【日本ハム】来年春季キャンプを米アリゾナで実施！パドレス施設使用

　日本ハムは２７日、来年２月の春季キャンプから米アリゾナ州ピオリアで行うと発表した。提携球団である大リーグ・パドレスの施設（パドレス・ピオリアスポーツコンプレックス）を使用する。期間は２月１日から同中旬まで。帰国後は沖縄・名護市で第２次キャンプを実施する。

　日本ハムの海外キャンプは１９８７年に米フロリダ州で行って以来。竹田憲宗社長は「打撃練習や投球などを同時に行えるスペースが大幅に増え、従来以上に効率的な準備ができると考えています。韓国球団のほとんどがアリゾナでキャンプを張っており、以前は不足した実戦も今は数多くこなすことができます」とコメントした。

　パドレス・ＡＪプレラーＧＭ「我々のキャンプ地である、ピオリアスポーツコンプレックスにファイターズをお迎えすることを、心待ちにしています。ファイターズは、非常に洗練されたチーム。意義深く、実り多きキャンプとなるよう、パドレスが全面協力することをお約束します」

　金子誠特命コーチ（パドレスの１５年春季キャンプに参加）「思い切った英断です。現地でクリアすべきこともあるでしょうが、アメリカキャンプは挑戦に値すると感じます。パドレスの施設は非常に充実しており、スタッフも温かい人ばかり。強力な味方が、ピオリアで待っています」