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箱根山の噴火想定した情報伝達訓練4月28日 11時28分
全国有数の観光地として知られる神奈川県の箱根山で、噴火を想定して観光客に避難を呼びかける訓練が行われました。
この訓練は、去年9月に起きた御嶽山の噴火を教訓に、同じ活火山の箱根山で初めて行われ、県や箱根町などからおよそ50人が参加しました。
訓練は、多くの観光客が集まる大涌谷の近くで噴火の可能性が高まったという想定で行われ、防災行政無線やヘリコプターなどを使って日本語と英語で避難を呼びかけるとともに、付近一帯にくまなく聞こえているかを確認していました。県や町ではこの夏、観光施設の従業員にも参加してもらい、観光客を避難誘導する訓練を行うことにしています。
京都から観光で訪れた男性は「日頃からこうした訓練をしてもらうと観光をする側としても安心できます」と話していました。神奈川県災害対策課の片山真応急対策担当課長は「今回の呼びかけは日本語と英語で行いましたが、今後はより多くの外国語で情報伝達を行うことを検討したいと考えています」と話していました。
訓練は、多くの観光客が集まる大涌谷の近くで噴火の可能性が高まったという想定で行われ、防災行政無線やヘリコプターなどを使って日本語と英語で避難を呼びかけるとともに、付近一帯にくまなく聞こえているかを確認していました。県や町ではこの夏、観光施設の従業員にも参加してもらい、観光客を避難誘導する訓練を行うことにしています。
京都から観光で訪れた男性は「日頃からこうした訓練をしてもらうと観光をする側としても安心できます」と話していました。神奈川県災害対策課の片山真応急対策担当課長は「今回の呼びかけは日本語と英語で行いましたが、今後はより多くの外国語で情報伝達を行うことを検討したいと考えています」と話していました。