アニメ ベイビーステップ2(4)「シンプルで覚醒」 2015.04.26


カープファンのみなさんまっててくださいね!イエーイ!・「カープカープカープ広島」ゴー!ゴー!・「広島カープ」
(ふたり)ワンダホー!
(アレックス)うっ!
(丸尾栄一郎)あっ!あっ!
(ケビン)アウト!ファーストセットウォンバイマルオカウント6−2。
(平)信じらんねえ!マルオがセット取ったぜ!心の声ここからが…。
心の声
(アレックス)ここからが本当の勝負!
(オープニングテーマ)
(ケビン)セカンドセット。
心の声プレースタイルが変わったんだ。
データを当てにせず9種類のサーブに対応しないと…。
心の声トスはスピンっぽい。
得意なショットで来るか?かわしてくるか?はっ!くっ!
(ケビン)15−0。
心の声正面にスピン!球威は変わってないのに他の選択肢をケアする分どうしても一歩遅れる。
何かないかこの選択肢を少しでも減らす方法は…。
(アレックス)はっ!はっ!心の声センターにスピン!って事は前に出てくるのか!?うっ!
(ケビン)30−0。
心の声ダメだ。
分かっててもサーブで一歩遅れる分リターンが甘くなる。
はっ!あっ!
(ケビン)40−0。
心の声得意なワイドにスライスで来た!落ち着け…。
相手サーブはこっちが不利。
少しは山を掛けていくしかない。
一番強烈なワイドのフラットを意識しておけばいざ違っても対応できるかもしれない。
はっ!心の声ワイドにスライス!バックで攻めてくる!ストレートか?クロスか!?
(アレックス)うっ!心の声ついにバックハンドが入ってきた!
(ケビン)ゲームアレックス1−0。
心の声だけどアレックスは慣れないテニスをしている。
入り始めたとはいえ…バックへの攻めは変えるべきじゃない。
(マーシャ)ん?お兄ちゃんとエイチロ?ねえアツシ今スコアいくつ?ファーストセットはマルオが取って今セカンドの3−3。
何でお兄ちゃんが負けてんのよ!?
(平)バックハンドのミスが多かったんだよ。
でもセカンドに入ってバックが入り始めてからはアレックスが有利だよ。
マルオは必死にキープしてるけどアレックスは圧倒してキープしてる。
(ケビン)ゲームアレックス4−3。
はぁ。
心の声アレックスは絶対ここでブレークを狙ってくる。
でもこっちだってバックハンドの特徴はつかんだ!クロスの時は構えが早いんだ。
構えが遅い時はストレート。
これを使ってキープすれば状況は変わる!
(ケビン)タイム。
お兄ちゃん?心の声
(マーシャ)…笑ってる。
心の声サーブは徹底的にバックサイドへ!うっ!う!心の声これも更にバックへ!決め球ぐらいの球威で徹底的にバック!そうすればアレックスの立ち位置はだんだんバック寄りになっていく。
中央から1メートル以上バック側に寄ったら…フォアに強打!得意なフォアだって走らせて打たせれば強打にならない。
それをまたバックへ!アレックスのバックは安定感も球威も増している。
俺が後ろから決定打が打てないのなら…前へ!構えが早ければクロス!遅ければストレート!さあ来い!どっちだ!心の声え!?うっ!
(ケビン)0−15。
心の声回り込んでフォア…。
ここでこのタイミングで…。
心の声
(アレックス)これだ!攻撃的なバックが俺のフォアを生かす。
心の声でもバックハンドならコースは読める。
バックを攻めてチャンスを見つけるしかない!構えが遅いならストレート!読めてもきつい。
心の声
(アレックス)バックハンドが良くなればフォアだけで強引にねじ伏せていたこれまでの自分を超えられる!うっ!
(ケビン)0−30。
すごい!お兄ちゃんグッショーッ!少しでも甘いと強烈なフォアで決めてくるな。
心の声やっぱり最後は得意のフォアで勝負してくるつもりだったんだ。
頑固だ。
だったらその前のバックも簡単には打たせないように…。
うっ!んっ!心の声もっと厳しく!
(ケビン)アウト0−40。
心の声まずいブレークポイント…。
いや弱気になるな。
フォアを警戒しながら甘くならないようにバックへ。
うっ!あっ!?はっ!あっ!心の声やられた…。
リターンからフォアに回り込むなんて…。
(ケビン)ゲームアレックス5−3。
さすがだな。
(クリシュナ)バック狙いになってるサーブを読んでいたとはいえいつも以上のフォアだったね。
うん。
いけそう。
心の声
(アレックス)こういう感じ久しぶりだな。
心の声ブレークされた。
このゲームをブレークし返さなきゃセットを取られる。
どうする?守りを固めるだけじゃダメだ。
でもどうやって攻める?マルオ構えてる?えっ!?あはい!心の声…何も思いつかない!だったら…むしろ戦略はシンプルにフォアを簡単に打たせない。
それだけ!データのアレックスより目の前のアレックス!よく見て出たとこ勝負!
