アンネゆかりの独収容所で式典 「犠牲者思い続ける」【ベルリン共同】第2次大戦中のナチス・ドイツのベルゲン・ベルゼン強制収容所が英軍に解放されてから70年を迎えたことを記念し、収容所跡で26日、ドイツのガウク大統領や元収容者など計約千人が参加して追悼式典が行われた。 ガウク氏は演説で「(ナチスの)犯罪を否定したり矮小化したりせず、犠牲者を思い続ける」と決意を述べた。同収容所は「アンネの日記」作者のユダヤ人少女アンネ・フランクが命を落としたことで知られる。 ガウク氏は「やせ細った遺体が重なり合う、想像を絶する光景が70年前に世界を駆け巡った」と解放時の収容所を振り返った。 【共同通信】
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