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» 2015年04月28日 09時03分 UPDATE

布なのに演奏できる……未来のピアノ鍵盤は「ニット」布地 グンゼが開発、応用製品を模索 (1/2)

ニット布地の鍵盤で楽曲が弾けます――グンゼが導電性のある布のニットを用いた「ピアノ鍵盤」の試作品を公開した。他社と組み、同技術を応用品の製品化を急いでいる。

[産経新聞]
産経新聞

 ニット布地の鍵盤で楽曲が弾けます−。グンゼはこのほど、「導電性」のある布のニット(編み物)を用いた「ピアノ鍵盤」の試作品を公開した。見た目も素材も「布」そのものだが、電気が通るため、人が鍵盤に触れて実際に演奏が可能。グンゼは他社と組み、同技術を応用した製品化を急いでいる。

画像 グンゼが公開した、導電性のある布のニットを用いた「ピアノ鍵盤」の試作品=東京都内(柳原一哉撮影)

 従来のアパレル技術を生かし、ニット状の布地に導電繊維を編み込んだ「導電性ニット」を開発。導電繊維が「配線」と「電極」の役割を果たす。

 布の鍵盤の例だと、鍵盤一つ一つの中に埋め込まれた「電極」があり、人の指が触れたことを感知。その信号が布の中の「配線」を通じて送信され、パソコンで処理後、スピーカーから音が出る仕組みだ。

 ニットは柔軟性や伸縮性があるため、小さく折りたたんだり元の状態に戻すことが容易。本来ならかさばる鍵盤を丸めてかばんの中に入れて持ち運び、出先で演奏もできるわけだ。

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