新潟空港のオーバーラン 大韓航空操縦士に資格停止処分
【世宗聯合ニュース】2013年8月に発生した大韓航空機が新潟空港で滑走路をオーバーランした事故で、韓国国土交通部は27日、事故機の操縦士に資格停止30日、大韓航空に課徴金1000万ウォン(約110万円)を科す処分を通知した。
日本の運輸安全委員会は、事故当時、機長が滑走路端を示す灯火をストッパー・ライトと間違え十分に減速しなかったことが事故の主な原因との見方を示した。
国土交通部は24日に行政処分審議委員会を開き、「操縦士の誤りで事故機が滑走路をはみ出た」として、操縦士と大韓航空に対する処罰を決定した。
同部関係者によると、操縦士は地上滑走安全速度順守の義務に反したため運航規定違反に当たる。運航規定に違反した場合は操縦士と航空会社を処罰するよう定められている。