣言4月28日 11時47分
アメリカ東部メリーランド州のボルティモアで、黒人の男性の死亡を巡って警察に抗議する住民らの一部が暴徒化し、地元の州知事は非常事態を宣言して事態を収拾しようとしていますが、市内では火災が発生するなど緊迫した状況が続いています。
メリーランド州ボルティモアでは今月12日、不法に刃物を所持していた疑いで警察に逮捕された25歳の黒人男性が、逮捕された際に負った可能性のある脊椎の損傷が原因で意識不明となって、その後死亡し、地元の住民が事実関係の調査を求め警察への抗議を続けています。
27日には抗議する住民の一部が暴徒化し、市内の店舗や車両に火をつけたりショッピングセンターから商品を略奪したりするなど混乱が広がっています。
暴徒化した住民は警察官とも衝突し、警察によりますと、これまでに15人の警察官がけがをし、住民少なくとも27人を逮捕したということです。ボルティモアで予定されていた大リーグの試合も中止になりました。
この事態を受けて、メリーランド州の知事は非常事態を宣言しました。
州政府によりますと、今後、州警察など最大5000人を現場に派遣し、事態の収拾を目指すとしています。
また、ボルティモア市長は市民に冷静な対応を求めたうえで、28日から1週間、夜間の外出を禁止すると発表しました。
現地では夜になってからも大規模な火災が発生するなど、緊迫した状態が続いています。
27日には抗議する住民の一部が暴徒化し、市内の店舗や車両に火をつけたりショッピングセンターから商品を略奪したりするなど混乱が広がっています。
暴徒化した住民は警察官とも衝突し、警察によりますと、これまでに15人の警察官がけがをし、住民少なくとも27人を逮捕したということです。ボルティモアで予定されていた大リーグの試合も中止になりました。
この事態を受けて、メリーランド州の知事は非常事態を宣言しました。
州政府によりますと、今後、州警察など最大5000人を現場に派遣し、事態の収拾を目指すとしています。
また、ボルティモア市長は市民に冷静な対応を求めたうえで、28日から1週間、夜間の外出を禁止すると発表しました。
現地では夜になってからも大規模な火災が発生するなど、緊迫した状態が続いています。