先日、ノートPCのセットアップをしているとき。
メイン環境と同じく、テキストエディタとして「サクラエディタ」をダウンロードしておかないとなと思い、公式サイトのリンク先のsourceforgeに行ったら…僕は単に、サクラエディタをダウンロードしたかっただけなんですけどね。このダウンロード画面は、なんとかならんのか。
本物のダウンロードボタンはどれ???
(正解は小さいリンクを見つけ出すか、5秒間待てば良い。多分、リンクを見つけるのに5秒以上かかるかも)
sourceforgeの管理者は、自サイトを見ているのかな? 見ているのなら、この異常さに気づかないかな。
広告配信主はgoogleですな、これは。
うちのサイトは広告収入を得ているサイトではあるんですが、こういうのが平然と放置されている現状があると、「アドブロックとかμブロックとか入れるなや!とか、堂々とは言えなくなってくる。
この件をTwitterでつぶやいたところ、恐ろしい勢いでリツイートとお気に入りされましてね。みなさんも、かなり関心が高い事項なんだと思います。
こんなでは、サクラエディタの原作者も、sourceforgeにソースを預けたことを後悔してしまうんじゃないでしょうか。
そういえば、2年前に例の件で、INASOFTがソフト更新を一時停止したとき、「停止するくらいならsourceforgeに預けろよ」みたいなことを言われた方がいらっしゃったんですけど、預けなくて良かったと心の底から思えてくるよ。
そういえば、2年前に例の件で、INASOFTがソフト更新を一時停止したとき、「停止するくらいならsourceforgeに預けろよ」みたいなことを言われた方がいらっしゃったんですけど、預けなくて良かったと心の底から思えてくるよ。
こういう事情があるから、一部の企業において、フリーソフトのダウンロードを一般社員にさせず、情報システム部門が一旦ダウンロードしたものを使わせる制度を採用しているってのもわかる気がする。フリーソフトのダウンロードって、すごく難易度が高いもの。悪質トラップ広告が多すぎて。
しかしまぁ、考え方によっては。ある意味、sourceforgeに預けた時点で、初心者除けになるとも言えるかもしれませんな。初心者ではダウンロードリンクまでたどり着けないので、ソフトを使用するどころか、問合せ先すらわからない・・・みたいな感じのことは可能なはずだ。
もう、イライラするというか、わからない人にはクソゲーだし無理ゲー。
しかしまぁ、考え方によっては。ある意味、sourceforgeに預けた時点で、初心者除けになるとも言えるかもしれませんな。初心者ではダウンロードリンクまでたどり着けないので、ソフトを使用するどころか、問合せ先すらわからない・・・みたいな感じのことは可能なはずだ。
もう、イライラするというか、わからない人にはクソゲーだし無理ゲー。
関連して。この話題もついでに書いておこう。
ウィキペディアについて、たまに、「しつこい寄付表示」を行うんですね。これ、定期的にするくらいなら、広告表示でもすればいいのに・・・とか思った時期もありました。
が、ここで述べた、ダウンロードサイトを狙ったダウンロードボタン型詐欺広告のことを考えると、ウィキペディアを狙った悪質広告が誕生するのは時間の問題です。
そ の場合、きっと、ウィキペディア運営元は、大量の「悪質広告を除去するボランティア」を連れてこないといけなくなる。あるいは働き手を雇っても良いが、そ れは広告費用の中でペイできないといけないでしょう。ウィキペディアの平和性を守りたければ、やっぱり寄付による維持が大事なんだろうなと思えてきます。
あるいは本気で、Googleのような広告配信業者が、悪質広告の締め出しに乗り出すか…かな。
ウィキペディアみたいな大きくて皆が使うようなサイトで、悪質広告問題がフォーカスされれば、この問題に取組むGoogleの姿勢も、もっと積極的になるのかもしれない。
ウィキペディアみたいな大きくて皆が使うようなサイトで、悪質広告問題がフォーカスされれば、この問題に取組むGoogleの姿勢も、もっと積極的になるのかもしれない。
たのんます。Googleの社員さん。
【追記 4/27 20:00】
ここらへんについて詳しい話を聞いたところ、こういう悪質広告は各国語単位で仕込まれており、sourceforge本国では認知されていないっぽいです。
(おそらく本国では、普通の広告が表示されてしまっている)
日本語のsourceforgeの方でも、担当者が毎日手動でブロックをしているそうですが、それでもあまりにも数が多すぎるのか、このページに書いた事例のように、追いついていないように思われます。
また、この手の悪質誘導広告は、たいていが各国通貨で設定可能な最低金額に近い単価に設定されているんだそうで、つまりどんなにクリックされても掲載サイト側にとって収益になりにくいし、配信会社であるGoogleにとっても収益になりにくいはず。
にも関わらず、Googleが積極的にこうした広告を取り締まらない背景には、何があるのか。
ここらへんは、非常に謎です。
もしかすると、取り締まりをするべきGoogle社員が、裏で悪質誘導広告主と繋がっていて、癒着みたいな状態になっていないか・・・というのが気になるところです。そうでないことを祈るばかりですが、もしそうなら、インターネットはどんどん悪い世界になっていってしまいますね。怖いです。
にも関わらず、Googleが積極的にこうした広告を取り締まらない背景には、何があるのか。
ここらへんは、非常に謎です。
もしかすると、取り締まりをするべきGoogle社員が、裏で悪質誘導広告主と繋がっていて、癒着みたいな状態になっていないか・・・というのが気になるところです。そうでないことを祈るばかりですが、もしそうなら、インターネットはどんどん悪い世界になっていってしまいますね。怖いです。
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