「さらば あぶない刑事」ロケ取材。左から仲村トオル、柴田恭兵、舘ひろし、浅野温子【拡大】
10年ぶりに“あぶデカ”が帰ってきた!
会見前に公開された警察署の撮影場面には、スタイリッシュなスーツで決めた舘演じるタカと柴田ふんするユージに加え、浅野温子(54)演じる悪友カオル、仲村トオル(49)演じる後輩刑事トオルが勢ぞろい。アドリブ連発のコミカルな芝居は、シリーズ開始から30年目を迎えても色あせていなかった。
1986年10月に日本テレビ系でスタートした同シリーズ。2005年公開の映画「まだまだあぶない刑事」以来、10年ぶりの復活だ。
会見でも劇中同様に軽妙トークがさく裂。舘が「そろそろみんな死んじゃうから、遺影代わりに撮っておこうと思って」とジョークを飛ばすと、柴田は「舘さんがセリフを間違えなくなったのはすごい進歩。前は犯人が誰か分からず演じていた」と笑わせた。浅野は金髪ウィッグの衣装で、報道陣に米歌手のレディー・ガガ(29)に似ていると言われて「レディー・ガガより勝っているだろ!」とニンマリ。
同作では定年間近のタカとユージが最後の事件に挑み、生き残って退職できるか殉職するのか、スリリングな展開となる。これが完結編とされているが、舘は「“さらば”と言ったって、そんなものは何とでもなる。『あぶない刑事』なんだから」と言い放った。