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長谷川賢人長谷川賢人  - ,,,,  08:00 PM

「あの人どこで会った誰だっけ...」を分かりやすくするビジネス人脈管理ツール「Sync」

「あの人どこで会った誰だっけ...」を分かりやすくするビジネス人脈管理ツール「Sync」

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仕事の現場だけでなく、パーティや交流会など、ビジネスパーソンには「出会いとご挨拶」がつきもの。とはいえ、日々たくさんの人と関わっていくほどに、すべての人の情報やつながりを把握するのも難しくなっていきます。

求人や転職情報などを掲載するビジネスSNSの「Wantedly」が本日リリースした「Sync(シンク)」は、そんなビジネスパーソンの悩みを解消しようと目論む新サービス。テーマは「1万人とつながっても、つながりを忘れないためのツール」です。

Syncが実現しようとしているのは、ビジネスネットワークを可視化して、名刺にメモをする感覚で「つながり方」も一目でわかり、将来に役立つ財産とすること。どこで会ったか、どの会社に勤めているかなどをうっかり忘れてしまっても、すばやい検索で把握しやすくしてくれます。

サービスを提供するWantedlyの仲暁子CEOは「これは私が欲しかったツール。自分にとってのDREAMS COME TRUEです」と笑顔を見せました。


名前や会社名などを元に高速で検索


Syncを使うには、まずWantedlyに会員登録します。Facebookアカウントでログインするか、メールアドレスでも登録できますが、Syncを使いこなすのであればプロフィールや友達情報が引き継がれるFacebookログインが良いでしょう。会員登録をしたら、すぐにSyncを使い始められます。


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Facebookアカウントでログインし、Syncのページを開いてみると、Wantedly上でつながりのある人を優先に、Facebookの友人たちがアイコンとともに一覧で表示されます。ページ上部には「名前、会社名、タグで検索...」と書かれた検索窓があり、任意のフレーズで検索できます。


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たとえば、「以前にご挨拶してつながった、メディアジーンの方って、お名前は何だったかな...」と思ったら、Syncで会社名を検索。すると、プロフィールの「勤務先」にメディアジーンを入力している人たちや、そのつながりがあると推測される人々が表示されます。この際、「職歴」に含めている人や、プロフィール文章に来歴などの形で記載している人もヒットします。

一覧が表示されるまでの速度は「かなり速い!」と感じます。お世辞にも使いやすいとは現状で言えないFacebookの検索窓と比べてしまうと、目的の情報にたどり着くまでの時間もかなり短縮できそうです。


タグやメモで、さらに「つながり」を思い出す


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また、プロフィール一人ずつには任意の「タグ」や「メモ」を着けることもでき、この内容も検索の対象となります。出会ったイベント名(仮に「IVS 2015」など)をタグ付けしておけば、後々に思い出すときのきっかけが増えるわけです。名刺交換をしたら空いているスペースにメモを書いておくというのも、相手のことを覚えておくためのビジネスハックですが、紙の名刺では検索性がどうしても劣ります。数が増えれば見つけ出すのも難しいですから、Syncで残しておくというのもひとつの手です。

また、自分が「探されやすくする」ためにも、FacebookやWantedlyでのプロフィールを整備しておくのもよいでしょう。

今後はCSVファイルでのプロフィール情報の一括アップロード機能も実装予定とのこと。名刺管理アプリの中には、登録データのCSVエクスポート機能を備えているものがありますので、名刺のデータ化は引き続き管理アプリで行い、情報の検索はSyncで行うといった併用が良さそうです。


地味に便利そうな2つの「探す」機能


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プロフィールページの最下段には「Facebookメッセージを開く」「Gmailで探す」という2つの検索機能を備えています。どちらもよく使う割に、つい煩雑になってしまうサービスの代表格ですよね。「名前は思い出した! 前に○○さんとはどんなやりとりをしていたんだっけ...」と思ったときに、各サービスの画面をわざわざ開かずとも別ウィンドウで表示してくれるのは、スムーズですし、地味に便利。



現状はウェブ版のみの提供ですが、アプリも夏頃にリリース予定とのこと。機能実装や改善も進められていくそうです。分野や業種を横断しやすいIT業界の方、人事や採用担当者で多くの就活者に合う方、Facebookの友達が増えすぎて把握できない方など、使用感を試してみてはいかがでしょうか。


Sync | つながりを、忘れない

(長谷川賢人)
Photo by Thinkstock/Getty Images.

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