蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】楽天のレイ、40代初の開幕4戦4勝 6イニング1失点でマサカリ兆治超え2015年4月25日 紙面から
◇楽天7−1ロッテ楽天が連敗を3で止めた。1回にペーニャの二塁打で1点を先制し、5回はサンチェスの適時打などで2点を追加。6回は松井稼、藤田、銀次の3連続適時打などで4点を加えた。レイはリーグトップに並ぶ4勝目。ロッテは4連敗。 ◇ レイが球史に名を刻んだ。1990年の村田兆治(ロッテ)を超える40代での開幕4戦4勝。大声援を受け、お立ち台に上がり「光栄です。記録を残すのはうれしいことなので続けていきたい」と興奮気味に話した。 初回を7球で三者凡退に抑えると、5回まで完全投球。6回に1点を失ったが、主導権は渡さなかった。「相手が積極的だから、初球に気を付けた」と振り返り「ノーヒットで終われれば、良かったんだけどね」と冗談めかした。 テンポの良さが攻撃のリズムも生む。登板4戦での援護点は計23点。チーム総得点58の1/3以上の援護を得ている。大久保監督は「テンポもそうだけど、向かっていってるのが分かる。他の投手も参考にして欲しい」と最敬礼だ。 13年途中に入団も同年限りで退団し、昨秋にテストを受け再入団した。指揮官は「いい時より落ちてるなと思った」と当時を振り返ったが、今や両リーグトップタイの勝ち頭。「いなかったらと思うとゾッとする」と話した。 日本を含め8つの国と地域でプレーした渡り鳥。異国の地で“不惑の星”となったが「いい加減、40歳の質問はやめてくれよ。そんなに年は取ってないと思うよ」と笑った。まだ通過点。言葉には記録をさらに伸ばしていく自信がみなぎっていた。 (野畑圭司) PR情報
|