(アレックス)うっ!うっ!心の声ストレートだ。
これを…クロス!入った。
でも返ってくる!このボールを…どこに打つかは…打つ瞬間に決める!心の声
(アレックス)深い…。
あっ!前に出たぞ。
いいね。
心の声あれ!?はっ!
(ケビン)0−15。
チッ。
心の声
(アレックス)少し球威も増したのか?心の声何でだ!?何で今俺は前に出たんだ?はっ!心の声きつい。
でも前のゲームより確実に返ってる!なあラリーのレベル上がってねえか?うん。
確かに。
なっ!うっ!心の声何だろうこれ!?心の声考えるより先に身体が反応する感じ。
あ…!0−30。
心の声最高のボールが理想のコースに行った。
追い込まれてあそこに打つと決めたのも打つ瞬間だったのに。
今までやってきたコントロールの練習がこの試合で一番うまく実践できた。
これが偶然じゃないなら頭を使わなかった分身体が動いたって事?今のショートクロスは確実にベストの選択だった。
俺の身体が…本能が思った以上に正確に判断してるって事?今は頭で考えるより身体が判断する方に任せてみた方がいいかもしれない。
とにかくもう一回やってみよう。
心の声
(アレックス)…マルオの動きが変わった?心の声頭を使うのはここまで。
プレーに入ったら無心!はっ!
(ケビン)15−30。
心の声違う違う!本当に頭を空にしてどうする!もっとこう相手とコート全体を見て目の前のアレックスを意識。
過去のデータは本能が瞬間的に処理してくれる事を信じて…はっ!ボールに集中!ハッ!んっ!あっ!
(ケビン)30−30。
よし!サーブもボレーも完璧。
心の声やられた。
でも悪くない。
心の声
(アレックス)このセットに入って初めてサーブをまともに返してきた。
やっぱりこのゲームから何かが変わった。
心の声いけるかもしれない!心の声
(アレックス)ゲームカウントは5−3とリードしているがここを落としたら危ない。
直感的に分かる。
この感覚は1試合1試合に生活がかかるプロになって養われたもの。
俺にあってマルオにないもの!はっ!くっ!
(ケビン)40−30。
(ペドロ)こういうところで入れてくるのはさすがプロだな。
心の声反応はできてる。
なんとかサーブさえうまく返せれば…。
考えるのはここまで。
あとはアレックスとコート全体を意識して瞬間的な本能の判断に任せる。
今までやってきた自分を信じて!はっ!うっ!心の声
(アレックス)会心のサーブを完璧に!
(アレックス)んっ!はっ!すげえコース!心の声
(アレックス)俺のバックはもう武器なんだよ!心の声ストレート!うっ!くっ!セカンドセットウォンバイアレックスカウント6−3。
Yes!心の声分かってたのに取れなかった。
すごい…俺はすごい人を相手にすごい試合をしてる!心の声
(アレックス)マルオは大きな夢を持てない自信のないタイプかと思ったがそうじゃない。
小さくとも無数にある夢を一つずつ確実に叶えていくタイプの奴なんだ。
一つ一つは小さくても無数に叶えればそれはいつの間にか大きくなる。
先の事よりまず目の前の1ポイントに勝つ事を優先する。
これはプロの発想。
そうやってたった1年半でここまで来たというならプロとして負ける訳にはいかない。
(飲む音)ぷはっ。
心の声やれてる。
プロを相手に勝負できてる!勝てる可能性は十分にある!タイム。
(ケビン)ファイナルセット。
心の声バックハンドは読めても取れないボールが来る。
あからさまに狙い続けるのはもう危険…。
ならどうする…?考えるのはここまであとは相手の出方しだい。
自分を信じて…本能に任せる!心の声
(アレックス)ここからは俺が確実に勝るパワーで勝負!心の声強引に前!重い!でもなんとか沈んだ!どこを狙う?上?右?左?心の声
(アレックス)リターンゲームはリスク覚悟!どう来る!心の声どこに打つかは相手を見て…。
うっ!よし!
