武蔵元乗組員らが洋上慰霊祭 フィリピン中部【カティクラン共同】フィリピン中部シブヤン海に沈んだ旧日本海軍の戦艦「武蔵」とみられる船体が発見されたことを受け、元乗組員3人と遺族ら計約40人が26日、船でシブヤン海に向かい、洋上慰霊祭を営んだ。元乗組員は戦友と「再会」し、70年余り前に思いをはせた。 武蔵は太平洋戦争中の1944年10月、フィリピンのレイテ沖海戦で沈没。乗員約2400人のうち千人余りが戦死したとされる。船体は米国の資産家らの調査チームが、水深千メートルの海底で発見し、ことし3月に映像を公開。 遺族らは、亡くなった家族が好きだった菓子や酒を海に流し、冥福を祈った。 【共同通信】
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