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救急隊 出動先間違え出動約4分遅れる
4月27日 20時49分

救急隊 出動先間違え出動約4分遅れる
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27日朝、救急の119番通報を受けた東京消防庁の救急隊が出動先を間違えたため、本来、到着できた時間よりおよそ4分遅れていたことが分かりました。処置をした男性はその後、死亡しましたが、東京消防庁は救急隊の到着の遅れは影響していないと推測されるとしています。
東京消防庁によりますと、27日の午前7時10分すぎ、総合指令室に港区の51歳の男性が呼吸困難に陥っているという119番通報があり、職員が高輪消防署の救急隊に出動するよう指示しました。隊員たちは出動先の住所を聞いて、過去に何度か出動した別の場所と勘違いして向かってしまったため、本来、到着できた時間よりおよそ4分遅れたということです。先にポンプ車で向かっていた消防隊員が男性の応急処置を始めていましたが、その最中に男性は心肺停止の状態になり、病院に運ばれたものの、およそ2時間後に死亡したということです。
これについて、東京消防庁は病院の話などから救急隊の到着の遅れは影響していないと推測されるとしています。東京消防庁の川田進広報課長は「あってはならないことで、心からおわび申し上げます。再発防止の対策に努めます」とコメントしています。

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