(ケビン)15−0。
心の声
(アレックス)読みきれない…。
心の声今みたいにできれば絶対に読まれない。
俺自身ぎりぎりまで分からないんだ。
威力はねえけど決まるコースに行くな。
あれ狙ってんのか?多分そうなんじゃない。
心の声強引に前に出てくるパターンはポイントできる。
よ〜しだんだん分かってきたぞ。
ポイント間でひたすら理性的に考えている事を本能はちゃんと聞いてくれているんだ。
プレー中身体を動かす時のために。
頼むぞ本能!はっ!
(ラリーの音)
(ケビン)ゲームマルオ3−2。
(池)フッ…。
(池)じゃあまたな丸尾君。
くっ…。
(ケビン)ゲームアレックス4−4。
マルオはコントロールでアレックスは強力なサーブとストロークでお互いに対抗しているな。
どちらもブレークできないね。
うっ!
(ケビン)ゲームアレックス6−6。
ついにタイブレークか。
エイチロがこんなに強くなってるなんて。
心の声威力が衰えないどころか増してきてる…。
いや弱気になるな。
ここからだ。
7ポイント先取しないと。
うっ!
(ケビン)1−0マルオ。
1−1。
2−1アレックス。
3−2マルオ。
どっちもサーブはキープしてんな。
(ケビン)5−5。
はっ!あ!はっ!あっ!
(ケビン)6−5アレックス。
来た!ついにアレックスのマッチポイント!でもマルオが次のサーブを2ポイントキープすれば逆にマッチポイントを握る。
状況は全くのタイだよ。
2人とも体力的にかなりきつくなっているこの状況でマルオはどこまで冷静にコントロールできるか。
アレックスはとことんパワーで押し切れるか。
最後はもう精神力の勝負だよ。
心の声ここまで来て負けてたまるか!心の声
(アレックス)ここで終わらせる!来い!うっ!えっ!フォア側に遅い球!?くっ!心の声タイミング外した!行ける!うっ!うおっ!すげえコントロール!
(ケビン)6−6。
心の声よし!
(ペドロ)マッチポイントをしのいだ!
(クリストファー)まだ続くのか!アレックスはマルオの速いサーブをフォアで一撃で決めるつもりだった。
そのフォアにあえて遅いスライスでタイミングを外したのか。
(クリシュナ)勝負どころでテンションを上げてくるアレックスの盲点を突いたんだ。
マルオはこの状況で見た目以上に冷静な判断をしている。
心の声今までで最高のテニスができてる。
今勝たなきゃいつ勝つんだ!ファイナルセットタイブレークの6−6。
ここから先は2ポイント差をつけた方が勝ち。
プロだって緊張する場面だぜ。
マルオは平気か?うっ!くっ!今度は速いサーブ!アレックスがタイミングを外された!ハッ!
(ケビン)7−6マルオ。
今度はマルオのマッチポイント!お兄ちゃん…。
心の声次取れば勝てる!
(スパークする音)心の声…え!?いたっ!心の声うそ…まさか…?つった!ここまで来て足がつるだなんて!アレックスと互角に戦ってきたつもりでも身体は無理をしてたって事?い痛い…。
でもコーチに言ったら試合は絶対中止にさせられる。
マッチポイントで終わりなんて冗談じゃない!どうする?動いたらすぐばれる。
って事は始まった瞬間に決めるしかない。
つまりリターンエース!めちゃくちゃ痛いけど一瞬だけ我慢して思いっきりふんばって一撃で決める!多分センター!来たっ!頼むからこれで。
はあっ!心の声決まってくれっ!あ!
(平)フレームに当てた!返るぞ!あれ?マルオの動きがおかしい!?う〜〜!
(アレックス)あ!?
(ケビン)あ!ん…!ふん!心の声もうほぼ勝ち目なし。
でも1パーセントでも可能性が高い前へ!心の声
(アレックス)足を痛めてギャンブルに出たか。
なら!あっ!くっ!ぐっ!く〜!くっ!くぅ〜!く〜っ!
