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【競馬・ボート・競輪】

[ボート]山崎イン速攻G1 28勝目 とこなめ「トコタンキング決定戦」

2015年4月27日 紙面から

とこなめ周年をイン速攻で制した山崎智也

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 とこなめボートの開設62周年記念「G1トコタンキング決定戦」は最終日の26日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の山崎智也(41)=群馬支部=がインからコンマ07秒の好Sを決めて逃げ快勝した。2月の住之江周年に続きことし2回目、通算28回目のG1優勝を飾るとともに、賞金900万円を獲得した。2着に辻栄蔵、3着に魚谷智之が入った。

G1ハンター

 山崎がG1ハンターの力を存分に見せつけた。向かい風が吹いた25日の準優戦は1号艇トリオでただ1人逃げを決め、3メートルの左横風だった優勝戦も好Sを踏み込んで危なげなく逃げ切った。シリーズの勝負どころで最高の走りを見せるところは、さすがに役者が違う。

 「エンジンさまさまです。特訓から伸び返していたのでいけると思っていた」と、パートナー4号機はファイナル戦もパワーを発揮。2コースから差してきた辻をバックで振り切るとゴールまで一人旅。「3、4日目には仕上がっていた」と、舟足の好状態をキープして勝ち上がった。

 「ここは5段階ぐらいエンジン差がある」と、全国で最初に出力低減エンジンが導入されたとこなめの勢力図を分析。前節走ったばかりの同じ群馬支部の赤坂等から直前情報を伝え聞いたことも役立った。

グランプリ意識

 2月住之江周年に続き、ことし2個目のG1タイトルを奪取。昨年は5回のG1優勝をマークしたが、ことしも強さは変わらない。「それはたまたまですよ」と智也スマイルを浮かべながら「ことしも6位以内で行きたい」と、年末のグランプリを強く意識する。今回の優勝で獲得賞金ランク2位浮上と、ここまで順調な航跡を描いている。 (横山佳彦)

とこなめ周年をイン速攻で制した山崎智也

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◆山崎に純金メダル

 優勝した山崎智也にボートレース振興会から純金50グラム(約30万円相当)のメダルが贈られた。同振興会は本年度から、24レース場の各周年競走とマスターズチャンピオンで、優勝戦進出の栄誉をたたえるとともにS事故防止意識の強化を目的としてメダルを授与している。

 2〜6着の選手には同30グラム(約20万円相当)のメダルが贈られた。当該レースで返還事象、3連単不成立が発生した場合は実施されない。

 

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