お前の話はノリモノばかり

クルマやバイクについて書きます

ネット時代に必要なのはプロモーション能力

この記事が面白かったです。

今の時代に重要なのはプロモーション能力だと。

この記事でドワンゴ川上さんが言っていることをざっくりまとめると、「今の角川は一人の編集者が良い書き手を見つけて自分でオファーして自分で売り出す。そこまで個人にまかせるのはよくない。そういう時こそ会社が力を貸すべき。」という話です。物凄い優秀な編集者が凄い新人漫画を発掘して売り出すこともあるでしょうが、みんながみんなそんなに優秀なわけではないのでもっと会社のパワーを利用しある程度誰でもそれなりに売れるようにできるシステムにしないと勿体無いということですね。

 

関係ないですが、この記事を読んであることが頭に浮かびました。夢ブーム。夢素晴らしい。夢を持とう!音楽で食う!たしかに夢は素晴らしいですがみんながみんな夢を叶えられるわけじゃありません。もう大企業は終わりだ!これからは起業!みたいなブームがありましたが、やはり冷静に考えたらむしろ「夢のために大企業に入って大企業のパワーを利用しろよ(笑)どう考えてもそっちのほうが近道だろ」ですよね。夢ブーム、起業ブームってようするに「これからは個人技だ!」と言ってるだけでようするに「これからはめっちゃ厳しい世の中になるよ」と言ってるだけなんですよね。

 

話が逸れました。で、この話が車と何の関係があるんだってことですが、最終的にプロモーションが大事なので車もプロモーション大事だなってことです。車自体は良くてもスズキの公式サイトの画像を見てスズキ車を検討する人は少ないかもしれない…。ゴキゲンワーゲンを見てフォルクスワーゲンに憧れる人はあまりいないと思う…。(つかフォルクスワーゲンって昔から日本国内の宣伝は下手な気がする。ゴルフ人気で気づきにくいけど。こども店長のパクリをしたこともあったし)

そんな時に「この車良いけどプロモーション微妙だから俺達が手伝おう!」というのが自動車評論家の役割であり、車雑誌の役割だと思います。自動車評論家一人では限界があるのでそこで出版社と協力して埋もれてる車やもっと売れるべき車をプロモーションできたらいいですよね。