(ボールが落ちる音)
(2人)あ…!あ…!あ…あ…!心の声…アウト!?って事は…俺の勝ち…。
バカ野郎!うわ〜っ!?あの大丈夫です。
つっただけですから。
(ケビン)勝手な事を言うな!その判断はコーチの俺がする!ははい。
目標があるなら今後こういう無理はするんじゃない。
目標…。
心の声…全日本ジュニア…。
すみません。
アツシ。
マルオを医務室へ。
…あっ!?アレックス…。
俺がこんなアマチュアに負けるとはね。
すすみません。
あの最後は本当マグレで。
でも負けるのもこの試合を途中でやめるのも絶対嫌だったから。
マルオ俺はこの試合でえ…?キミに教わった。
過去を振り返る事の大切さを。
え?今の自分を変えるには過去の自分と向き合う事も必要なんだ。
俺は今日更に一歩前に進めたよ。
ただ…こういう試合はもっと観客がいる場所でやんないとな。
あ…うん。
(ケビン)ゲームセットアンドウォンバイマルオ。
心の声俺は…勝ったんだ。
プロのアレックスに…。
え〜皆さん2週間どうもありがとうございました。
特にアツシさんにはいろいろとお世話になりました。
(平)気にすんなよ。
またこっち来る時は声かけてくれよな。
マルオに会えて本当によかった。
いろいろ面白かったし楽しかったよ。
ん?ねアレックス。
最後はロブじゃなくてサイドなら決まってたのか?
(平)今更きのうの負けがジワジワ来てんだよ。
きのうの爽やかさは何だったんだ?
(アレックス)それは置いといて。
んっ!?あれは一生忘れられない最高の試合だったよ。
いつかきっと公式戦でリベンジしたいと思ってる。
あ…アレックス…。
マーシャにもいろいろ助けられたね。
ありがとうマーシャ。
あんたがお兄ちゃんに勝つなんて思ってもみなかったわ。
え?でも勝ったからにはちゃんとプロになりなさいよね。
私もなるから!心の声お応援してくれてるんだよな。
あありがとうマーシャ。
フン!あ…。
マイク。
池君どこか知りませんか?たくさん試合できたのは池君のおかげだしひと言お礼が言いたいんですけど。
(マイク)彼は試合できのうから出かけてる。
そういえばソージからキミに伝言があったよ。
「お礼ならナツに言ってくれ」だって。
何でなっちゃんなんですか?さあ。
オーケー押すだけね。
みんな一緒に写真お願いします。
じゃあ撮るよ〜。
(シャッター音)それじゃあバイバイみんな。
また会おうね。
頑張れよ〜。
気をつけてね。
またな〜。
…またね。
うぅ…。
アッハハ…!
(飛行機の音)心の声充実した2週間だったな。
池君とも試合できたし最初ボロ負けしたアレックスにもなんとか最終日で勝てた。
2週間分のデータがあったうえに驚くほどうまく理性と本能がかみ合った。
あんな状態にもう一度なれって言われても難しいくらいに。
奇跡みたいな勝利だったけどとにかく勝ったんだ。
この勝利を次につなげなきゃ。
ん?何だこれ。
心の声いつの間に…。
「次はガールフレンドと一緒に来い…ペドロ」。
「ウィンブルドンで会おう。
ロビー」。
「1勝1敗次で決着をつける!」。
アツシさんか。
「もう負けない」。
これはクリストファーだ。
「日本に行ったらよろしく。
クリシュナ」。
「早くプロになりなさい。
マーシャ」。
アレックスのは…?「Babysteps」?赤ちゃんの歩み?よちよち歩きって事?「それが大きなストライドになる」?小さい一歩の積み重ねがいつか大きな進歩になるって感じか。
俺としては最初から大きなストライドで行きたいんだけど…。
そういえばマーシャにも初日にそんな事言われたっけ…。
あぁぁ〜!心の声でも大丈夫。
テニスを続けていれば…。
だからみんな頑張れ。
俺も頑張るから。
頑張ってればきっと会える。
(飛行機の音)2015/04/26(日) 17:30〜17:55
NHKEテレ1大阪
アニメ ベイビーステップ2(4)「シンプルで覚醒」[字][デ]

ふとしたきっかけでテニスに目覚めた主人公・栄一郎が、プロのテニスプレーヤーを目指し、夢に向かい努力を重ねて成長していく姿を描いたスポーツアニメ。

詳細情報
番組内容
栄一郎(えいいちろう)対アレックスの試合。ノートを取りながら試合をする栄一郎のスタイルに脅威を感じるアレックス。しかし、データで攻める栄一郎にアレックスは冷静に対処し、プレースタイルを変えるという方法で攻め立てる。これまでのデータが使えなくなり、考えるより目の前のアレックスに集中する栄一郎。本能に任せることで自然と身体が反応する事に気がつき始めた栄一郎は、次第に動きがよくなっていく。
出演者
【声】村田太志,寿美菜子,浪川大輔,寺島拓篤,下野紘,瀬戸麻沙美,細谷佳正,神谷浩史,潘めぐみ
原作・脚本
【原作】勝木光,【脚本】千葉克彦,武上純希,高橋ナツコ,吉田伸

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0x0808)
EventID:22010(0x55FA)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: