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無人機で逮捕の男「自己顕示の方法模索」4月28日 5時02分
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総理大臣官邸の屋上で無人機の「ドローン」が見つかった事件で、逮捕された男が「自分の人生に疑問を持つうちに世の中に不満を持った。自己顕示の方法を模索していた」という趣旨の話をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は、人生に不満を抱いた男が、注目を集めるために反原発を主張するようになった可能性があるとみて調べています。
この事件で、総理大臣官邸の屋上に無人機のドローンを落下させ、官邸の業務を妨害したとして逮捕された福井県小浜市の無職、山本泰雄容疑者(40)は「反原発を訴えるためにやった」と供述しているということです。
さらに「自分の人生に疑問を持つうちに世の中に不満を持った。自己顕示の方法を模索していた」という趣旨の話をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。
山本容疑者は去年7月のブログに「定年まで勤めたあとどうするのか。60歳、70歳で自由になったところで何ができるのか。いちばん、つまらない種類の人間になってしまった」と記し、転勤を拒否して会社を辞めたとしています。その後、去年の秋ごろまでには、原発に侵入することを考え始め、原発の再稼働を止めるための行動を模索するような記載も出始めます。
警視庁は、人生に不満を抱いた山本容疑者が、注目を集めるために反原発を主張するようになった可能性があるとみて調べています。
さらに「自分の人生に疑問を持つうちに世の中に不満を持った。自己顕示の方法を模索していた」という趣旨の話をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。
山本容疑者は去年7月のブログに「定年まで勤めたあとどうするのか。60歳、70歳で自由になったところで何ができるのか。いちばん、つまらない種類の人間になってしまった」と記し、転勤を拒否して会社を辞めたとしています。その後、去年の秋ごろまでには、原発に侵入することを考え始め、原発の再稼働を止めるための行動を模索するような記載も出始めます。
警視庁は、人生に不満を抱いた山本容疑者が、注目を集めるために反原発を主張するようになった可能性があるとみて調べています。