この前の「バイクは爆音でいい」にこんなコメントが
保育園や小学校に迎えに行くとき車やバイクの音が大きいと先生や近隣から苦情が来ますので排気音は現状で良いと思います。 小さい子供も大きい音だと怖がり泣いてしまいます。 早朝の出勤、深夜の帰宅も排気音が大きいとマンションの管理組合を通して注意されます。排気音については再考いかがでしょうか?
では具体的に今のバイクがどうなってるのか説明しますね。
まずアイドリング時の音量は十分なんですよ。今売られているバイクのアイドリング時の音量は十分なのですが、問題は走りだした後なのですよ。
今売られているバイクのノーマルマフラーは性能が良すぎるので
「アイドリングはそこそこいい音を出す、回転を上げる時もマシ、フル加速する時もマシなサウンドを奏でる、しかーし!3~4千回転を維持する時にほぼ無音!」
つまり車検で音量測定をする回転がすっごい静かで危険なのです。
ようするに「加速時はちゃんとうるさい」「回転を一定に保つと無音に近い」
「周りの車に私がいますよとアピールするためには加速、それじゃ危ないという本末転倒」
で、ノーマルマフラーに限らず、例えば性能の良いヨシムラの社外マフラー、ヨシムラサイクロンなども同じような味付けがされています。つまりキチンと真面目に作られたマフラーほど静かでとっても危険な状況が生まれてるのですよ!だから言い方は悪いですが不真面目に作られたスカスカで爆音のマフラーのほうが事故に遭う確率は低いというなんとも微妙な状況なのです。
なので僕は「アイドリング時の音量はこのままで問題ない」「でも3~4千回転を維持する状況でもう少し音量があってもいいのでは?」というスタンスなのです。
たしかに僕の書き方も悪かったですね。爆音にすべきとか笑
しかしお利口さんより爆音のほうがぶつけられる危険性は低いという皮肉な状況なのは確かなのですよ。DUCATIはどんなに音量を絞ってもズンズン低音を奏でるので結構安全ですよ。