まいにちスクスク 親子でがんばる運動会(1)「運動会で力を発揮するには」 2015.04.27


小さいうちからできる事あるんでしょうか?順天堂大学の柳谷登志雄さんに教えてもらいます。
先生は3人の子どものパパ。
スポーツ選手の体の分析や研究をはじめ子どもの運動靴の開発や陸上指導なども行っています。
今日は子どもが…挑戦するのは3組の親子。
子どもには最初から「がんばれ!」と言わない事。
これが運動会で活躍する秘けつです。
上手に走るためには体の力を抜く事。
「がんばれ!」って言われると上半身特に肩に力が入り過ぎてしまいます。
そうするとスムーズに走る事ができなくなってしまいます。
力が入ると体が硬くなり余計なエネルギーが使われてしまい動作が遅くなってしまうのです。
上半身の力を抜いて走るための練習をしましょう!力がこう入ってしまうので1回肩を上げて落とすとリラックスして肩振れるんですね。
ウーッと上げて抜いてはいこの状態ではい腕振って。
そうで〜す。
上手上手。
肩に力を入れてストンと下ろします。
このリラックスした状態でひじを曲げて腕を振り子のように前後に振ります。
大人が後ろに立って手を添えひじを当てるようにするとイメージがつかみやすくなります。
足を前後に開いて前足に体重をかけ走っている姿勢に近づけます。
力を抜いて左右ではなく前後にスムーズに振れるようになればOK。
小さなおもり栄養ドリンクの空き瓶を使ってみましょう。
強く持たずに軽く握って振ると肩の余計な力が抜けて腕振りが安定します。
…678910。
オッケー!上手に力を抜く事ができたらステップアップ。
家でできる練習をしてみましょう。
チョコチョコ走る小さい子は体を持ち上げる筋力がありません。
それで歩幅も小さいのです。
股関節が使えるようになるとしっかり走れるようになりますよ。
股関節から足を動かす練習です。
割り箸などの棒を足の大きさの2倍くらいの間隔に置きます。
最初は歩いて12…。
1マスで1歩ずつ。
ラインを足でまたいで進みます。
しっかり足を上げないと棒に当たってしまいます。
リズムよく少しずつ速くしましょう。
そうそうそうそう。
うまいじゃん。
イエーイ!できるようになったらラップの箱など少し高さのあるものにしてみましょう。
箱をまたぐ分股関節を使って足を上げられるようになります。
オッケー!その足の動きをキープして徐々に速く走り抜けるようにしましょう。
走る子どもを動画で撮ってみて一緒に見直すのもいいですね。
できない事をチェックするのではなく上手にできるようになっている事を褒めてあげましょう。
多少気になる走り方であってもお子さんがリラックスして走っているのであればあまり多く言い過ぎない事が大事です。
はい。
いろいろと言われ過ぎるとかえって力が入ってしまいリラックスできなくなってしまいます。
「がんばれ!」と言わない代わりに運動会前どんな言葉をかければいいのでしょう?「楽しんできなさい」という言葉をかけてあげるのがいいんじゃないかなって思います。
「がんばれ」っていう言葉が駄目っていうわけではなくて「がんばれ」っていう言葉の効果が高いのはゴールの直前の所で疲れて苦しくてやめたくなっちゃった時そんな時にお父さんお母さんから「がんばれ」っていう声をかけてもらうととっても効果的だと思います。
本番で力を発揮するには楽しむ事。
家族みんなでリラックスして臨みましょう!2015/04/27(月) 19:55〜20:00
NHKEテレ1大阪
まいにちスクスク 親子でがんばる運動会(1)「運動会で力を発揮するには」[字]

運動会シーズン、パパママも一緒に運動会で頑張りたい!子どもが力を発揮するコツ、親子で一緒に楽しく練習できる方法を、専門家に教えてもらいます。

詳細情報
番組内容
【講師】順天堂大学スポーツ健康科学部准教授…柳谷登志雄,【語り】大山尚雄
出演者
【講師】順天堂大学スポーツ健康科学部准教授…柳谷登志雄,【語り】大山尚雄

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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