高橋由伸と原辰徳監督 =よみうりランド(撮影・春名中)【拡大】
30日の中日戦(東京ドーム)で1軍に合流し、2日の阪神戦(同)で出場選手登録され、デビューする。打順は5番か6番が有力で、「左翼にも結構大きな当たりを打っていた。(望むのは)打点だね」と話した原監督は、「サンドバルに雰囲気が似ているね」と2012年のワールドシリーズMVP(当時ジャイアンツ、現レッドソックス)の「カンフー・パンダ」を引き合いに出した。25試合を終えてチーム合計9本塁打と迫力不足の打線に、頼れる大砲の合流が待たれる。 (谷川直之)
パブロ・サンドバル
ベネズエラ出身で28歳のレッドソックスの内野手。1メートル80、116キロのずんぐりした体形ながら三塁手だけでなく、一塁手、捕手もこなす。2003年にジャイアンツと契約し、08年にメジャーデビュー。12年にはワールドシリーズMVP。昨オフ、5年総額約1億ドル(約119億円)でレッドソックスと契約した。愛称は「カンフー・パンダ」。メジャー通算成績は886試合に出場して打率.294、107本塁打、470打点(現地26日現在)。右投げ両打ち。背番号48。
(紙面から)