枝野氏「ニコニコ超会議」でスベった…額に「＃edano―nero」

仮面女子のパフォーマンス中に笑みを浮かべる民主党の枝野幸男幹事長 Photo By スポニチ

　民主党の枝野幸男幹事長が２６日、千葉・幕張メッセで行われたニコニコ動画の祭典「ニコニコ超会議２０１５」を訪れ、若者へアピールを図った。

　アイドルオタクを自任する枝野氏は、昨年の衆院選でエールを送ってくれたアイドルグループ「仮面女子」のプロレスイベントを観戦。ニコニコ動画のマスコットキャラクターのカチューシャをかぶり、左頬にキャラクターのペイントという怪しい風貌。額には「＃ｅｄａｎｏ―ｎｅｒｏ」との文字。東日本大震災発生時、官房長官として不眠不休で働く姿からネット上で「枝野寝ろ」と心配されたことから生まれたネットスラングだが、来場者の反応はいまひとつ。体を張ったアピールは空回りに終わった。

　民主党は今回、政党では唯一、ブースを出展。そのブースで岡田克也代表は、１８歳選挙権をにらみ学生起業家と真剣討論。

　若者が政治家に親近感を持つための手段について、女子高生実業家の椎木里佳さん（１７）が「スマホを使ってツイッターに自撮りの写真をアップしてみればいいと思う」と助言。ところが、ガラケー派の岡田氏は、自分で自分を撮影する「自撮り」の意味が分からず、話題をスルー。聴衆からは失笑が漏れた。

　また枝野氏の格好について「僕は枝野さんみたいな芸当はできない」と話し、“堅物”の顔をのぞかせた。